岡山・高梁から新たなカルチャー爆誕!!HAIR MONEY KIDS主催の野外フェス、“YAMASEMI FES.2019(ヤマセミフェス)”とは!??
ナマステ!ぼっちシンガーです。
路上ライブで世界一周の旅を終え、現在は東京で音楽活動中。
みなさんは、野外フェスはお好きだろうか?
緑に囲まれたステージで、音楽に体を揺らし、自然と一体化する感覚。
ビートに飲み込まれてはしゃいで、芝生に寝転び見上げる青空。
思わず、「愛してやまない音楽を!!!」とか叫びたくなる。
全国には大小様々な音楽野外フェスが開催されているが、
この秋、僕の大学時代の思い出の街で、新たなローカル野外フェスが爆誕するという事で注目している。
その名も“YAMASEMI FES.2019(ヤマセミフェス2019)”!!
開催は10月19日(土)。
岡山県の山あいの街、高梁で行われ、これからグイグイ来るであろう注目の次世代バンドたちの出演が続々と決まっている。
そして、この野外フェス、なんとなんと入場無料で見られるというから驚きだ!
高梁市出身で、岡山のバンドシーンを牽引する存在のバンド、“HAIR MONEY KIDS"主催のこのイベント。
一体どんな内容なのだろうか?
なぜ岡山の山奥から、新たなカルチャーを発信していくのか?
今回はHAIR MONEY KIDSのドラム担当、モトキング氏にインタビューを行い、その概要を明らかにしていこうと思う!!
もくじ
YAMASEMI FESの開催地・高梁とは?
まず、今回ヤマセミフェスが行われる場所・高梁市(たかはし市)とは、どんなところなのか!
高梁市は、岡山県中西部に位置する、人口3万人ほどの小さな町である。
市内は、清流・高梁川を囲むように町が形成され、周囲を山々に囲まれている。
日本三大山城の一つである備中松山城の城下町として古くから栄えた町だが、大学が出来たことで現在は学生の街としても知られる。
自然と歴史、そして若者文化が融合する、ユニークな土地なのだ。
フェスを主宰するバンド・HAIR MONEY KIDSとは?
そんな高梁市内で結成され、岡山をホームに活動しているのが、今回のフェスを主催するHAIR MONEY KIDS(ヘアマネキッズ)である。
2005年、高梁市の高校に通う帰宅部の3人組(現メンバーVo.RUI、Dr.モトキングを含む)でバンドを結成。
2007年、大学の軽音楽部のつながりで、Ba.NAOが加入し、この頃から岡山県内外のライブハウスで本格的に活動を開始。
自主制作音源販売や自主企画などでアンダーグラウンドで人気を集め、2014年から【TASTY RECORDS】に所属、2017年に現在の所属レーベルである【Ailet Records】へ移籍。
合計4枚の全国流通アルバム・シングルの発売、全国60箇所を回るツアーの敢行など、全国規模で勢力的に活動。
ツアーファイナルでは毎度ソールドアウトを達成するなど、今や岡山を代表するライブバンドとして名を挙げている。
メロコア、ポップス、泣きメロ…
彼らを形容する言葉はいくつも聞こえてくるが、僕は個人的に彼らを、
“爆音で高らかにノスタルジックを歌うバンド"
と捉えている。
彼らの音楽には、開き直りにも似た、脆さと表裏一体のテンションがある。
もう戻れない日々にくしゃくしゃの涙をこぼしながら、それでも笑顔で「今が最高。」と歌うような。
時に明るい曲調なのに、孤独と向き合うような歌詞がどきりとさせる、なんとも人間臭い音楽をやるバンドなのだ。
ええい!なんか堅苦しい説明はまた今度だ!
とにかく良いんだ!これを聴け!
ドラム担当・モトキング氏にインタビューしてみた!
今回のフェスの概要を知るために、HAIR MONEY KIDSのドラム担当、モトキング氏にいろいろと聞いてみた!!
モトキングさん、今回はどうぞよろしくお願いします。
なんでも答えちゃるで!えぇよぉーに書いてぇーよぉ!! (なんでもお答えしますよ。いい具合に書いてくださいね。)
とりあえずいろいろ聞きたいことがあるんですが、ひとつづつ質問させてください!まず…
Q, なんで今回のヤマセミフェスを、高梁で、始めようと思ったの?
(以下、Google翻訳)
A,
前々からお世話になっているライブハウスのスタッフさんと、いつかこういう野外フェスをやってみたいんだよね、みたいな話はしていて。
でも具体的な話にはならずにくすぐってたんだけれど、そんな時、去年(2018年)岡山の大水害があって。
俺らの地元である高梁も大きな被害を受けて、バンドとして募金活動したり、メンバーと一緒に被害にあわれた方の家に支援活動に出向いたりして、その中で、立ち上がろうとする人たちをちょっとでも勇気づけられたらな、と思った。
自分たちには音楽しかないから、それで少しでも地元の力になれたらなって感じて、ここ高梁で、フェスをやりたいって、そう思った。
今回出てくれるANCHORとDRADNATSが同じような理由で、石巻で ”ランドマークフェス" っていう野外フェスをやっていて、そこに出演させてもらった経験も大きかったと思う。
Q,なんであえて入場無料?
A,
さっき話した ”ランドマークフェス” が、ほんとに地域密着型、みたいなフェスだった。全然バンドとか知らないような近所のおじいちゃんおばあちゃんが見に来てたりして、良いなぁって思った。
有料にするかどうかは、正直すげぇメンバー間で議論したんだけれど、地元高梁で、地域のためにやりたいから、最終的にお金はいいや、って。
もちろん音楽好き、ライブ好きの人たちにも沢山集まってほしいんだけど、普段ライブハウスに行かないような人たちにも気兼ねなく参加してもらいたくて。
ほんとに、地元の人が「なんか今日やってるなぁ」って気楽にフラッと来られるような、そんなフェスにしたかった。
Q,開催に向け、苦労したことは?
A,
金!(笑)
自分たちで無料にしてしまったがために、準備段階で金欠で死にました。
そりゃそーだろって感じだけれど!(笑)
でも、県内外問わず協賛していただけた企業の方々の力や、周囲の皆の支えで、なんとか開催まで持ち込めました。ほんと感謝しています。
今回出演の各バンドへ一言、紹介コメントをお願いします!
ハルカミライ
今最注目のバンドじゃで!彼らの初遠征に同行して、それからの付き合い! 彼らの"October’s"って曲は、岡山の美観地区の歌じゃで!
DRADNATS
バンド名にもハイスタ好きが滲みでる!(逆から読んでみぃ?) ハイスタ好きならぜってぇ惚れる!!
39degrees
彼らはただのメロコアじゃねぇ!! 哀愁漂う雰囲気とメロディがでぇれぇやべぇバンド!
ONIONRING
グッドメロディ!メロディック! 歌詞の入れ方のセンスがやべぇけぇ注目! Vo.のライブ中の口癖、「いいねぇー!」にも注目!
ズブズブの関係。 アンカーのライブを見て、それでも彼らを嫌うやつとは友達にならんでえぇえぇ!
COCO-ROBINSON
頼れる兄貴って感じじゃー! 歌がうめぇ。まじうめぇ。演奏がうめぇ。まじうめぇ。
頼れる兄貴って感じじゃー!
歌がうめぇ。まじうめぇ。演奏がうめぇ。まじうめぇ。
ピロウズやバンプ好きなら絶対好き! あと、ボーカルのイケメンがでぇれぇ乃木坂オタじゃけぇ、乃木坂オタも絶対好き!
今でぇれぇ人気、右肩上がりの4人組ポップバンド! 岡山で、無料で見れる事なんてぜってぇねぇぞ!!
この中でも一番長い付き合い。 弟のようで友達のようで… とにかくVo.タグチタクマの、人間臭さあふれるライブに注目じゃな!
この中でも一番長い付き合い。
弟のようで友達のようで…
とにかくVo.タグチタクマの、人間臭さあふれるライブに注目じゃな!
彼らにHAIRMONEYKIDSを加えた総勢10組が参加予定とのこと!
こんな熱いラインナップで入場無料なんて、とんでもない出来事ですよ!!
最後に意気込みを!
準備もまだ全然終わってねぇで大変じゃけど、 でぇれぇやべぇ日にするけぇ、おめーら見にこにゃおえんで!! (訳・いい日にするからみんな見に来てね!☆)
まとめ
いかがだっただろうか。
彼らの地元への想い、バンド同士のつながり、そして周囲の協力が今回のフェス始動の原動力となったことが知れて、ますます開催が楽しみである。
ちなみに開催地となる高梁市うかん常山公園駐車場特設ステージはこんな感じの場所である。
最寄駅からは離れているが、当日はシャトルバスの運行などもあるので、遠方からの参加も可能だ(要予約)。
アクセスなど詳しくはYAMASEMI FES 2019公式ホームページをチェック。
小さな町から始まる新たな音楽カルチャーの誕生の瞬間を、ぜひその目で目撃してほしい!
そんなところです。
更新情報・ライブ情報などはTwitterより。
Follow @gamoyou
Youtubeにて楽曲作品公開中!チャンネル登録よろしくお願いします!!
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