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メンヘラシンガーが執拗に「私鬱なの….」アピールする話

2019年8月1日

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今日の旅の一曲!vampire weekend の”Step “!
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終了

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………………..

首都アジスアベバまで帰ってきた。

昨日、信じてしまったニセ映画ディレクター男にケータイをとられそうになって、それまでもいろんな奴らに騙されて、もう誰も人を信じられない絶望メンヘラ系シンガーのおれ。

あのあと、コーヒー屋の前で「ヘイ歌ってくれー!」なんて声をかけられ、路地ライブを行うもどうにも気分が乗らず。

(タンザニアでこうやって歌った時はコーヒー何杯もサービスしてもらったのに、普通にコーヒー代金は取るのか。)

などと気付けば嫌味づいてしまっていた、おれの内面の汚さにも自分自身で嫌気がさして、さっさと宿に帰って60円のビール飲んで寝た。

あぁ、マジで荒んでるわおれの心ナウ!!

誰にも会いたくないナウ!!

もし今ちなみちゃんが会いに来たとしても…いや、ちなみちゃんには会いたいけど、とにかく外には出たくないナウ!!!!

ほんまに、誰も信じられんし、こんなに早くこの国から出たい!なんて思うのは初めてだ・・

もし今ドラえもんが居たとしても、

「ドラえもん・・どこでもドア出してよ・・もう全部ぶっとばして、スーダンまで、行ってしまいたいんだ・・なんなら、ちなみちゃん家のお風呂でもいいぜ・・」

「仕方ないなぁユウキくん、どこでもドア~!!!」

「……..。」

「…….?どうしたのユウキくん、どこでもドア出したよ!早く使いなよ~!」

「これ使用料かからないんだろうな?ほんとにどこでもドアはスーダンに繋がってるのか?開いたら強盗団のアジトとかじゃないのか?ってかお前ほんとにドラえもんか?大竹しのぶじゃないのか?」

「え、えぇー!!??困るよユウキくん、まぁ確かに大竹しのぶかどうかと言われると、一概に違うとは言い切れないけど、でもドラえもんとして長くこれでやって来たんだから・・子供達も見てるし・・」

「・・やっぱり・・!!!出て行け!!!失せろ!!!ドラえもんだ!なんて言って、結局ドラえもんじゃ無いんじゃないか!!!どいつもこいつもおれをあざむきやがって!!!出ていけよおらぁぁ!!!」

「ちょ!!ちょっとユウキくん包丁をしまって!!!おち、落ち着くんだ!!!」

「うるせぇうるせぇうるせぇ!!!!どいつもこいつも、消えてなくなれば良いんだぁぁ!!!!」

「ぎ、ぎゃなさぁぁぁた!!!!」

と、もう誰彼構わず近づいてきたやつ全員ぶちのめして、残されたどこでもドアに

(ちなみちゃん家のお風呂・・)

と小さくつぶやいてこっそり使いそうなぐらいに、おれの心は荒みきっているナウ。

そして、ツイッターやFacebookで、「私、今鬱なの」アピールを執拗にやりながら、いかに早くエチオピアを抜けるかだけを考えながらおれは眠りについた。

ガチャリ・・

(お、おおおおお!!!これが、これがちなみちゃん家のお、お風呂!!!やば、残り湯!!残り湯発見!!あの、ちょっとぼくちゃん喉渇いちゃったなぁ・・ペロペ・・あ、甘い!!甘いよ!!!!あ!これは、は、歯ブラシ発見しちゃった!!うそ!ちょ、ちょっとだけ・・)

ジリリリリリリリリリ!!!!

(やばい!!警報機!!??うそ!どうする!!)

おい!!中に誰かいるぞ!!!ドアを開けろ!!!

ドンドンドンドンっ!!!!!

(やばいいいいいいいごめんなさぁぁぁぁい!!!!……..

っは!!!!!

朝4時!!

ジリリリリリリリリリッ!!

バスの時間となり、アラームの音でおれはもぞもぞと起き出した。

「チャイナ!!起きろー!!」だんだんだんだんっ!!!

4時に門開けてね、と頼んでいたのでスタッフもご丁寧にもモーニング壁ドンをしてきてくれてる。

チャイナじゃねぇっつってんだろうが!
・・ても、ありがと。

そして、ねむい。。眠すぎる。。。

北部パハルダールへ行くバスは朝4時半発の一本のみと言うことで、このようなこの世の終わりのような時間帯に目覚めなくてはなら無いおれ。

慌てて支度をするが、寝ぼけて、謎にズボンを履いては脱いでを3回ほど繰り返しながら、なんとか準備を終えて宿を出た!

バス停までの道のりは真っ暗闇で、昨日ケンカした宿紹介のにいちゃんが強盗団と手を組んで待ち構えてたらどうしよう、とか考えると怖くなって、1分間に10万回ぐらい後ろを振り向きながら歩いたおれ。

しかし、強盗団はおろか人や犬、アリの一匹にも出会わ無い、完全なる無生物状態でなんか逆に不気味だった。

今回のバスは、それしか無いと言うことで普通の大型バスのチケットを買った。パハルダールまで9時間のバスの旅350ブル(2100円)

値段はちょっと高いが、席もあらかじめ指定されてて荷物をトランクに預けることもでき、ちゃんとカーテンも付いている!!

いや、日本人感覚はおろか、ザンビアやタンザニアでもこのレベルではあったのだが、エチオピアではここ最近、ダイコンくり抜いて車輪つけたみたいなオンボロローカルバスしか使ってなかったおれ。

もう未来人の乗るスペースシップのようなとんでもないハイテク感を感じた。

乗務員も「ホワイトは荷物代を別に払え!」とか言うてくることもなければ、ほかの乗客も上品な人たちばかりで、「チャイナ!チャイナ!」とバカにしてくることも無い。

おまけに水とビスケットのサービスも出た!

そうなのか、エチオピアでも金をかければ気持ちのいい旅が出来るんだな・・。

朝日がまぶしい。

バスはグランドキャニオンみたいな断崖絶壁を越えていく。

すごい!車内では途中からテレビモニターも出てきて、エチオピアミュージックのPVがガンガンで流れている。

その音楽やPVがユニークで、エチオピアー!って感じで面白い。

ケニアまでの南部のアフリカでは、こういうとこで流れる大衆音楽というと、ヒップホップやジャパレゲみたいな速いテンポの、サンバにも通ずるような愉快な音楽が多かった。

でもエチオピアはなんかこう、拳の効いた演歌みたいな、歌謡曲みたいな、でもどっかリズムはアフリカンを感じさせる、不思議な音楽。

今まで行った国だと、ベトナムやカンボジアの音楽に似てて、日本のばぁちゃんじいちゃんとか好きそうな感じ。

PVも、ケニアとか南アフリカとかは、いかついサングラス男が高級車乗り回してきれいな女の子抱いてて、周りでダンサーレディ達が腰振ってる、みたいな、ストリートボーイズ達の夢を絵に描いたようなのが多かったけど、

エチオピアでは草原の村みたいなところで、民族衣装で踊ってる、とか、たくさん牛を引いているイケメンを美女が牛舎から、憧れの目で覗いてる、とか、もう日本人からは全くなれ親しみのない状況設定がおもしろい。

どちらも若者達の夢や憧れを表すのがコンセプトなんだろうけど、そこに国民性が出まくってるんだろうな、ユニークすぎる。

となりの席のにいちゃんは、真夏の車内に三日ぐらい置き忘れてた牛乳みたいな臭いをワキから漂わせるんだけどいい人で、英語も上手に喋った。

たくさん話をした。

彼はコーヒーのラボ?コーヒー豆のなんかの会社でエンジニアとして働いているとか。

なんのこっちゃ全然わからんが、日本人もその会社で日本輸出用のコーヒー豆の品質チェックの仕事をしていて知り合いだとか。

なんかコーヒー一つでもいろんな仕事があるのね。

彼の趣味は本を読むこと、特に宗教に関しての本が好きらしい。

さっき、昼飯の休憩の時に、レストランの店員に注文しようとすると、

「今はエチオピアはファスティングタイムです。」

と言われて、なんのことか疑問に思ってたのを聞いてみた。

どうやらそれも宗教に関係するらしい。

「僕たちは、キリスト教の、エチオピア聖教を信じてるんだ。僕たちの宗教は、昼の12時までは食べちゃいけ無い、それ以降も肉や魚は食べちゃいけ無いって期間があるんだ!ムスリムの断食みたいにね!今はそれなのさ!」

どうやらファスティングってのは断食のことらしい。知らんかった。

だから、レストランの店員も、

「今は断食タイムだから、肉や魚のメニューは出せ無いよ~」

って、そういう意味だったんかな。

「面白いよね、ムスリムやキリスト教では断食をして、体のバランスを整えたり、食べ物に感謝したりしようとするんだけれど、仏教はやら無いよね。君はブディストなら知ってると思うけど、ブッダは樹の下で長い断食修行の末に、

(断食で苦しい思いをしても、幸せにはなれない)

って悟ったんだよね!」

「あぁ、スジャータのミルク粥の話か!なんか聞いたことある。詳しいね!」

「本で読んだんだ!でも、どの宗教も、方法が違うだけで、同じように、幸せの事を書いてある。道が違うだけで、僕らの向かうべき場所は同じなのさ。」

なるほどな~!

そんな高尚な話を聞きながら、

(「スジャータのミルク粥」ってなんか響きエロいなぁ。あ、いかん、ミルクとか言うたからまた彼の臭いが気になってきた!くさっ!)

などと一人もくもくと考えていると、バスはパハルダールに到着!!

いや、いつものダイコンバスなら2時間乗っただけでぶっ倒れそうになるけど、今回はほんま快適であと20時間ぐらい乗れそうだったわ。

なんならそのままスーダン行ってほしかった・・

そのあと、いつものように客引きに捕まり、しかし案内されたホテルは115ブル、700円できれいなベッドにお風呂の水も(冷水やけど)ちゃんと出て、コンセントもあって、まさかのWi-Fi付き!!

もう今の俺にはモルジブの透明度5万ルクスの海に浮かぶプライベートロッジでハイビスカスのささったカクテルを飲みながら片腕に美女を抱いてオマール海老をアーンしてもらうぐらいの完璧な宿であった!

結局ちょろっと外出て20円のカエルの卵のサモサ食べて60円のビール飲んで、あとは宿にこもる。

あぁくそう、快適なんはええけど、なんか気持ちが塞ぎ気味で、引きこもり気味なこの頃。

明日は朝一で、よりスーダンに近いゴンダールという街まで向かう!

なんかやろうと動くとすぐ傷つけられる国ではあるが、だからって部屋にこもるのは自分がどんどん腐敗していくような、自分の中の嫌な自分に負けているような気がしていかん!

ゴンダールついたら、明日は路上にでよう!

そんなところです。

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