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andymori時代の小山田壮平「ゆりかご」が好きすぎる話。【愛する人の名前を歌う歌詞が衝撃的だった】

2022年5月8日

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ぼっちシンガー
ぼっちシンガー

ナマステ!ぼっちシンガーです。
路上ライブで世界一周の旅を終え、現在は東京で音楽活動中。
好きな事を鼻息荒く語るブログだよ!

戦争にコロナにと、殺伐としている2022年春。

そんな中で、個人的にちょっと心温まるニュースがあった!

andymori時代からずっと聴いてる、大好きなシンガー、小山田壮平

彼が、妻であり同じくシンガーソングライターの清水美和子さん(Predawn)との間に、

お子さんを授かったの報告っっ!!!!

あぁぁぁぁぁヤバイ。愛しかないとか思っちゃうヤバイ。

なんかね、壮平さんはただただ憧れの存在なんだけれどね。

勝手に、遠い昔からの友達同士に子供が生まれるような感覚で喜んじゃった。

ただただ祝福したい。お祝いにパンパース持って行ってそのまま井之頭公園で飲みたい。

そんな気分。まじでおめでとう。愛しすぎる家族になってね。涙

ってかやっぱり結婚してたんやんっ!!

二人が昔から交際していて、実際もう結婚しているだろうとは言われていたけれど、正式にはアナウンスされてなかった。(と思う。たぶん。)

もうほんとに、この世界は二人が出会うために46億年前から存在し続けていたんだって言われても納得するくらいに、音楽性も雰囲気もお似合いすぎる二人。

これまた、昔からの友達同士がついに結婚した感覚。

ダブルで嬉しい。報告ありがとう。号泣

結婚式、絶対呼んでよねっ!!(勝手に親友気どり)(とっくの昔に終わってる説もある。)

そんなで、愛しい気持ちになったら、やっぱりあの曲が脳内で流れ始めた。

andymori時代の未収録曲「ゆりかご」が好きすぎる。

温かい愛のスコールに打たれながら、おれはまた口ずさんでいた!

そう、andymoriの隠れた名曲、「ゆりかご」を。

実はこの曲、いまだに一切音源化されていない未収録曲なんだけれど、とにかく名曲。

この曲の凄いところは、誰からの共感も理解も、一切求めていないところ。

この曲は、僕と君以外には、誰に対しても歌われていない。

極上の私情、第三者に全く興味も関心もない。

壮平さんの個人的で等身大の、独りよがりでわがままな気持ちすべてを、垂れ流したような音楽。

誰かに分かってほしいとかじゃなく、ただ内側から湧き上がってきた愛とか不安とかを、源泉のまま純度100%で曲にしちゃった、みたいな音楽なのだ。

一切パッケージングされていないこんな曲だからこそ、音源化はしないのだろうけれど。

その排他的な音楽が、それでも僕達、いちリスナーの心をこんなにも揺さぶるんだから、まじでロックンロールだと思う。

歌詞の世界観が本当にいい。

白昼夢の後で、ふわふわとした頭で過ごす、同棲してる女の子との何気ない昼下がり。

そんなシーンが思い浮かぶ。

まだ夢の中にいるようで、安心して眠っているようで、ふと次の瞬間には「全部夢でした」って言ってシャットアウトされるんじゃないかって、なんかそんな危うさも併せ持っている曲だと思う。

子どものころにふと、生きている実態が分からなくて不安になるような、あの感覚。

すごい楽しかった今日を振り返ってみて、なんだか急に、すべて誰かが見ている幸せな夢で、自分も親も友達も、実はもともと存在なんてしていなかったんじゃないか、とか布団の中で考えていたあの頃みたい。

または、彼女のお腹の音を聞きながら、流れゆく血液や内臓がうごめく振動を感じながら、目を閉じればどこか宇宙の果てにいるような、安心感と孤独感。

歌っているのは愛なんだけれど、ただ美しいだけじゃない、人を愛する事の危うさや虚しさ、

それらの感情を途方もなく繰り返しながら、そんな毎日を楽園と呼んだりする。

揺れるゆりかごに身をゆだねながら、それらの気持ちを、無意識に浴びせられるような、そんな特別な音楽なんだ。

妻の名前を呼ぶ歌詞が、ただただ美しい。

衝撃的だった。

初めて聴いた時のこの曲の歌いだし。

「みわこ、みわこ。話を聞いてくれよ。」

めっちゃ彼女の名前呼ぶやんっ!!と。

そう、まさしくこの歌いだしで呼ばれる「みわこ」という名前の女性こそ、

今回結婚していたこと、そして妊娠が発表された壮平さんの妻、Predawn清水美和子さんなのである。

この曲が、二人以外の誰にも宛てていない、排他的な曲だと感じさせられるのは、この歌詞の作り方が一番大きい。

だって、美和子にしか歌ってないんだもん。この曲。笑

そりゃたいして好きでもないリスナーが聴いたらヒくと思うよ。

めっちゃのろけるやん!!って思う人もいるだろうし、ライブでやってた時は「他の女性ファンの反感を買うだろうからやめたほうが良い」みたいな意見もSNSで散見されてた。

しかしな。俺は高らかに宣言したい。

他人がヒくくらいの愛を歌ってこそ、ロックンロールだろ!

と。

所詮すべての人に愛される事なんて無理なんだし、大衆からの共感を得るためにひねり出されたストラクチャーに踊らされる毎日には飽き飽きだ。

それならいっそ、自分の愛した一人の人の事だけ歌って、それ以外のおまえらの事なんてどうでもいいってくらいにその人に没頭して執着してるくらいが潔い。

そんな恥ずかしくて見てられないくらいの愛がちょうどいいのだ。

特定の女性の名前を歌う曲は、そういういい意味での人間臭い「醜さ」や「みじめさ」が表現されている気がして、もともと好きだった。

サザンオールスターズの愛しのエリーや尾崎豊のシェリー、 ゴイステの佳代とかね。

しかし、これらの名曲も、どこか抽象的にぼかした表現で、誰でもその歌詞の主人公に投影できる余地を持たせた、リスナーへのやさしさのある曲であるように思う(だからこそ売れたのだろうけれど)。

そういう意味で、歌いだしから彼女の本名を呼び掛けるという方法で、極上にプライベートなラブソングに仕上げた「ゆりかご」が、僕の音楽観に与えた影響は大きかった。

ここまで率直に、自分を表現していいんだ…!

って、新しい音楽の可能性を感じさせてくれたんだ。

盲目的で排他的、みじめで甘ったれた気持ち悪い自分のすべてを、美しいと容認してくれる、そんな音楽が好きだ。

この曲は、そんな自分の、音楽に対する考え方の原点を見つめなおさせてくれた、大切な一曲なんだ。

まぁまとめると、おれは小山田壮平のファンの一人としてただ、好きな人の好きな人を好きになりたかっただけなんや。

おれはあの頃の宮崎あおいか。でもほんと純粋に好きな曲なのである。

まとめ

なんか、二人の妊娠のニュースに浮かれて鼻息荒く好き放題語ってしまったが。

とにかく本当にいい曲だから聴いてみて。

ただ、公式の音源がないから紹介できないのが心苦しいのだが…(非公式の音源は貼らない主義)

ちなみに、この曲は音源化はされていないものの、壮平さんが2020年に発売した詩集「Sunrise&Sunset」には載っている。

もうね、歌詞を眺めているだけで曲の世界に入り込んでいけるから。まじで美しい言葉たち。オススメです。

あぁ…これから生まれてくる赤ちゃんは、こんな美しい言葉たちと音楽のゆりかごに揺られながら、成長していくんだろうな。

ただただうらやましいぜ…。

チート級にガチャ運のいい赤ちゃんだ。向こうでいくら課金したって言うんだ…!

とにかく、ファンとして無事の出産を願うとともに、幸せな家族になってほしいなって思うよ。壮平さん、酒の飲み過ぎはもうやめてくれ。笑

そして、出産や子育てを経て感じた思いやあふれ出る私情を、また性懲りもなく音楽にして届けておくれ。

いちファンとして、そんなことを思ったのであった。



そんなところです。

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