【ニーハオは厳禁!お金の話大好き!】香港人の特徴や話すときに気をつけるべきこと12選の話。
ネイホウ!ぼっちシンガーです。
20代で路上ライブ世界一周、30代は東京で働きつつ音楽活動!
旅と音楽、香港人妻氏との日常などを鼻息荒く語るだけのブログだよ!
元香港代表選手が、香川に、きたぁぁぁぁぁぁぁーーーーーー!!!!!
いきなりなんのこっちゃですが、先日、僕が応援する地元のサッカーチーム『カマタマーレ讃岐』に、
香港代表として活躍した経歴を持つ香港人ストライカー、アオ・チョン選手の加入が発表されたのだっ!!
アオ チョン選手 新加入のお知らせ
— カマタマーレ讃岐 (@kamatama_kouhou) August 2, 2024
🟦🟦WELCOME TO SANUKI🟨🟦
🗣️「カマタマーレ讃岐に加入できることをとても嬉しく思います…#アオチョン#カマタマーレ讃岐
コメント全文・選手詳細⏬https://t.co/14N1p9kNff pic.twitter.com/QlXLDZXFe9
くっ…!!妻氏が香港人で香港に精通する僕としては、推さざるを得ない…!!!
香港はイギリス統治下であった影響からサッカーがめちゃくちゃ人気のスポーツで、日本のJリーグも人気が高い。
妻氏いわく、『高松空港は香港との直行便があるし、アオチョン選手の応援がてら香川に観光に来る人も増えるんちゃうか?』とのことだ!
なるほど…そうなると心配されるのが、『香港人』という特異なアイデンティティを持つ人々が、
我が地元・香川の人たちに理解され、受け入れられるのだろうか?ということだ・・・!
両者のコミュニケーションを円滑にさせることこそ、香港と香川を繋ぐ架け橋、そう、おれの役目…!!(自意識過剰)
くっ…!!しかたがねぇ…!!
地元香川の未来のため、そして急増するインバウンド需要に対応するみなさんのために!
香港人の妻を持ち、多くの香港人と長年接してきた僕の経験足から導き出した香港人の特徴を、ここに記しておこう!!
もくじ
香港人の特徴や話すときに気をつけるべきこと12選
香港は、中国南東部の九龍半島とその周辺の島々からなる特別行政地区!
東京、ロンドン、ニューヨークと並んで世界有数の金融都市といわれている。
大都会である香港には、日本最小の香川県に淡路島の面積を足したくらいしかない小さな面積に、750万人もの人たちが住んでいて、その人口密度と土地代は世界最高レベル!
世界外国人滞在費ランキングでは、香港が3年連続で世界一位を記録するなど、その物価の高さも有名である…!
そのぶん平均年収800万円で世界15位(日本27位)、一人当たりGDPは22位(日本34位)と、アジアではシンガポールに次ぐ裕福な人たちが住む地域でもある。
また彼らは、長いイギリス統治時代の経歴や独自の言語・文化から、自分たちのことを中国人でもイギリス人でもなく、『香港人』である!というアイデンティティを持って生きている。
そんな彼らはいったいどんな人たちなのか!?
そして、日本に遊びに来てくれる香港人たちと接する際に、注意することはあるのだろうか!?
典型的な香港人の特徴とその接し方マニュアルを12選、ここに紹介しよう!!!
香港人への挨拶に「ニーハオ」!は厳禁!広東語に敬意を!
まず、出会って一番最初の挨拶が肝心!!
みなさま、お願いだから香港人に『ニーハオ!』って言わないであげてっ!!!涙
香港人への挨拶は『ネイホウ!』、
ありがとう!はシェイシェイじゃなく『ドージェ!』、または『ンゴーイ!』と言ってあげて!!
そう、香港人の話す言語は中国語ではなく、『広東語(カントン語)』という言語なのだ!
まぁ広東語も中国語の方言の一種であるとも言えるが、その言葉は上記の通りマジで日本語と韓国語くらい違うのだ!
また、文字も中国では簡体字(かんたいじ)という漢字が使われるのに対して、
香港や台湾では『繁体字(はんたいじ)』が使われる。
香港人たちは長年この広東語文化を大切に守って来たのだが、近年は中国が推し進める同化政策で多くの学校が簡体字の教科書・中国語で授業を行うなど、広東語排除を推進している。
中国コントロール下の香港政府の日本語HPでも、「香港人の公用語は中国語だ」、と記載しており、
これらを見て香港人に『ニーハオ』と挨拶してしまう日本人も多いのかもしれない・・・。
こういった抑圧に対して、「中国語」や「簡体語」に嫌悪感を持っている香港人も多くて、
我々香川県民にわかりやすい例で説明すると、香港人に「ニーハオ!」と挨拶するのは、
「へ~丸亀市出身なの!?丸亀製麺おいしいよね~!」
って言われるのと同じ、民族のプライドを踏みにじられるような行為なのである!!(墳怒)
どうかどうか、香港人が守ってきた広東語の文化にリスペクトを証し、
香港人への挨拶は『ネイホウ!』と言ってあげてほしい!
※うどん県民の丸亀製麺嫌いの詳細はこの記事から
本音と建て前とか皆無!ちゃんと口に出して言え!
香港人妻氏を見ているとつくづく思う。
とにかく香港人は、言いたいことははっきり言う!
よく仕事でオペレーションに不信感があるときなんか『今日社長来たから直談判してきたったわ』とか言うてるし、
給料の交渉とかもずかずか聞いていく!もう、怖いくらいにずかずかと聞いていく(笑)
逆に言うと、香港人にはちゃんと言わなきゃ全く伝わらない!
たぶん京都で『ぶぶづけでもどうどすか?』って聞かれたら、ほんとにお茶漬け出てくるまで待ってるタイプ(笑)
日本人がよくやる、『本音と建て前』とか『察して文化』とか皆無なので、嫌なことは嫌!とはっきり言おう!
年功序列とか皆無!みんな友達感覚!
妻氏との結婚生活で一番文化の違いを感じたのは、香港人には年功序列がないってこと!
もちろん会社の上司部下、の感覚はあるんだけれど、そこに年齢による配慮みたいなものは微塵も存在しないのである!
それは義理の家族に対しても同様で、日本人なら、お嫁さんが旦那の実家に行くとなるとぺこぺこしては肩身の狭い思いをしなければならない、そんなイメージがあるが、
香港人妻氏の、わが実家家族に対する接し方はあくまで『友達』感覚!
ほんとに友達の家に遊びに行く感じで帰省しては、フランクに気遣いすることなく対等に接するのだ。
格式の高い家なら『失礼な嫁だ!』とか言われるのかもしれんが、うちの両親はほとんど帰っても来ない連絡もよこさない息子より、友達みたいに気軽に接してくれる妻氏の方がお気に入りみたいで、
よく妻氏だけで地元香川に帰ってはうちの両親と日帰り旅行などに出かけている…。
逆に「年齢が上だから敬え!」みたいな感覚は微塵もないので、体育会系な人たちや年配のみなさま、
失礼があっても文化の違いってことで多めに見てあげてください!(笑)
レディーファースト!というか女尊男卑…!
香港人に上下関係は存在しないと書いたが、ごめんやっぱ訂正だ!
香港に存在する上下関係、それは男女による格差だ!
そう、香港人は世界でも有数の『女性が強い文化』を持っている!
香港人女性にとって、男を支えて家を守る、みたいな感覚はマジで微塵もない。
女性もあたりまえに自立してキャリアを築いていき活躍する…
どころか、女性を立たせるために男どもは奴隷のように家事に従事する家庭も少なくない!(我が家のようにな…号泣)
日本だと田舎の古い家では、正月とかで親戚同士で集まった際は女性陣は料理にお酌にと働き、
男たちはどーんと座って酒飲んでるだけ、みたいな光景を未だに目にすることがあるが、
香港ではまじで真逆!!
妻氏の親戚周りで集まって会食する時なんかも、各家の奥さんが家長として代表して発言してて、
旦那さんは隣でお酌したり料理取り分けたりと奥様に尽くす!!とにかく尽くす!!(笑)
逆にそういうのが出来ない男は「マナーがなってない未熟な人」として見られるので注意が必要だ。
よく日本のホテルで、奥さんが一人でチェックインのやり取りしてて、旦那さんはデカい態度でソファに座って待ってるだけ、荷物も奥さんが持ってて旦那は手ぶら、みたいなご夫婦、たまに見ると思う。
年配の人らによくみられる光景で、旦那の威厳を保つために昔はそういうのが主流だったのかもしれんが、
香港人妻氏から見たら
「いい歳して受付も自分で出来ないなんて…そして奥さんに荷物持たせてる…ありえない…」
という感じで、威厳どころか「未熟で仕事のできない男」みたいに見られるみたいだ。
日本人男子のみんな!
香港人女性に「一歩引いて男を立てる」みたいなものを望むのは、間違ってもやるなよ!!
金持ちの概念が違う!タワマン在住メイドさん付は普通!
日本人だと『タワマン30階に住んでて家にメイドさんもいる』、なんて聞いたらとんでもねぇ金持ちじゃねぇか!と怒りに打ち震えるわけであるが、
香港人には、日本風の金持ちマウントは全く通用しない!
都心の超高層ビルのタワマン在住、家にメイドさん。
これらは香港人にとって、ごくごく当たり前の暮らしなのである!
逆に妻氏家族にわが実家を、
『田舎だから一軒家、庭だけは広くて田んぼに囲まれてて。車がないとどこにも行けないんですよ』
などと説明した際には、
『えぇぇぇ!!??実家一軒家なの!??しかも庭付き!!?畑もあるの!!?しかも車持ちって…ご実家は一体どんな大富豪なのよ!!!』
みたいな驚きぶりだった…!!
そう、香港では土地代が高く高層タワマンくらいしか居住スペースがないので、
逆に車庫付き一戸建て、庭で家庭菜園出来ちゃう、みたいな、
田舎出身者にとってはごくありふれた生活こそ、香港人にとっての最高にブルジョワな暮らしのようなのだ…!!
タワマンも、上階に行けば行くほど移動がめんどくさいから下層階の方が人気なんだって。
価値観違いすぎて、幸せって何なんやろか、とか思うよね…。
香港人はみんな日本大好き!もう、怖くなるくらいに・・・
こんな風に日本との比較を書くと、その違いすぎる性格に、
「香港人は日本人とは相いれないのではないか…?」
と心配になってくるわけだが、大丈夫!!どうかどうか安心してほしい!
少なくとも、日本は香港人に、まじでどうしようもなく愛されてるから!!もう、怖いくらいに(笑)!
いや、個人的にはあまりしたくないんですよ。他国に対して「この国は親日だ」とか言うの。
なんか上から目線で相手国を見てていやらしいし、リスペクトにかけている感じがするからね。
しかし、これまでいろんな国を見て来たけれど、
唯一香港だけは、世界最強の親日国であるといわざるを得ない!
こちらの記事によると、コロナ渦前の2019年の来日香港人観光客数は約230万人!
香港の人口は約750万人なので、全香港人の約3人に1人が日本に行った計算になる!
しかも、生涯でじゃないのよ!2019年の一年間だけで、なんですよ!
いやいやさすがにおかしいでしょ!!!
単純計算しちゃうと全香港人が3~4年に一度は必ず日本を訪れている計算とか、
そんなことありえますのん!!?(まぁ実際はヘビーリピーターがいるはずだからそうはならんけども)
この特異なデータに裏付けされるように、香港の街を歩けばマジでいたるところに日式○○ってお店や(日本風の~って意味)、
広東語、英語の次の第三言語なのでは!?ってくらいに街には日本語があふれているし、
マツキヨもドンキもスシローもサイゼもあって、街は日本企業だらけ!しかもたいがい行列で来てる!
若者たちには、日本が誇るアニメ文化のみならず、他アジア諸外国では完全にK-POPに駆逐されているジャニーズとかのアイドル文化やJ-POP文化、日本のドラマや映画もいまだに大人気!
妻氏の友達にもジャニオタ(現スマイルアップ)が二人もいて、ファンクラブ登録の日本の住所を貸してるから、我が家にSexsy Zone(現Timelesz)の特典がめちゃくちゃ届くんだよな…(笑)
まじで怖いくらいに「日本推し」な人が多い香港!
日本に来てくれている香港人にも自信を持って話しかければ、きっと仲良くなれるはず!
お金の話大好き!お得情報大好き!
アジアの中枢を担う金融都市・香港で生まれ育った人たちは、とにかく『お金儲け』が大好き!
投資やビジネスに対してすごく積極的で、お金を稼ぎ増やすことがDNAに刻み込まれている!
今回のアオチョン選手加入のニュースを伝えたときも、妻氏は、
『カマタマーレ讃岐はいますぐ香港からの観戦ツアーを手配するべきや!金になるぞ!』
とすぐビジネスに置き換えて盛り上がっていた。
日本だと職場で給料の交渉や、今どれくらい稼いでいるのか?なにが稼げるのか?みたいな生々しい話をするのははばかられる雰囲気があるが、香港人は全然抵抗なくそういう「お金の話」をしてくる。
もう完全に趣味の話してる感じで、ビットコインとか為替の話とか出てくるのだ…!
正月の挨拶とかでも、『今年は商売繁盛しますように~』とか定型文で言うし、
なんだか「儲かりまっか~」が挨拶の大阪の商人気質な、そんな文化がある。
また、香港人はお得情報にも目がなくて、コンビニのレシートについてくるコーヒーのクーポンとかは、使わないと気が済まない!
忘れて有効期限切れてしまってたりすると、大げさに悲鳴を上げ悲しみにくれたりする。
飲食店のクーポン使うためにわざわざ電車乗って食べに行ったりもするし、
節約のためにお得情報を集めているというより、お金をかけてでもお得な体験をしたい!というよくわからん執念を燃やしている感じだ(笑)
香港人インバウンドの集客には『日本らしい体験』を『お得情報』にからめて!
これが鉄則なのである!!
プライベートは時間にルーズ!でも仕事では日本人並みに社畜!
香港の友達と待ち合わせをすると、毎回、みんな絶対にちょこっと遅れてくる!
外国人は時間にルーズだとよく言われるけれど、これは香港人も例外ではないのである。
昔オーストラリアで英語の語学学校に通っていた時、世界各国の生徒たちとBBQをやったんだけれど。
2時集合で、日本人は1時50分に、韓国人は2時ちょうどに到着。
香港人と台湾人は2時15分に到着して、スペイン人は3時に、ブラジル人は5時に来た(笑)
インド人は行くといってたけど来なかった(笑)
ラテン系の人らほどではないんだけれど、比較的時間を守る人が多い東アジア圏の中では、
香港人は時間にルーズ、というかマイペースな人が多い印象だ。
かといって、これはプライベートの話。
仕事では、香港人は日本人ばりのまじめさを、いや、社畜ぶりを見せる!
2018年に香港を巨大台風が襲い、街の街路樹がなぎ倒されたり地下鉄が水没したりと大変な被害が出たことがあったのだが、
そんな大災害が起きた翌朝でも、香港人は時間通り会社へ向かう!
電車もバスも運休している中、木々がなぎ倒され荒れ果てたジャングルのようになった街をスーツ姿で歩いて出勤するサラリーマンたちの写真には、
日本からも「香港人、社畜すぎんだろ…」と心配の声が寄せられたりしていた(笑)
さすがビジネス都市、仕事第一の社畜根性がしみついていやがる・・・!!
仕事に対するストイックさという面では、日本人と馬が合う一面もあるのだ。
中国人扱いだけは絶対厳禁!台湾人扱いはまんざらでもない。
香港人には最も言ってはいけない最大のタブーがある・・・!
それは、
『香港って中国でしょ?』
である…!!!
まじで空気が一変する!一気に香港人、泣きそうな顔になってくる!
いや、確かにそうなんですよ。1997年のイギリス統治終了後、国際的には『香港は中国の一部』という位置づけにはなってるんですよ。
しかし、高度な自治権を約束され半分独立国みたいな形でイギリスから独立したにもかかわらず、その約束を破られて中国支配を強いられている現状や、前述の独自言語や文化の影響もあって、
香港に住む実に7割以上の人が『自身は香港人である』というアイデンティティを持っているのだ。
もちろん本土から香港に移民した中国人も多いので、その人たちは自身を『中国人だ』と名乗るわけだが、
生粋の香港人たち(特にネット環境の中で育ってきた若者たち)は、中国に対して嫌悪感を感じている人が多く、「香港は中国」と言われることに超絶な拒絶反応を示す人がめちゃくちゃ多い…。
妻氏も申請書類とかで自身の国籍に『中国香港』などと書かれていると、『中国』の文字に斜線を入れたりするほどだ。
このあたりはほぼ単一民族・統一国家の環境で育ってきた我々日本人には掴みづらい、かなりセンシティブな問題なので、
日本に来てる中国語っぽい言葉を話している外国人がいたとしても、容易に中国人認定するのはよした方がよいだろう。
「where are you from??」と聞いて、中国人なら「ニーハオ!」、香港人なら「ネイホウ!」、台湾人なら「リーホゥ!」と使い分けるべし!
ちなみにそんな香港人であるが、台湾人に間違えられるのはまんざらでもない。
『台湾じゃなくて香港だよ~//いやぁ台湾もいいところだけれどね~//』
などとへらへらしている。その差はなんやねん!!ややこしねん!笑
内容より結果だ!結論から話せ!
香港人はとにかく成果主義者のリアリストが多い!
まじで都市全体が巨大な会社みたいに、つねにビジネスのことを考えて回っているような場所なので、
香港人妻氏と暮らすと、プライベートでもちんたら家事をしていたら『仕事が遅い!』と叱られ、
ぐずぐず言い訳をしていたら『で?その結果どうなったんかを聞きたいんやこっちは』と怒鳴り散らされる!!(号泣)
結果はうまくいかなかったけれど必死にがんばった、とか同情を誘うようなことを伝えても効き目ゼロ!
『まず結論から話せ!』
で一蹴されるのである…っ!!!
ストレートに事実だけを伝え合うので、香港人同士だと話し合いの結論が出のがめちゃくちゃ早い。(しょっちゅうバトルにもなるけど)
反対に妻氏からしたら日本人は『気遣いとか礼儀作法とかどうでもいいことで時間かけて何も仕事が進まない』らしい…!
くっ・・・!!その優しさが日本人のいいところなんだっ!!
国際的サバイバルスキルが半端ない!気軽に海外移住しちゃう。
香港人は、世界最強レベルの国際競争力を持つ民族ではないかと思う!
母語である広東語のほかに英語と中国語を当たり前に使いこなし、国際感覚とビジネス感覚を小さいときから身に着けて育つ彼らは常に、
『自分たちはいざとなれば、世界中どこででも生きていけるのだ』
という自信と余裕に満ち溢れている!
海外移住のハードルも我々日本人とは比べ物にならないくらい低く、
妻氏の一族も日本・スウェーデン・カナダ・台湾と世界各国に移住していて、
旧正月の集まりなどは世界各国からLINEのカメラ通話でオンラインで行われる!
つい先日には妻氏のお兄さんも、
『今の香港は娘の将来が心配!ちょっくら行ってくる!』
みたいな感じで、めちゃくちゃさらっと家族でイギリス移住しちゃった。
まじで、経済的理由で出稼ぎ…とか、自国が戦争状態で命からがら…とかでもなく、
自身の意思決定で自由に住むところを決めちゃえる感じ。香港人は常に謎の余裕があるんだよね…!
お母さんたちも海外旅行バンバン行くし、『自国』と『海外』の垣根、というか『生まれた国で一生を終える概念』、みたいなものがまったく存在しない!
フットワーク軽すぎてまじでびっくりするのだ!
さよならがめちゃくちゃ質素!お見送りがサラッとしてる。
『ありがとう~~またね~~~!(涙)』
最後のハグを交わして、姿が見えなくなるまで手を振ってお見送り。
飛び立つ飛行機が空の向こうに消えていくのを、展望台から手を振って、いつまでも、いつまでも眺めていた…
友達や家族が海外に帰ってしまうってなったら、日本人ならこんなお別れシーンをイメージすると思うけれど!!
香港人のお見送りは全く違う!
『ほんじゃ!』
『ウイ!また!』
スタスタスタ…(振り返りもせず足早に立ち去る)
スタスタスタ…(見送る側も秒で帰る)
こんなんでいいんすか!!(笑)
そう、香港人のサヨナラはめちゃくちゃ質素なのだ!
妻氏の友達や家族が日本に遊びに来た時も、帰国時は駅や空港まで一応見送りに行くんだけれど、
『じゃまた来週~』ぐらいのノリで別れるのよ!
バイバイしたあとは、まじで一回も振り返らず速足で行っちゃうし、妻氏も最後まで見送ることなく即帰るの!
最初は喧嘩でもしたんか!?と心配になったんだけれど、海外旅行するのが当たり前な香港人からしたら
『海外に帰っちゃうって言うても、どうせすぐ会えるし、そんな大した事ちゃうやろ。』
という感覚らしく、日本みたいに見えなくなるまで手を振ってお見送り、みたいなのはやらないそうなのだ…!!
たぶん、日本人が海外に行っちゃう人を見送る感覚は、香港人からしたら「火星に帰っちゃう宇宙人の友達見送る」みたいな感じなんだと思う(笑)
日本人のみなさま、香港人とのお別れの瞬間に彼らがそっけなくても、気にしないで下さいね!!(笑)
以上!
以上、典型的な香港人の特徴とその接し方マニュアルをまとめてみました!!
もちろん、ここに書いているのは僕がいままで接してきた香港人を見たうえでの意見感想なので、
香港人全員が100パーセントこんな性格!ってわけじゃないからね!
『僕の知ってる香港人女性は優しくて控えめですよ!?女尊男卑なんてありえません!!』
なんて意見があれば、ぜひぜひコメントにて教えていただければと思います!
妻氏にしばかれたお尻の体罰跡の写真を添えて『これが証拠だ!』とアンサーさせていただきます!!
なんやかんや書きましたが、僕は香港人の、そういう飾らない・裏表のないはっきりした性格が好きなので、
今後もたくさんの人たちに日本に遊びに来てもらって、日本を楽しんでもらいたいな、と思ってます!
皆さんも街で香港人観光客を見かけたらぜひ『ネイホウ!』と声をかけてあげてください!
そんなところです。
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