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【マサダタウン/ヘブロン】パレスチナに揺れるイスラエル国旗ともらった優しさの行方の話

2020年2月20日

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今日の旅の一曲!the pillowsの ” fool on the planet”!
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終了

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………………..

昨日、ヒッピービーチがあるという死海のほとりで全裸のおっさんに出会ったおれ。

その残像がまぶたの裏で延々とリピートされるなか、荒野のフェンスの上、満天の星空に照らされ眠った!

朝5時。3億7千回目の全裸のおっさんの映像が流れる途中、明るみかけた空に目を覚ました!

そのまま荒野を歩いてバス停まで行き、朝一のバスを待つ!!

泳ぐおれの官能的なビキニ姿を期待してケータイにかじりついて 待ってたであろうエロがっぱたちには申し訳ないが、結局死海には入らなかった!!

おれも、めざましどようびの企画、”Top of the world”で世界をまわっていた頃のちなみちゃんが、ビーチロケなどで水着になる回などは興奮で一週間前から眠れなくなり、3日前から高熱が出ていたぐらいだ!

気持ちはよくわかる・・

しかしだ!ビーチはしばらく前に封鎖されており、遊泳禁止になっていた!!

こっそり入ることも出来なくはないが、シャワーも止められているのだ!

死海で泳いだあとに、シャワーを浴びずにいるとどうなるのか。

イスラエルの有名な昔話に、こんな話がある。

その昔。

この海のほとりに一軒の八百屋があった。

その主人はそれはそれは真面目な男で、毎日一生懸命に仕事をこなしたが、どういうわけか八百屋は流行らなかった。

日に日に苦しくなる生活の中、それでも主人は寡黙に働き続けたそうだ。

毎朝、農家から仕入れてきた野菜を、主人はこの海の水で洗い、売るのだが。

その日もいつものようにバケツに水を汲み、仕入れてきたきゅうりやナスを洗っていた。

その時であった。

店の前で慌てて主人を呼ぶ隣の肉屋の声がする。

「お、おーい!八百屋!向こうで、鈴木ちなみちゃんがめざましのロケしてんぞ!!!み、水着でっ!!!早く見に行こうぜ!!!」

「な、な、なんだと!!!!めざまし土曜日のっ!!??ち、ちなみちゃぁぁぁぁぁぁんんん!!!!!」

東の国から美女がやって来たと言う噂に、取るものもとりあえず駆け出した主人。

「ちなみちゃぁぁぁぁぁぁん!!めざまし土曜日いっつもみてるよぉぉぉおお!!!!」

「ちょ、ちょっと撮影中です!静かにしてくれ…

「ちなみちゃぁぁぁぁぁぁんインスタも!!インスタグラムもブログもいっつもチェックしてるよぉぉぉぉ!!!!LOVE!!エルオーブイイーちーなーみーーー!!!!!」

「おいAD!!!あいつ連れ出せっ!!!」

ちなみ
「あ、ありがとうございます…(あ、あの人インスタでいっつも気持ち悪いコメントくれる人だ…)」

「ひやぉぁぁ目があった!!!あ、や、やめろAD!!!こら、まだ終わって…やめ!!」

……

東からの美女というのは、それはそれは美しい女だったそうだ。

八百屋も肉屋も、完全に心を奪われてしまい、女の泊まる旅の宿の前に張り付いては王の護衛隊に追い払われ、また張り付いて。

そんなことを繰り返していると、とうとう次の朝が来た。

女が馬に揺られて次の行脚へと旅立ったのを見送って、満足した八百屋は帰る事にしたのだが。

八百屋は恐ろしい事を思い出してしまう。

「し、しまった!!!バケツで洗っていた野菜を入れっぱなしにしたままだ!!」

真面目な主人は急いで店へと帰った。

大切な商品が水を吸って売り物にならなくなってしまっては大変だ!

しかし、慌ててバケツの中のきゅうりやナスを取り出すと、すでにしおれてしまっている。

「これじゃあ売り物にならない…捨ててしまおう。」

と思った主人だったが、試しにきゅうりを一つ手に取り、かじってみたのだ。

すると…

「お、おいしい!!!!」

この塩漬けきゅうりやナスを店に出してみたところ、八百屋は大繁盛したではないか。

主人も苦しい生活を抜け出す事ができ、無事鈴木ちなみのDVD「ちなみに」を購入する事ができた。

そう。

これが、ピクルス、ナスの浅漬けの始まりであると言われている。

とか言う話はDVDの部分を除いて全くの嘘なのだが、塩分濃度がすっごく高いので、シャワーで流さなきゃ塩まみれの一品珍味、”がもさんの塩漬け”が出来上がっちまう!!

ということで入らなかっただけで、でももしちなみちゃんが入った後なんだったら関係ない!!!
ぼくちゃん全部飲んじゃう!!
死海何杯でもおかわりしちゃぇるよおぉお!!!んな事いうと「じゃあやってみろクズが」とかアンチのやつらは言い出すけど!!!あくまで例えの話でしてでもやれと言われりゃおいどんも男なわけでぇぇぇ!!!

と、1人盛り上がりながら準備を済ませ、高速道路に立った。

荒野のバス停にて、朝一のバスを待つのだ!

今日はパレスチナのヘブロンという街まで向かう事にしている!

地図を見る感じ、ここから西へ40キロ、イスラエル側のビシェバという街がある。

地図で見る感じなかなか大きそうな街なので、そこまで行けばパレスチナ側へ再入国するバスがある、ような気がする!(適当)


こんな感じで。

ということで、バスを待つんだが。。

30分ほど待ったけれど、バスは来る気配なし!

朝早すぎるのか?

そんなで、おれは作戦を変更し、ヒッチハイクでビシェバまでちょっとでも近づいてみようか…と考えてみる。

うーん、でも前回、入国してすぐにヒッチハイクやったけど、あの時まじ灼熱の空の下二時間近く粘ってやっと捕まったからな…

イスラエル、ほんまヒッチハイク捕まらんイメージあるわ。しかもここみたいにめったに車も通らない荒野で、捕まるわけが…

ぷっぷー!

「乗ってくかい?」

手を上げだして2台目でヒッチハイク成功!笑

「やったぁぁありがとう!!!ビシェバまで行きたいんだけど…」

「おれたちはマサダって場所まで行くんだけど、ビシェバへのバス停もあるから、そこまでなら乗せてあげるよ!」

「えっ!マサダって、おれの地元の西中学校の隣にある、マサダ自転車の、あのマサダですか!?!?そ、そんなところにバス停が!??」

「わけわかんねぇこと言ってねぇで早く乗れ!」

乗せてくれたのはイスラエリーのにいちゃん二人。

マサダという場所でロッククライミングするらしい。

20分くらいで、そのマサダタウン前のバス停に到着。

助手席の彼は今度、彼女と一緒に日本に旅行に行くという!

「よし、次は日本でおれが君を助けるよ!彼女に、彼氏と喧嘩して泊まる場所なくなったらいつでもおれんち空いてるよって言っといてくれ!」

「あぁ、死んでも言わないよ!また会おうぜ!」

とFacebookを交換して、礼を言って別れた。

ありがとう!

うむ、マサダ”タウン”といっても、さっきまでの景色と何が違うのか全くわからん断崖絶壁の岩山と、ひたすらの荒野が広がるだけである。


ただ、この山の頂上に何やら建物が建っているのが見える。

にいちゃんら曰く、あれは古代遺跡で、ここで大昔、ローマ王国の軍隊に追われたユダヤ人達が集団自決をした悲しい歴史がある場所らしい。

わりと観光地のようで、遠くからではあるが、偶然見ることができた。ラッキークッキードストエフスキーの罪と罰である。

そんなこんなでマサダを眺め終わったころ、ついにビシェバ行きのナンバーのバスがやってきた!いいタイミング!マサダタウンにさよならバイバイ!おれはひとりで、旅に出る!(ジコチュー!)

と、ルンルンでナウくスイングをきめこみながら、相変わらずな岩の惑星の雰囲気が続く道をかけて…

1時間半くらいで、ビシェバ到着!!

荒野に突如現れた建物と緑。

そんなにでかい都市じゃないんだけれど、これまでの景色との変わりように驚かされる、ギャップ萌え系の街である。

例えば、正味よく見てみると言うほどめちゃくちゃかわいいわけじゃないけど、スポーツ選手の女の子がなんか可愛く見えるのと似ているだろうか。

アイドルやモデルとしてテレビに出るわけじゃない、という、前提で見た時に、「え!?あ、案外かわいいやないか…!」とフリーキック蹴る時に思わず見入ってしまうなでしこの田中陽子的な街である。

いや、しかし全国のサッカー女子の皆さん!決しておれは顔でサッカー見とるわけじゃないぞ!あんたらもウッチーかわいい!!ごうとくー!!!とか言うだろ!!?ファンは黙ってゲットゴール!オ!カ!ザ!キ!だろうが!!!(黙ってない)!!例え最近ちょっとおでこやばくても!!

そんなで、興奮気味にわざとらしいカメラワークでようこちゃんの顔をこれでもかと写していた2014年ごろのフジテレビのサッカー中継のようにまじまじと街の風景を眺め、さっそくパレスチナ、ヘブロン行きのバスを探すことにする。

バスターミナルを歩くと、チケットカウンターが見つかった。

「あの、ヘブロン行きのチケットはいくらですか?」

「は?ヘブロン!?…ちっ…8番ゲート。次!」

舌打ちしてあからさまに嫌な顔する販売員!

「いや、チケット買いたいんだけど?」

「バスの中で買え!はい次の人!」

ええーーーー…

なんなんこいつ、とか思いながら8番ターミナルへ。

そこへ一台バスがやってきた。運転手が降りてきたので、聞いてみる。

「このバス、ヘブロンですか?」

「はぁ!?違う違う!」

「ヘブロン行きはどれですか?」

「あっちあっち!ここじゃない!」

うんざりするような顔で追い払われるように、8番とは別のゲートへ行けと言われる。

なんなん!!

もう一度チケットカウンターへいき、尋ねる。

「ヘブロンは8番じゃないって言われたけど!」

「8番だよ!やれやれ…」

「時間は何時なの?」

「あと一時間後だ。」

「(それを最初に言ってくれよ!)ありがとう」

うむ。おれの推測でしかないけど、パレスチナの都市であるヘブロンの名前を出すと、露骨に嫌な顔されて悪い態度を取られる。

昨日起きたバスの爆破テロの影響もあるんかな?イスラエルを離れてパレスチナへ入ろうとする外国人をよく思ってない感が、ひしひし伝わってくる。

このバスステーションの中にもムスリムの衣装を着た人達もバスを待っているけれど、彼らとほかのユダヤ人との間には不自然な距離感が存在してる。

考えすぎか?

無事飛び乗ったバスは北へ北へと進んでいく!

走り出して30分くらいでパレスチナを隔てるコンクリートの壁が見えてきた。

なんのチェックもなく、ボーダーを越えてパレスチナへ!!

パレスチナへ入ってからも、綺麗に舗装された道路の脇には10メートル感覚ぐらいで延々とイスラエルの国旗が掲げられている。

このバスもイスラエルが運営しているものなんだろう、車内には大きなイスラエル国旗。

なんでだ?

ここはパレスチナのはず。

だけれど、あたかもここはイスラエルだと主張するような威圧感がある。

イスラエルが交通網を充実してやってんだって受け取り方もできる。

けど、バスがストップするのは各”ユダヤ人入植者居住エリア”のみ。

入植者の街(と言っても数十軒の家が集まる団地みたいなエリア)がパレスチナ国内に点在してて、パレスチナ人の街は無いものとして作られたような不自然な路線図をバスは進む。

ユダヤ人入植者達のエリアはイスラエル軍に手厚く守られている。

入り口にはゲートがあって、常にマシンガンみたいなの持った兵士が、入る車をチェックしているといった具合だ。

その入植者エリアのバス停のなかで、一番ヘブロン市街に近いところで降ろしてもらい、そこから歩いて30分くらいで、パレスチナ最大の人口の街、ヘブロン到着である!!


むむ、なぜか、ヘブロンの周りにもイスラエル兵が大量に駐在していて、至る所で検問がある。

「どこへ行くんだ?」

「ヘブロンの街のセンターに行きたい!」

「なんで行かないといけない?」

「え、ただ観光したいだけだよ!」

「オッケー、道は知ってる?おれのケータイで説明してあげるよ!待ってて!」

兵士も、基本は優しい。でも、おれがイスラム系のモスクの名前なんか出すと、難色を示す。

めんどくせぇ…

旧市街を歩いて、新市街に出た。


どこにでもある賑わったアラブの都会の雰囲気。

活気ある声がかかって、女性達もカラフルなヒシャブ(髪を隠すスカーフ)でおしゃれをして街を歩く。

「チャイナ!チャイナ!ウェルカム!」

と、心の壁の薄さ0.03ミリの陽気さでどこでも声かけられて、強引に腕を掴まれて、話をしよう!いいから座れ!と誘われ…

5分すると超うざくなる。

うむ、まぎれもないアラブの空気。

さっきまでのイスラエルとは全く違う、出会って5秒で昔からの大親友みたいな馴れ馴れしさ。

日本人感覚からしたら、イスラエルの方が1000パーセント住みやすいし、旅しやすい。

けど、アラブのこの空気も、異文化感が半端なくて好きだ。(最初の5分は。)

ファラフェル安いっ!!!たった3シュケル(90円)で野菜乗せ放題だと!!??

イスラエルなら、確実に15シュケルぐらいはするクオリティ!ほんまなんでイスラエル人の若者はパレスチナに遊びにいかんのやろ。

日の暮れていく街を歩いた。

今日泊まるホテルも決めてない…

歩いてればどっか安いところあるやろ、と思ってたんだが、全く見当たらん!

誰かに聞きたいけど、大概英語通じない!!

うーぬ、ピンチである…!

パレスチナは、イスラエルとは街の作り方が全然違ってて、公園やベンチやが全くないのだ。

やから野宿できない、というかさすがにパレスチナで野宿ってなんか怖い…!

なんとか寝る場所は探さなければ…

山の向こうに、日が沈んでしまった。

郊外の丘の上を歩いている。

街全体が見渡せて、明かりがポツリポツリと揺れている。

冷たい風が吹いて、夜の空気を運んできてる。

やばい…

人のこなさそうな、ゴミがたくさん捨てられた空き地がある。

えー、なんかきたねぇけど、野宿するならここかな…

とか泣きそうになりながら歩いていたその時!

「ヘイチャイナ!!ウェアユーゴー??」

なんか町工場みたいな建物の前で、にいちゃんに声をかけたれた。

「チープなベットを探してるんだ!どっかしらないか?」

「ん?この辺にはないなぁ…あ、ここの事務所で良かったら寝ていっていいぜ!!」

「ま!!!!まじで!!!!」

飛び上がった!!!

まじで!!??

ここはカーペットのおろしをやっている会社らしく、二階の事務所のソファを案内してくれて、

「残り物だけど良かったら食べなよ!ウェルカムウェルカム!!」

とチキンのトマト煮とパンまで出してくれた…

う、うぐぅ!!!!

優しすぎる…

「テンキュー!ほんまに、ほんまにテンキュー!」

「いっぱい食ってくれ、なら俺たちは仕事に戻るよ!勝手に上がって寝てくれていいからね!」

なんてことだ…

突然職場に怪しい外国人がやって来て、「泊まっていきなよ!」なんて言えるか?

もしもドロボウだったら…

職場を汚されたら…

リスクは考えればいくらでもある。なんの得にもならない。

それでも、困ってるなら!と助けられる心の余裕が、おれにはとんでもなく美しいものに見えた。

アラブ人、ほんとに感覚がいい意味で違いすぎてて、大好きだ。

皿洗いぐらいしかお手伝いできんかったが、なんどもお礼を言って、邪魔になってもいかんのでありがたくソファを使わせてもらって、眠った。

ほんまに、こうやって受けたありがたみは、日本に帰って、迎え入れる立場になったら100パーセント返していこう。

旅はとんでもない不安不安の連続だ。

それはひびの入った氷河の上を進むように、冷たく、自分の無力やあさはかさを思い知らされる、その繰り返し。

しかしその中で出会う一杯の温かなスープのような優しさに、どれだけ助けられただろう。

心まで冷え切った、機械人間になっちゃだめだ。

ビジネスや付き合いのもっと奥の、心のランプの火を、絶やさないようにしないと。

人間として根本的な部分で、魅力的なひとでありたいのだ。

この事務所のにいちゃんたちが、それを教えてくれた。

忘れないようにしなきゃ!

そんなことを心に刻みながら、おれはいつのまにか眠りに落ちた。

そんなところです。

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