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おれ氏のやってみたい、ニッチでマイナーでぼっちでも楽しめそうな趣味3選!

2019年11月7日

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ぼっちシンガー
ぼっちシンガー

こんにちわ、ぼっちシンガーです!
路上ライブで世界放浪の旅を終え、今は東京で音楽活動中。
このブログでは、日々のどうでもいい事何でもない事を鼻息荒く語ったりするよ!

趣味。

それは忙しい生活の中で、時を忘れて童心に戻れる時間。

好きなことを好きなようにやれる、最高の贅沢、究極の自由、そして生きる理由。

働き方改革も少しづつ浸透し、休日や仕事の後のプライベートタイムを、やっと人間らしく確保できるようになってきた現代日本で、

”趣味はありません。”

ではもったいない。

人生をいかに豊かに生きられるか、は、いかに自分の好きなものを知り、そこに没頭できるかである、というのは以前の記事でも書いた。

しかし、そんな社会背景もあってか、今や日本はビジネスチャンスを目論む企業の魔の手により、他人の目を気にしたマウンティングの要素としての趣味が多数、雑誌などでオススメされている。



”趣味好感度一位のグランピングでフォトジェニックな休日を!
必須のトレンドアウトドアグッズは?”



みたいに。







フォォォォォオォオォォォーーン!!!!


うるせぇ!!なにが趣味好感度だ!!人に好かれるために自分の好きを決めるな!!!
そしてなにがグランピングだ!!!なんなんだよグランピングって!!!ちょっと気になってググっちまったじゃねぇか!!!(照)キャンプだろうが!??カッコつけんな!!そしてトレンドグッズってなんだよ資本主義の獣臭を漂わせてわけわかんねぇこと言ってんじゃねぇぞぉぉおらぁぁぁぁ!!!!





はぁ…はぁ…




失敬、ついつい頭に血がノッキノン・ヘブンズドアしてしまい、乱暴な言葉をギブラウェイしてしまった。

ちっ!ここまでは現代社会の評論を交えた未来予測によって高尚な文書を書いていたのに。いつもこれだ。

僕も世界一周の旅中には、お金がなく、よく公園でテントを張って“グランピング"をしていたが、特に好感度も上がらなければフォトジェニックでもなく、子供達に生ごみを見るかのような目でみられただけであった。

決してイケてる港区男子を目のたたきにしたい訳ではないが(くそう!あいつら絶対許さん)

虚勢を張るために無駄なお金をかけたり、人からどう見られるかを意識しすぎて、自分の本当の興味・関心に目を背けてしまうのはもったいないことだと思う。

社会的体裁とか、年齢性別気にせず、”本当にこれが好き”って没頭できる事の方が、趣味として楽しいんじゃないか?と思うのだ。



僕は音楽をやっている。

1人で路上ライブをしたり、休日は1人で音楽ソフトを一日中いじって曲作りをしたりする。

サッカー観戦も好きだ。

地元のJリーグのクラブチーム、カマタマーレ讃岐を熱烈応援していて、関東アウェーの試合で仕事の休みが取れれば、たとえ1人でもユニフォームを着てスタジアムを訪れる。

釣りも好きだ。

1人で朝早く出かけて、自然と戯れる瞬間が好きだ。



孤高の姿から、“さすらいの一人遊びマスター"
またの名を“あいつ友達いなさすぎだろワロタ"、の愛称で親しまれるこの僕。

しかし、まだまだ他にもチャレンジしてみたい、面白そうだなぁと思うアクティビティがいくつかある。

この記事では、

何か趣味を探したいけど、どんな趣味が自分に合うのか分からない…

そんな人達のためには全くならなさそうな 、今僕がやってみたいニッチでマイナーでダウナーな趣味を、勝手に三つ紹介してみたいと思う。

その1 「チェアリング」

みなさんはチェアリングという言葉をを知っているだろうか?

折りたたみ式の椅子などを用意し、お酒やドリンク、おつまみなどを買って、好きな場所で椅子を組み立てて座り、飲む。

ただそれだけ。

好きな場所で、自由気ままに楽しむことができ、お金も椅子を2、3000円で買ってしまえば、あとは飲み食いする分だけ。

キャンプと違って大掛かりなテント設備も必要なければ、山奥のキャンプ場までいかなくともその辺の公園でも十分楽しめる。

詳しくは日本チェアリング協会(ネタっぽいけど、ほんとにある)のページを確認してもらえればいいが、周囲へのマナーを守れば基本自由、というスタンスが素敵すぎる!!

このチェアリングという趣味を知ったのは、感性が完全におやじである彼女が買ってきた、古雑誌。

酒場人、という雑誌だったと思う。

20代女子がホクホクした表情で買ってきたとは思えない、汚渋い東京の飲み屋をオススメする雑誌だったんだか、この雑誌の特集でこのチェアリングが紹介されていたのだ。

そこには海を前にした夕暮れの浜辺に椅子を広げ、楽しげに缶ビールを飲み交わすオヤジ達の写真。

ウオォォ楽しそう!!!と思った!!

まぁ、思えば昔は、外でご飯を食べるなんてなにも恥ずかしくなかった。

しかしいつしか、

公園や海辺で1人椅子を広げる、そこで食事をする、

そんな行動が

年相応じゃない、変な目で見られそう、

なんて無駄な一般性に順ずる思考に、支配されてしまっていたのかもしれない。

チェアリング、という言葉で、一つの趣味としてカテゴライズされて始めて安心してやりたいことをやれる、というのもなんか悲しい気もするが。

とにかく外の空気を吸いながら、気の会う仲間と缶ビールを開けたり、たまには一人で物思いにふけったりするのは、とても魅力的だ。

ぜひ一度やってみたい!!


その2 「ボトルディギング」

ボトルディギング、という言葉を知ったのはYouTubeを流し見している時。

YouTubeの候補に、“ガレ場のボトルディギング"、というタイトルとともに、土のついた古こけたビンを手に持っているサムネイル写真が出てきた。

ガレ場?ボトルディギング?

と思い、なんとなく見てみたその動画。

内容は、川辺にある、昔の資源ゴミ捨て場?みたいな所で穴掘りをする、という物だった。

穴を掘っていくと、戦時中に捨てられたという目薬お酒の瓶がどんどん出てくる。

これは〜〜年ごろに作られた〜〜のビンで〜〜が原材料で使われていたころの非常に珍しいビンです!などと興奮気味にUP主さんが話している。

どうやら、ボトルディギングとは、こうした昔のビンなどがたくさん埋まっているような場所(これをガレ場というのかな?)で、発掘作業をして楽しむ趣味のようなのだ。

まるで宝探しみたいだ!!

と思い、とても興奮した。

古ぼけたビンに、昔の人々の生活を思い浮かべたりして、画面越しに妄想を膨らませる。


動画を見ていて、ある昔の事を思い出した。

子供の頃である。

家の近くで古代の遺跡が見つかり、空き地だったその場所で発掘作業が行われた事があった。

そこで発掘された古代人のヤリや土器が一般公開されて、弟と一緒に見に行った。

発掘隊のおじさんが子供達に、遺跡の内容を説明してくれる。

石を磨いて作られたというヤリを触らせてくれ、

「大昔は、君達の家の近くまで古代人の集落は広がっていたかもしれない。君達の家の裏も穴を掘ってみれば、何か出てくるかもよ?」

と。

それを聞いた僕は、真に受けて、裏の田んぼを馬鹿みたいに一日中掘ってみた。

流石に古代遺跡は出てこなかったが、粘土質の田んぼの土が固く赤い土に変わるまで掘った時、茶碗かなんかの割れた陶器のかけらが出てきた。


こ、これは世紀の大発見だ!!!


大慌てで、近所に住むばあちゃんに報告すると、

「昔ばあちゃんが子供やった頃、この辺にゴミを捨ててたから、その時のものかもね。」

という話をしてもらった。

今思えば大したものでもなかったんだろうけれど、当時の僕は、

このお茶碗で、ばあちゃんが子供の頃ご飯を食べていたのかもしれない。もしかしたらひいばあちゃん、ひいひいばあちゃん、もっと昔の人が使っていたのかも!!!

などと、持って帰った破片を撫でながら、何時間も妄想にふけっていたのをおぼえている。

何か、あの頃のワクワクに似た気持ちにさせてくれた動画だった。


色々知識がないと楽しめない趣味なのかもしれないが、詳しい人に教えてもらったりしながら、ぜひ一度やってみたい!と思わされた。

その3 「ガサガサ」

さて、ここまでチェアリングボトルディギング、などと横文字の並ぶ、クールで意識高そうな(そうでもない)趣味を上げてきたが、最後に紹介するのは、田舎育ちのあの日のイガグリ坊主達なら誰でも知っているであろう、あれだ。


そう、ガサガサだ!




「えっ?ガサガサ?全然わかんないっ!なんか虫の音みたいで怖いよっ!」


と怯える麻布十番出身お茶の水大学に通うゆるふわ女子の皆さんのために説明しよう。

ガサガサとは、いわば魚とりの事だ!

たも網を小川の茂みにセットして、少し離れた場所から足を使ってガサガサとして魚を網の方に追いやっていく。

網を上げればモロコオイカワなどの川魚から、タイコウチタガメなんかの水生昆虫まで入っている事がある。

採れた魚達をバケツに入れ、種類を調べたりして楽しむのだ!


「えっ!すいせー昆虫!?やっぱり虫じゃん!やだっ!怖い!」


と、それでも怯えるゆるふわモンブラン系八重歯ガールの皆さんは連絡して下さい。添い寝しに行きます。

いやぁ、やってみたい趣味と銘打ったが、このガサガサに関しては以前の職場に川魚マニアのおじさんがいて、その人とよく休日に山の方の小川に行き、やっていたのだ。

おっさん二人でじゃばじゃばと小川に入っては、魚が採れると大はしゃぎで楽しんだ。

採った魚を観察し、その一匹一匹の名前を教えてもらったりした。

同じ種類の魚なのに獲れた場所によって形状が全然違ったり季節によって色が違ったり、そんな発見が多くてとても面白かった。


あるとき、60センチはあるかというナマズが獲れた事もあった。

大興奮で家に持って帰り、家に余っていた水槽で飼ってみたのだが、夜のうちにナマズが大あばれ、朝起きると部屋がびしょびしょになっていたので、すぐに川に戻しに行った。

この経験から、ガサガサで魚を採っても飼うのは大変なのが分かったので、すぐリリースすることを誓った。

しかし、持って帰らなくても、今なら獲れた魚をその場で写真に撮って、ネット上でコレクション的に公開なんかしても面白そうだ。

ケータイの画面上でポケモンハンティングに励むのもいいが、自然の中に足をつけて、実際の生きものと戯れる時間も、素敵だと思う。

ぜひまたチャレンジしたいアクティビティの一つだ。

まとめ


いかがだっただろうか。

遊んでくれる友達のいない30代独身低所得男性の皆さんにぜひオススメしたいニッチアンニュイな趣味を三つ、お伝えした!

皆さんも

「30歳独身低所得って!wwwお前だけだから!www底辺プギャァァァ!!」

とか言いながら、くだらないブログなど読んで時間を浪費するくらいなら、ドアを開けて外に出よう。

自然と触れ合い、心を洗い、時間を忘れるほど熱中する何かを手にしたなら、それはあなたの人生をより豊かに変えてくれるだろう。

そんな素敵な時間を手にするきっかけをこの記事が与えてくれたなら、うれしい。

そして、

「おい、変なブログ見てたかと思うと、あいつ最近おかしいよ…急に庭の穴掘りだしたり、ドブ川で魚捕り始めたり…もうこれから誘うのやめようぜ…」


と噂されて友達が減っても、気にすることはない。

本当に人生を楽しみたいと思った時に、ヒモで縛り付けられたような人間関係が、自由な心を邪魔するのならそれは元々必要の無いものだったのだ。

自己の幸せの追求に、他者を介入させすぎてはいけない。

大切なことは、自分の中で決めるのだ。

そう。ようこそぼっちの世界へ…

そんなところです。



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