お母さん、僕はマレーシアに帰りたい。
今、タイ側のフェリー降り場についたけど!!!!
くそ早速やられた!!!!!!
フェリーターミナルで出国審査を待っているとどこに行くんだい?と馴れ馴れしく話しかけてくる斉藤和義似の男。
クラビだよ、と言うと、「オッケー、バンが2時の出発であるから急げば間に合うよ!!」と。
とりあえず値段だけ見せて、と言うと、600バーツ、約2000円と言われる。
特に下調べしてなかったのでこれがふっかけられているのか、良心的な価格なのか分からない。
バスで5時間くらい走る場所なので、日本なら格安なんだけれど、タイの物価ならどうなんや?高いだろ!?と疑って、
周りの警備員や両替所のおっさんに、バスで行くと普通いくらくらいなの?と聞くけど、だれも英語しゃべれねぇ!!!!!
つい一時間前いたマレーシアでは「ハウマッチ?」ぐらいおじいちゃんおばあちゃんでも理解してくれたのに!!
看板に目をやるも、タイ語ばっかでわけわかんねぇ!!!VIP、としか英語がねぇ!!!!
もうこの時点でマレーシアに帰りたくなっている。
斉藤和義曰く、
「バンもバスも大して変わらないくらいの値段だよ!」
「今からバスを待つと午後8時の出発しかないから、つくのが深夜になるぞ!」
「僕は君に一般的な値段で最も速くクラビに行く方法を教えてあげたいだけなんだ!!」
と言う。
確かに、深夜に全然知らない街に到着する恐怖ったらないのだ(前、インドで泣きそうになった)。
「本当にこれは一般的な値段なんだね?僕は君を信じていいんだね?」
と聞くと、
「当たり前だ。タイの人たちは人を騙したりなんかしない!」
「さぁ時間がない!急ごう!!」
もう信じるしかないということで、支払いをして和義の子分的なやつのバイクの後ろに乗せられて10分、バス停に着いたかと思うと、じゃあな!とそそくさと帰っていく子分。
おやや??とか思ってふとバス停の値段表を見てみると、案の定、、、サトゥーン to プーケット 342バーツ(1000円)!!!!
プーケットへ行く道中に、目的地のクラビはあるので、600バーツったらほぼ倍の値段だ!!!!!!!!!
600バーツあったら、たとえ明日の朝のバスを予約したとしてサトゥーンの街を散策して一泊したとしてもお釣りがくるぐらいじゃねぇーか!!!!!??
第一本当にバスが夜の便しかないのかも疑わしい!!!!
あの野郎、、、何がタイ人は人を騙したりしないだ、、!!!
あいつのせいでコーヒー買った売店のおばちゃんの返すお釣りの金額ですら疑わしく思ってちまちまカウントする悲しい俺。
あああ!!!!
もう「歌うたいのバラッド」は一生歌わん!!!!「歩いて帰ろう」もだ!!!!うそ!!ごめんやっぱ好きだから歌わせて!!!!
たぶん、マレーシアがあまりにも平和すぎて、こういうクレイジーでハングリーな東南アジアをおれは忘れてしまっていた!!
インドであれだけ肝に命じていた、「アジアで、向こうからやってくる客引きにロクなやつはいない」という悲しい常識を、悪い人なんて一人もいない楽園マレーシアで、
「あれ、以外にアジアも平和なもんだな。みんないい人、アイトラストエブリバディ!!」
と悪い意味で意識改革させられていたのだ。
悪質な客引き!言葉の通じない環境!変な形の汚いトイレ!!フェリーで一時間乗っただけなのに、マレーシアとタイでは異国間ギャップがありすぎるけど!!
かかってこいだタイ!!
そんなのにおいら負けずに楽しんでやるっタイ!!!
ちなみにこれが噂の変な形のトイレ。見ろよ、水を流すレバーが無いんだぜ?おかしいだろ?
バンに乗る前にトイレ行ったけど便器見てひるんでしまったので、今超絶う○ち我慢中!!
あぁ、マレーシア帰りたい。。
そんなところです!!
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