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【カマタマーレ讃岐】2年連続で松本山雅FCのホーム「アルウィン」に行けて幸せな話。

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ぼっちシンガー
ぼっちシンガー

なんがでっきょんな。ぼっちシンガーです。
路上ライブで世界一周の旅などを経験し、現在は東京で音楽活動中。
好きな事を鼻息荒く語るだけのブログだよ!

早朝の蒲田、鼻息荒く電車に乗り込んでいく男がいる。

いりこだし香る青いユニフォーム、背中にはマルナカ。

「アウェイサポの朝は早い…」とかなんとかブツブツ独り言を言いながら自撮りをかます。

そう、おれだ。

今日はカマタマーレ讃岐のアウェイ松本山雅戦!!!

2年連続で松本山雅のホームスタジアム、サンプロアルウィンで応援出来る幸せよ…

うぉぉぉ!!!まってろ松本!!勝たせに行くぞ!!!

J3リーグ中盤の大事な一戦にして、麺類代表を決めるための意地とプライドを賭けた戦いが、今始まるっ! 蕎麦よりうどんを証明するための全面闘争じゃぁぁぁ!!!!!

アウェイサポの楽しみその①「特急あずさで旅景色」

そんなで、うどん過激派の片鱗を見せつつ向かった新宿駅。

松本駅までいく特急「あずさ」に乗るためホームで待っていると、松本に帰省するのかな?大学生っぽい若者がめっちゃ見てくる。

なんだ!?松本山雅ファンなのか!?

目を合わせると、小さく頷いた‥ような気がした。

「いい試合しましょう!」

全く言葉はなかったが、これもフットボール好き同士のコミニュケーションなのだ!

新宿からユニフォーム着て向かう意味あるんか!と思われるかもしれんが、ユニフォームを着ていくことで、ちょっとした、会話とも呼べないくらいのコミュニケーションが生まれる。

サッカー好き同士にしか感じ得ない、このほんのわずかな瞬間に強烈な仲間意識を感じたりするのが、たまらんのだ。

やはりサッカーの街、松本…あずさになったその瞬間から、アウェイは始まってるっていうのかっ!!!

とかなんとか興奮しつつ、ていると、気付けば電車は東京のビル群を越え、

田園風景を抜けてそのうち清流流れる谷沿いを走っている。

すげぇぇぇ川の水めっちゃ綺麗だな。

うーむ、非日常な旅気分にはやはりお気に入りの音楽を。

電車内のBGMは最近ハマってるバンド、Laura day romance(ローラデイロマンス)!

この初夏の田舎景色を行く列車に、カントリー調の乾いたギターと鼻歌歌うみたいに軽やかな歌詞がたまらんー!!!

うまい飯にはビールが合うように、旅景色には音楽があうんやー!

”銃声の上にある祝祭の熱狂に急かされてイヤフォンの中に迷い込んで”

って歌詞がほんとに好きだ。祝祭は流れた血の上に成り立っていて、それに蓋をした熱狂に誤魔化された人たちが忙しそうに過ぎゆく…的な話か!?違うか!??(たぶん違う)

ぎゃぁぁかっちょいいぃぃぃ!!!たまんねぇーーーー!!

そんなで、サッカー全く関係ない話で一人鼻息荒く盛り上がりながら、

酒もドラッグも無しに朝から音楽にキマりながら電車旅は続く。

アウェイサポの楽しみその②「サポ仲間さんと昼飲み」

あずさに揺られること3時間…

遂に到着!!松本駅ぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!

改札には、同じサックスブルーのユニフォームを着た人が!!

「お久しぶりです!」

「やかんさん!!お久しぶりです!!!!」

駅の改札には讃岐サポの大先輩、やかんさん!!

わざわざ駅まで迎えに来てくれていたのだ!!

あれは昔々、讃岐がまだJ2だった頃に(遠い目)大宮アルディージャとの試合でNACK5スタジアムにぼっち観戦しに行った時の事。

おれがカバンに付けていたさぬぴー(讃岐のマスコット)の缶バッチを失くしてしまい、やかんさんに拾っていただいたのが出会ったきっかけ。

これがドラマならそのまま恋に落ちそうな運命的な出会いである(笑)。

それ以来、関東圏のアウェイを見に行くたびに声をかけて頂いて、仲良くさせてもらってるぼっちサポ仲間であり大先輩なのだ!

ふふふ…試合まではまだ数時間。

汗ばむ陽気のいい天気、酒好き二人が集まって、なにも起きないはずもなく…

かんぱぁぁぁぁぁぁぁい!!!!!!!

やって来たのはクラフトビールのお店「松本ブルワリー」さんっ!!!!!

ビールスタンド?バー?なんというのかよくわからんけど、カフェみたいにカジュアルな雰囲気のお店でこだわりのクラフトビールを味わえる、やかんさんオススメのお店だ!

SNSで教えてもらって、めっちゃ来てみたかったんだよねーーーー!

ごくり…う、うまぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!

これはたまりまへん。

初夏の突き抜ける青空、からっとした信州の気候を肌で感じながら、屋外のテラスでいただくビール…

こんなもんこの世の楽園か!!もうこの雰囲気だけでつまみになるっ!!うぉぉぉおぉアウェイの地での昼のみサイコー!!!

偶然居合わせた松本山雅サポーターの方も一緒になって飲んだ。

会ったばかりなのに、年齢も生まれ育ちもまったく違うのに、「サッカーが好き」ってだけで、いきなり乾杯できる。やっぱサッカーって、Jリーグっておもしれーーー!!!

「J2優勝した時の祝賀パレードでは、前の通りに人が歩けないくらいサポーターが押しかけてたよ」

「浦和レッズとの埼スタアウェイの時は、松本から応援バスが15台出てたよ」


山雅サポの方にチームの歴史をいろいろと聞く。やっぱ松本山雅ってチームはすげぇわ。スケールが違う。

日本サッカー界の発展のためにも、Jリーグのためにも、山雅はさっさとJ2、そしてJ1に行きやがれ!!こんなところで何していやがる!!!

とか思いつつ、いやーでも来年もJ3にいてもらって、また松本に遊びに来てぇなぁ…と思ったりもして。

まぁそんなジレンマは、我々が一緒に上に上がれば解決するのだ!!そのためにも、今日は勝たせてもらいまっせ!!

そんなふうに熱くなりながら、サッカー談議に盛り上がった我々、山雅サポさんと別れ2軒目へ…

山雅サポさんにオススメされた、これまたおっしゃれなクラフトビールのお店!!

やって来たのは「BEER TAP HONMACHI」さん。

元々お茶屋さんだったところに出来たパブで、看板にはお茶の文字がある不思議なお店。

カウンターで、気さくな店員さんにオススメを教えてもらったりしながらしっぽりと。

つまみはホムス。豆をペーストした中東戦域で食べられる料理で、ここではクラッカーにつけて食べる。

紛争状態のイスラエルとパレスチナ両国でもポピュラーな食べ物で、二か国を隔てる壁を見学しに行った時に「No more War, Make humus」って書かれた落書きを見たのを思い出したり。

ねっとりとした濃厚な豆のうまみとレモンの酸味が、クラフトビールに激マッチ!!

たまんねーーーーー!!!!!! と盛り上がっていると…

「〇〇さんのお知り合い何ですか?」

カウンターの隣で飲んでたお兄さんが話しかけてきてくれる。

〇〇さんはさっきの山雅サポさん。どうやら店前で別れた山雅サポさんと知り合いらしい。

「僕はサッカーより野球派なんですけど、やっぱり山雅の結果は気になりますよ。結果くらいは知ってないと、試合翌日に職場の話題に入れないからね。この街では(笑)」

「県外からこうして来てくれる方とも交流できるし、街も松本山雅を中心に盛り上がってる。小さな街だからほんとありがたいですよ。」


サッカー好きじゃない松本市民のかたからの話も聞けて楽しい。

やっぱりサッカーを通した地域愛が根付いてる街だなって感じるし、アウェイで訪れる人たちを迎え入れ慣れてるというか、歓迎してもらってる感があるんだよなー。

讃岐も、こうしてアウェイの民たちに楽しんで帰ってもらいたいし、また讃岐アウェイは行きたいねって思ってもらいたい。

サッカーに興味ない人も巻き込んでの地域密着クラブであるためには、ホームタウン全体が「カマタマーレ讃岐があるおかげで潤う」必要があるし、「試合の度に県外からいろんな人が来て、なんか楽しいね」とか思ってもらう事が大切なんだろなー!

街ぐるみでサッカーを盛り上げていくうえで、ユニフォームを着て街を歩くことにも価値があるのでは?って話もした。

ユニフォームを着てアウェイの街を歩けば、一目でサポーターだってわかるじゃん?

その人がお金を落とせば、サッカーに興味のない人でも、Jリーグチームがあってよかったって思ってもらえるかもしれない。そういうのが積み重なってJリーグ全体が盛り上がるといいね。

また、おれ達アウェイサポーターがその土地でいい振る舞いをすることで、カマタマーレ讃岐が2番目に好きなチーム!とか思ってもらえるとうれしいよね。


そんな話をやかんさんがしてくれて、なるほど確かにって思った。

ユニフォームを着ている事で、今日のような現地の人たちとのコミュニケーションも生まれるわけだし。

きっと、ユニフォームを着て街を歩くことは、アウェイ旅を満喫する極意。

しかしそれは同時に、讃岐の看板を背負ってるって責任もついてまわるってこと。

おれ達アウェイサポも、「讃岐のサポーターはいい人たちだったからまた来てほしい」って思ってもらえるように意識しつつ、楽しまないとね。

前哨戦のビールで気持ちよくなりながら、「フットボールの街松本」で、

サッカークラブと街の繋がりをひしひしと感じた昼下がり!!

すでに大満足、ふわふわと心地よい時間、なんだかまぶたも重くなってきて…

「よし、十分満喫できたね!ではお疲れさまでしたー!」

「お疲れ様です~ …いやいや、やかんさん!戦いはこれからですよっ!!!

ふんわりと試合前にフェードアウトしようとするやかんさんを必死に引き留め(笑)、

行くぞアルウィン!!!!いざシャトルバス!!!!

アウェイサポの楽しみその③「白熱のアルウィン」

松本駅から無料のシャトルバスで30分くらい!!

快晴の田園風景を突き進めば…

到着っ!!!!松本山雅FCのホーム「サンプロアルウィン」!!

サッカー記事書くとき、もう3万回くらい書いてるけど・・

やっぱサッカー観戦は、スタジアムに到着して入場ゲートをくぐる際の、この一気に視界が開ける感じがたまらんっ!!!!

巨大なコンクリートの固まりの隙間からのぞく緑の芝生、それがバッと広がって、非日常を加速させるっ!!

そしてサッカー専用スタジアムのこの距離よ!!

かっこえーーーーー!!!(A)---!!!サイコーーーーー!!!

なんかね、カマタマーレ讃岐ののぼりを出してくれてたり、歓迎の寄せ書きシートを用意してくれてたり…

いちいちアルウィンは優しいのよっ!!!(号泣)

こういうの一つ一つが、また来年もアルウィンに行きたいねって思える要因なんだろうな~。

はい。きたねー字で綿谷を推したのはおれです(笑)

(たとえ小でも)量がとんでもなく多くてサイコーだよ!

みたいなことを書こうと思ったんだが、なんか焦っちゃって変なこと書いちゃった。

これでは「肉ぶっかけ特盛」を頼むべし!って受け取っちゃうよな…??

次のピカスタホームでこれを見た小食の山雅ガールたちが、綿谷で「スペシャルぶっかけ特大」とか頼んじゃわないだろうか…!?

あぁ…心配でうどんも3玉くらいしか喉を通りません…

さっき一件目のビールバーで一緒に飲んだ山雅サポの方の紹介で、山雅のサポーター交流会にも潜入させてもらったり。

あと、ホームピカスタで配ってる?うちわも頂きました。

夏に活躍するやつ。あおぎまくるでー!!!!ありがとうございます!!

びぃぃぃやぁぁぁぁうまいっぃいぃぃぃ!!!!

フフフ…さっき散々飲んだとはいえ、スタジアムで飲むビールは悪魔的うまさなのだ!

こうしてビールをちびちびやりながら、スタグル広場を物色するのだ。

焦ってはいけない。冷静に、地元松本サポ達に人気のお店を見極めつつセンサーを働かせるのがスタグルの流儀…

む!飛騨牛を使った特大コロッケ…!??

こ、これだっ!!

完璧や…!!!

東京ドーム3個分はあろうかと言う特大の熱々コロッケ、中には牛スジ?みたいな歯ごたえのある肉がごろっごろ!!食べ応え抜群すぎる!!

天気もいいしさいこーーーーー!!!

さぁさぁ選手のウォーミングアップ始まりました!!!

やべーーーー松本山雅のサポーター席、圧巻の声出し!!

我々も負けられませんで!!カマッタマーレ!!!カマッタマーレ!!!!!!

春ちゃんさん率いるバスツアーの皆さんも合流っ!!おらぁぁぁバスで来たぞうぉぉぉおぉぉ!!ダゾーンカメラどこだぁぁぁぁ!!!

とDAZNに撮ってもらうために血眼でカメラの場所を探している時の図(笑)

よし、勝つぞぉぉぉぉ!!!!




そして一瞬で過ぎる90分…(毎度のごとく応援に必死で内容あまり覚えていない)

負けだよ!!! 0-2っ!!!!

びぃいぃぃぇええええーーーん!!!!二年連続アルウィンで、勝利どころか、得点を見る事すらできんかったっ!!!!

対角山雅ゴール裏では日曜日よりの使者で大盛り上がり!!おい今日土曜日だぞ!!!楽しそうじゃねぇかおれも勝利のダンス踊りたかったぁぁぁぁぁ!!号泣

毎度のように試合内容や戦術やはよー分からんので書けません。

現地サポーターが感じた、現地サポーター目線の感想を。

点決められた瞬間。

普通ならうなだれるところだけど、「取り返すぞ!」「こっからー!」と声が上がった。

失点直後にコールリーダーが気合い入れて、すぐさまチャントが歌われる、おれはそんな讃岐のゴール裏が好きだ。

やられた後、選手が落ち込んだ瞬間こそ、我々サポーターにとってはチャンスなのだ!

肩を落とす選手達の心をもう一度奮い立たせられるかどうか。サポーターの腕の見せ所である。

そんな瞬間に、一緒に戦ってるって感じがするんだよね。

負けた後。

疲れ切った様子で挨拶に来た選手達、その去り際の背中に向けてもチャントを送る。

「次は必ずやってやれ」とポジティブな思いをぶつける。

シャトルバスの中でやかんさんが「選手達はサッカーのプロではあるけれど、おれたちは応援のプロでありたい。」みたいな話をしてて、なるほどなーと熱くなった。

どんだけ負けても、おれたちはおれたちの応援を、誇りを持ってやっていきたい。

今日の応援がプロフェッショナルだったどうか。それは分からんけど、声をガラガラにして足が震えるまで飛んで歌った。

全力でぶつかったが松本山雅は強かった。

ただそれだけ。気分は爽快である。

後でDAZN見返してみたら、試合後に涙するカマサポの女の子が映し出されていた。

涙が出るくらい本気で何かに夢中になれる人って、素敵だ。

こんなに好きになれるものが僕らの街にはある。

それを誇りに、自分たちのプロフェッショナルな応援を夢中で追いかけていきたい。

んで、その先で、できれば次こそは山雅に勝って欲しい(涙)、

そんなことを思った今年のアルウィンでした!

アウェイサポの楽しみその④「帰るまでがアウェイ旅」

そんなで、憔悴しきって松本駅に帰還…

ワイ、明日も仕事だからこれから深夜バスで東京帰らなきゃなんだ…

ひとまず、バスまで時間があるので、やかんさんとホルモンをつつきながら反省会。

やかんさんは今日一泊して明日も松本をぶらりして帰るそうだ。うらやましすぎる…

やかんさん、今回もありがとうございました!いろいろとお話できて楽しかったです!!またどこかのアウェイで昼飲みしましょう(笑)!!

そのあと、市内のネカフェでシャワー浴びて、深夜バスの支度を。

偶然、同じく深夜バスで帰るというカマサポ男子と鉢合わせ。

「え、もしかしてシャワーですか?」

「そうです!いまから深夜バスで…」

「一緒です!!(笑)」

うんうん、多少無理してでもアルウィンには来たいよねーーーー!!

さて、シャワーも浴びてすっきり爽快。あとは深夜バスで寝るだけなんだが…

バスの発車まであと30分。少し小腹が空いてくる。

最後になにか信州っぽいものを…

やっぱこれやろっ!!!!

いやーーーーうまいっ!!!!やっぱ信州っていったらそばだよなーー!!!

ここのそば、売り上げNo,1らしい!超有名店じゃん!!いやぁー最後に食べれてよかったなぁー!!

そんなで、夜遅くて近隣の蕎麦屋は全部閉店の為、自分を誤魔化し納得させつつ最後の一滴まで松本滞在を楽しみつくしたおれ氏。

6時間後、朦朧としながら早朝の秋葉原に到着、無事出社を果たしたのでありました…涙

まとめ

以上、弾丸アウェイ松本旅の思い出を語ってみました。

負けたし、応援で疲れた体からの深夜バス帰宅からの仕事、超きつかったけど、後悔は無し!

いつまでも 行けると思うな アウェイアルウィン!

やっぱり松本って街は、街全体にフットボールが染みついた、聖地みたいな場所だなと思った。

出会う人出会う人、みんなから溢れ出すサッカーを通した地元愛を感じるのが、楽しい。

まじでサッカー好きは一度は行ってほしい、いい街。

いつか讃岐も、こんな街になったらいいな。そんな憧れを見た、松本滞在でした。

果たして、来年も松本山雅と対戦できるのか…!??(笑)


そんなところです。



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