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【エチオピア・マテマからスーダン陸路入国】スーダン入国となめなめする話

2020年5月16日

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今日の旅の一曲!ふくろうず の”砂漠の流刑地”!
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終了

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朝5時起床でバンに乗り込み、国境沿いの街マタマへ!

最後は嫌な思いせずに出国させてくれよ!と思っていたがやっぱエチオピアの乗り合いバンはどこまでもエチオピアだった!

ボーダーまで100ブル!と買ったチケット。

しかし後で

「一個手前のマガナンという田舎町までの料金だよ!マテマまでいくなら追加で50ブルだ!」

と!!

砂漠のど真ん中で。

くそやろぉぉぉ!!!!!

乗客や乗り合いの兵士たちに見えるように、マナガンからマテマまで50ブルだなんて絶対ローカルプライスなんかじゃないよな!?おかしいよな!?と訴えてみたがもちろん他の乗客もにたにた笑うだけ。

くそ!!くそが!!!!

結局50ブル追加で払わざるを得ないおれもう怒り心頭!

もうさっさと出よう、すぐさまに出ようこんなところは!!!!!(結局最後はこれ)

そんなでストレスで髪の毛3万本くらい失いながら、なんとかたどり着いた国境の町、マテマ!

国境超える前に道端の店屋で、ドルをスーダンポンドに両替した!

なんかようわからんけど、スーダンのお金は普通に銀行やらで替えると超絶にレートが悪く、ブラックマーケットと呼ばれる闇両替屋で替えるのが一般的になっているらしい。

ここでは、1ドルが9.5スーダンポンドで替えられた。正規レートなら6ポンドぐらいらしいので、たしかに全然いいわ!

(※と思ったけど、スーダン国内で変えると11ポンドくらいの相場で替えられます。最小限だけ替えるべし!)

わ!

おいおい!

なんかちょっと情報通の、デキるデマド系旅人のブログになってきたんちゃう!!!??おしゃれなカフェでマックのパソコンカチャカチャやりながらスマートに旅してる人っぽいんちゃうか!!??

ひょー!ヘドロの上をころがるような旅をしてるように見せかけて、なんやかんや知っとるからな、おれ!

こうなったらエジプトまで行ったらちゃんとみんなに教えてあげんと!

春休みで来てる女子大生とか、やっぱこういう玄人な情報は知らんやろからな!

「えっ?スーダン行くの?行っとくけど、ATM使え無いからね。アメリカと仲悪いもん。で、両替は闇両替だから。これ基本ね。」

「えっ!そーなんですねっ!ネットで少し調べればいくらでも出てくる情報、わざわざありがとうございますっ!ゆーきさん、詳しいんですね!私、尊敬しちゃうっ!」

「まぁ、おれはアフリカをずっと北上してきた人間だからね。イヤでも耳にするよね。おれみたいなデマド系の人間は、情報命な部分もあるしね。」

「そうなんだーすごーい!なんかノマド系みたいでかっこいいですねっ!ありがとうございますっ!」

…..あ、そうかノマドか。

なんやデマドって!自分の妄想で間違い指摘されるなんて、妄想癖もここまで来るとあれやな、ひゃ、ひゃ、ひゃひゃひゃひゃ!!

と、半径10メートルに人を寄せ付け無い気持ち悪さで、「荷物持ってやる!」「案内してやる!」とやってくる金くれ野郎達をふりきりながら、ついにイミグレ(出国手続き所)へ!!!!

ついにおれはエチオピアを出るぞー!!!!やったぁぁぁぁぁあ!!!!!!

いや、エチオピアのイミグレ、茅葺き屋根やん。笑

いや、まぁ別にえぇんやけど、出国の際のわりと大事な荷物のチェックやパスポートチェックやら、床も無く建物ですら無い藁葺き屋根の下、地面に荷物直置きで中身広げてチェックされる。

田舎のばあちゃんちの農機具小屋やん・・

国境付近は写真を撮ると怒られるから撮って無いんで、みたい人は行ってみるといい。

ただ、どうしてもって人以外は、田舎のばあちゃん家で代替えした方が良いぞ!

あぁ、最後の最後までエチオピア、見せつけてくれるわ!

そして、無事スタンプをもらって、橋を渡ると、そこはっ!!!!

16カ国目!!!!!!

スーダン入国じゃぁぁぁぁぁ!!!!!!!!

長かった、、長きにわたるエチオピアとの戦いがついに終わった、、

おれは小さくガッツポーズをしながらスーダンのイミグレ(入国審査)を終え、外に出る・・

おや?

何かがおかしい。

普通、こういう国境沿いにはタクシーやら両替商やら法外な値段で旅行者を騙そうとしてくる旅行会社の客引き達が待ち構えているものだ。

だからいつもかなり気構えてイミグレを出るんだけれど・・

だれも話しかけてこん。

そこには、強烈な太陽に照らされた砂漠の乾いた風だけが爽やかに吹き抜けていた。

「ハロー」

とおやじが笑声をかけてきて、きたか!?と殺気立った目で見るんだが、

「ウェルカムトゥスーダン!」

と笑顔を向けられるだけだ。

ん?

「アルカダリフまでのバスに乗りたいんやけど、どれですか?」

「カダリフか!こっちだ!」

とわざわざ暑い中バスの前までおれを連れて行ってくれたにいちゃん。

「じゃあね!バイバイ!」

えっ!?

チ、チップを要求され無いだと!?

案内されたのは乗り合いのバン!

エチオピアなら、いつもいつも3倍ぐらいの値段をふっかけられて、「お前はホワイトなんだから払って当たり前だ!」などと言われる。

周りの乗客もだれも、「おかしいだろ!」などとは助けてはくれず、騙される外国人の慌てふためく姿をにたにた笑うだけなんだ。

しかし・・

おれが荷物を積もうとすると、

「手伝うわ!」

と乗客のおばちゃんが中から荷物を引き上げてくれる!

「ありがとう!カダリフまで、いくらですか?」

「25ポンド(300円)よ!」

よし、ローカル価格は25なんだな・・ドライバーがふっかけてきたら、「おかしいだろうが本当は25なんだろ知ってんだぞ!?」と怒鳴ってやろう、と思っていたが・・

ドライバー「ミスター!料金を!25ポンドだ!」

…おれは、もう感動で泣きそうになった!

おれは、おれはついに、帰ってきたんだ、怒りと人間不信に埋められた世界から、差別のない健全な社会にっ!!!!!!

これエチオピアから来たからこんな感動するんかな?

いや、これまで他の国でもどこでもたいがい国境沿いというのは、その国の詐欺師の国内選手権でも開かれとるんちゃうかいうぐらい悪い奴らが大挙して集結し、声掛けしてくるもんなんだが。

スーダンは今、アメリカから経済制裁を受けているように、国際的に開かれた国ではない。

観光客が少ないから、その分こうして人が素朴で優しいのだろうか?

そんなことを考えながら、ミニバンはひたすらの荒野をかけ続ける!!!

あ、暑い・・


もう窓を開けるとお風呂の中おるみたいな暑さの熱風が吹き付けてきて、砂埃がすごい!

ケータイいじってたら、画面に砂積もってくるからな!

かといって窓を閉めると車内はおやじ達との密着型サウナになって、とんでもない!!

暑いぃぃぃぃぃぃ!!

ナイロビで会った旅人が言ってたことを思い出す。

「これからスーダンはめちゃくちゃ暑くなるから行くなら早く行った方がいいよ、3、4月は基本50度とかまで上がるらしいよ!」

とか言うてた。

その時のおれは、

50度とかある訳ないやん赤道直下のケニアでもこんなに涼しいのに~ほんま冗談きっついなー!

となめきっていたが、いや、これはガチや・・ガチで50度ありそう・・!!

舐めたらあかん、砂漠の気候舐めたらあかん・・

なんか、ネパール入り前も、「今こんな暑いのにネパールそんな寒い訳ないやん~」とか言うて舐めまくりでいざ入国してみると寒すぎて滞在期間の8割風邪ひいてたんよな・・

舐めまくりやん。

アミラーゼやん。

いかんな、ちゃんとみんなの言うことは聞くようにしよ。

おれはデマドパッカーやからそういうのちゃんとせな舐められるわ。

あ、でも女子大生に舐められるならそれでもええかな。

逆におれも舐めるし。マイ箸とか渡してくれたら全然舐めるしな・・

などと黙々と、僕たちは何を舐め、舐められるのかを考えていると、3時間後、ついにおれたちはカダリフに到着!!

のはずが、なんか市街地にも普通にキノコの藁葺き屋根の家がちょいちょいあって、異国間がくぁぱぁ!している。


トゥクトゥクのにいちゃんに最安のホテルまで乗せてもらったけど、それでも100ポンド、闇両替レートでも約1200円・・

宿は意外に高いのか?スーダン。

ギンギラの太陽が沈む頃、やっと外に出られそうな温度になったので、ギターを持ってあたりを散歩。

西日をうけてそびえるモスクの塔が、ここをムスリムの国ということをあらためて実感させる!

町の看板はもちろんアラビア文字!

ミミズが踊るようなエキゾチックな形。アラビア語は右から左に書いていくらしい。イスラエルのヘブライ語と同じだ。(行ったことないけど)

なんか揚げ物スナック屋さん。

5ポンド、60円で袋いっぱい入れてくれる。

なんか豆腐みたいなのを揚げてるんやけど、肉のだしが効いててうまい!ローソンのからあげクンから肉汁全部吸い取ったみたいな味がする。

道端のきたねぇおちょこコーヒー屋。

アフリカではもうお馴染みのスタイルだけれど、ここのは砂糖を入れる量が半端じゃない!おちょこの7割ぐらいまで砂糖を入れて、そこに熱々のコーヒーを流し込む・・

そんな糖尿病患者増殖キャンペーンのコーヒーとたばこをくわえて、町を眺めるのが好きだ。

町を行くのはほとんどがおやじやおっさんやおじさんばかり、女性はほとんど歩いていない。

みんな白い衣装に白い帽子のスタイル。ガタイもよく、列になって胸を張り歩く姿は威風堂々としていて威厳がある。

日も暮れだした頃、町中に響き渡る太い低音のお経のような、サイレンのようなアナウンス。

メッカの方角へ向けてのお祈りの時間を知らせる声だ。

しかし、みんな普通に気にせず歩いたりコーヒーを飲んだりおしゃべりしたりしてる。

マレーシアでは全然だったけど、スーダンぐらいの本格的なムスリム国家なら、この時間になったらみんな町から消えてモスクに集結するんかと思ってた。

案外そんなでも無いんかな?

そんな様子をみながら道を歩いていると、声をかけられる。

「へいチャイナ!ギターかそれは!?俺達に弾いてくれよ!」

と手を引かれて椅子に座らされ、食え!食え!とサトウキビを口に詰め込まれる。

うげぇさっきコーヒー飲んだからもう甘いものいらんのに・・

「ギターを弾いてくれ!」

「え、でも今お祈りの時間じゃないの?」

「かまわねぇよノープロブレム!」

と言われ、キャッキャとはしゃぐ大の男達。

厳しいムスリムの国では、お祈りの時間は神様へ思いを集中させるため、お店もBGMを消したり、テレビもそれ専用の映像に切りかわると聞いた。

もちろん路上ライブも演奏を止めないといけないって、金丸さんの本にも書いてあったぞ!!??

えんかなーなんて思いながらギターを取り出して、大盛り上がりの彼らの前で一曲弾いていると、やっぱり近所のおっちゃんに注意されてやめた。

「今はサラート(礼拝)だ!」

「いいじゃねぇかよ別に!」

「なんだと!?ちゃんと礼拝しろ!」

「うるせぇなぁじじいが!」

みたいな話をしている気がする。

宗教に対して、どれくらい真面目に取り組むかはわりと人によって開きがあるんだな。

お祈りの時間を知らせるサイレンが消える頃には、町は真っ暗になって、商店や道端の果物売り達が賑やかにやりだした。

ムスリムの国々の国旗には、月と星を使うデザインが多い。トルコとかの。

あれは、このエリアがとんでもなく暑い場所だから、夜の象徴である月と星の方が人々に人気があるため用いられるんだと聞いたことがある。

夜が彼らの活動の中心的時間なんかな?

商店の隙間を歩いとると、おやじ達に捕まる。食え食え!とかご売りの木の実をつかんでは口に詰め込まれる!細いドライフルーツみたいなやつ。甘い・・

勝手にギターを取り出しておれの膝に乗せてくる!

おやじ達なのに、好奇心が5歳児並みだ、しかしそういう飾らない感じがアフリカの好きなところでもあるぜ!!!


もうもみくちゃ!!

「うぉぉもう一曲だ!」「写真を撮ろう!!」「もっと食え、食え!!!」

アメリカと仲悪いから、英語の歌とか人気ないんちゃうかなとか思ったけど、普通にボブマーリーとか知ってて、もうリズムも何も関係なくもみくちゃで踊りさわぐ!

興奮と熱狂の前で音楽ならなんも関係なかった!

このままだと朝になるまで歌わされそうやったので、三曲歌って逃げるように帰った。

夜になっても全く下がらん気温の中、宿まで帰ってる途中で町中停電!

なんも見えんでケータイを照らしながら歩く。

歩きながら、いろいろ考える。

今日の朝までいたエチオピアがもうすでに遠い日の思い出のように感じるなぁ。

それはおれが人の名前をすぐ忘れるくらいの物忘れ率100パーセントおてんばバックパッカーだからというわけではなくて、この街が、これまでのアフリカとは全く違うアラブの空気感と熱気が町を包み込んでいるからだ。

アジア、アフリカと旅をしてきて、その3つ目の新しい世界に足を踏み入れたような、そんな気がする。

エチオピアから、100キロも離れていないのに、住む人が違って、宗教が違って、生き方がこんなにも違う。

いったいムスリムという生き方はどんななんだろう?アラブという文化は何なんだろう?

テレビやネットで理解できる範囲の歴史について、ガイドブック通りに読み解いていくだけじゃつまらない。

その奥、そこに住む人から感じる生身の彼らの普通に触れる、そんな旅がしたい。

きっと、音楽がそこと、おれとをコネクトさせてくれるはず!!

火照ったままの砂の道を音を鳴らして歩く。

一歩一歩と足を踏み出す度に、深い深いアラブの空気に、足が沈み込んでいく、そんな気がした。

明日は首都カルツームまで行くで!!!

そんなところです!

ランキング10位入賞を目指してブログランキングに参加しています。なんか全然世界一周じゃない人が急に現れて流星のごとくランキング抜かれてたぞおらぁぁぁぁぁあ!!!↓↓

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