【南房総・館山】低所得男子が房総半島ドライブデートで彼女の誕生日を祝うとこうなるという話 その②
今回の旅は、屋外の観光地に限定して訪れ、基本移動はレンタカー、マスク着用等、
コロナウイルス対策を出来る限り行っての旅行となりました。
ナマステ。ぼっちシンガーです。
路上ライブで世界一周の旅を終え、現在は東京で音楽活動中。
どうでもいいこと何でもない事を凄そうに語るよ!
こんにちわ、ようちゃんです。
4年前から日本に住んでる、BLと声優をこよなく愛する香港人。
ヒモ彼氏を飼育してるよ!
朝!!
前日がお誕生日のようちゃん(香港人の彼女)を連れて房総半島ドライブデートに繰り出した俺氏。
これはそのドライブ旅二日目の内容を記録した記事である。
第一話はこちらから。
もくじ
早朝の海へ。
朝7時。
もぞもぞ起き出しては、まだスヤスヤと眠るようちゃんを置いて宿の外へ。
実は今回泊まっている宿は海のすぐそば。片手にカメラを抱える。
朝の静かな海を写真に収めてインスタ映えさせて、読者のみんなにいいねをもらおうという魂胆だ。
そんなで、宿から海に向かう小道を歩く。
真夏の気温は朝からテンアゲパーリナィである。あじぃ…朝から何でこんなに暑いんだ…
あまりの暑さに、朝なのになんでパーティナイトなんだよ、という文章の矛盾に気づく心の余裕もなく、クラゲみたいな体でたどり着いたビーチ。
うん。
まぁ普通の海だった。
もっとこう、朝焼けのトワイライトの中で透明な太平洋の様子を撮りたかったのだが、時間が少し遅かったか。
などと、自身の写真スキルのなさを海のせいにしてぶつぶつ言いながら、一人海岸線を歩いた。
なにやら例年であればここは海水浴場になっているらしいが、今年はコロナウイルスの影響もあって閉鎖されていた。
海の家を封鎖しても、いいね欲しさに写真を撮りに来るようなふつつか者を追い返すためだろう、入り口には海水浴場不整備の看板も設置されていた。
まったく、こんな時期に海に近寄る奴の気が知れないよ。
帰って宿の温泉で朝風呂を浴びる。
その後は自販機で買ったコーヒー牛乳でひと休憩。
ふっ!出来るビジネスパーソンは朝のマインドセットに気を抜かないのさ。
そうこうしているとようやく、ようちゃんが起きてきた。
「グーテンモルゲン、セニョール。朝の爽やかな風を感じながら飲むコーヒーはいかが?」
「なんで早く起きたなら片付けしといてくれんの!?ほんとに気の利かない男だわ…。」
『野島崎灯台』へ、南へ南へ
そんなで、あわただしく準備をして午前10時。
昨日からレンタカーしているおんぼろミラでさらに南を目指す。
BGMはandymori。窓の外には快晴の空、青い海岸線。
なんともいい気分、歌いたくなるぜ!!
「潜って潜ってランランラン!!!南へ南へ行くーだけーだよー!!!!ふぉー!!」
「やかましい!!ちょっと口塞げ!!!」
「や、やめてっ!運転中にビニールを口にかぶせるのはやめっ!息がっ!!」
そんなで、危うくノキノンヘブンズドアーしそうになりながらたどり着いたのは野島崎(のじまざき)。
房総半島最南端の地である!!!
ふっ!長い旅路の末についにたどり着いたぜ。
気分は孤高の旅人、クールなお気に入りのサングラスでキメようと思ったが、すぐにようちゃんに奪われる。
「まぶしい!貸しなさい。」
「は、はい…」
海へ続く森を抜けると…
広場に出た。
暑い…日差しがキツすぎて、日光浴のおばさんも真っ黒に日焼けしてやがる。
というか全裸じゃねぇか…くっ!!マズいもん見ちまったぜ…!!
少し歩くと、あった!最南端の碑!
ここが房総半島最南端だ!!
大きな岩の上にはベンチがあった。
高い位置にあるので、まるで海の上に浮かんでいるようだ。
遠くどこまでも広がる太平洋。雲のない日は遠く小笠原やハワイ、カリフォルニア西海岸も望めるかもしれない。 …ごめんそれはうそだ。
それにしても…
暑いぃぃぃ!!!!!!!!
どこにも日影などなく、灼熱の太陽光を全身に浴びて熱中症になりそう…
「熱い!!燃える!!ようちゃん!」
「ぐずぐずうるせぇな香港だとこれくらいの暑さ普通だから。」
「はぁ!!自販機!喉乾いて倒れそう!!」
「そやな、じゃあそろそろ戻るか。」
「そうする…暑いもう無理…
はっ!!しかし青い空に白い雲、灯台と少女…この構図最高!!
ようちゃん!ちょっとそこ立って!!振り返って!!
ギャァァァ暑い!!」
「もう!戻るんか写真とるんかはっきりしろ!!」
「暑い!!暑いけどこの構図は見逃せない!!けど暑い!!!」
そんなで、夏の少女像をカメラに収めたい写真家魂と、熱中症で倒れそうな身体との葛藤に悩まされながら、全女子からの
「女子をこの炎天下に屋外に立たせて写真家をきどるなんてキモオタ最低!このカメラ豚はやく出荷されろ!」
の集中砲火も相まって灼熱地獄と化した野島崎。
周囲の家々を軒並み焼き尽くしながら、おれたちはなんとか港に戻ってきた。
ふぅ、ポカリが五臓六腑に染み渡るぜ…。
はっ!!こんなところにも!!
ねこたんだ!!!!
昨日立ち寄った港町にもねこがいたな。
やはり港町はお魚のおこぼれをもらえるから猫が多いのかな。
(さっき炎上したし、みんなに猫の写真でも見てもらって機嫌を直してもらおう。)と、ブログには書けないような裏の魂胆がワカメちゃん並みにパンチラしつつ、ここぞとばかりに写真を撮るおれ氏。
はぁっ!!はぁっ!!猫たんっ!!いいよ猫たんっ!!かわいいよっ!!!
千葉県は『道の駅』の宝庫
その後、南房総市内にもどって、『ラーメンサンガ』というラーメン屋で昼食。
かつおだしととんこつのガツンとラーメンがたまりません!!
帰り道で道の駅にも立ち寄る。
ようちゃんは道の駅が大好き。
毎回ドライブ中道の駅を見つけては立ち寄り、香港のお母さんに地域の名産品などを買っている。
地域のおばちゃんが作ったジャムとか、漬物とか、そういう自然派な食べ物は香港で人気らしい。
そんな道の駅マニアのようちゃん曰く、千葉は道の駅の宝庫らしい。
県内で29か所もあり、それぞれ特色が強く楽しいらしい。
ここで訪れたのは三芳村(みよしむら)ひなの里という道の駅。
酪農が盛んなエリアで美味しいソフトクリームが食べたいならここ!と言われている。
「うむ。濃厚なミルク感、程よい滑らかさと窓の外の田園風景。なかなか素晴らしい。星3つです!」
「彼女に奢ってもらったくせに偉そうに評論するな!」
「ご、ごちそうさまです…」
『濃溝の滝』ではインスタガールズ達に注意
そんなで、誕生日の彼女のお祝いでドライブに出かけているにもかかわらずソフトクリームを奢ってもらっている事実をブログに書かれたりしながら、車は北へと進む。
「このヒモ!」「女の敵!」と女性陣から多数の応援のお便りが届く中、俺たちは山中のとある渓谷に到着。
濃溝の滝(のうみぞのたき)というところで、ぽっかりと穴が空いた岩の下を川が流れる、なんとも涼しげな観光スポットである。
初夏にはホタルも観れるらしい。
実はこの穴、光の差し込み方によっては反射する光と合わさってハート型に景色が切り取られて見えるらしく、近年インスタ映えスポットとして注目を集めているらしい。
が、それは夏の早朝の時間帯に限られるようで、この時は普通の穴にしか見えなかった。
かつ、インスタ映えに集まってきたアゲアゲパリピガールズ達がたくさんいて、ようちゃんの機嫌が悪くなる。
「ちっ!あぁいう女達は景色を楽しもうとせずに写真に夢中になってて超邪魔なんだよ。ギャーギャー騒がしいし!」
「よ、ようちゃん!抑えてください!」
みなさんも、もし濃溝の滝に腐女子系彼女を連れて行くときは、注意が必要だ。
おわり
そんなで、レンタカーの返却時間になったので帰路につく。
今年もようちゃんのお誕生日を祝えたことにほっと胸をなでおろす。
この旅はどうでしたか?モノではない。思い出をプレゼントさ。
お誕生日おめでとう。(キラン)
節約旅だったけど楽しかったね。
お金持ちの吉沢亮と一緒だったらもっと楽しかっただろうというのが一番の感想。
ふっ。君が望むなら吉沢亮にも中澤祐二にもなるさ。
だれやそれ。というかほぼ割り勘のくせによくそんなドヤ顔できるよな。
これだからヒモの飼育は気が滅入るわ。
ご、ごめんなさい…
そんなところです。
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