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タイの田舎町でホームステイさせてもらった話

2019年8月1日

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バンコク三日目!

一ヶ月前の滞在の際に仲良くなった、ウイットの実家に泊まりに行くことになった!

ローカルの人のお家にホームステイなんて、なんて素敵な経験なの!!?

なんてみなさんお思いでしょう。

しかし否、正直・・・正直おれはめんどくさかった。

なんだよ!?正直なこと言って何が悪いんだよ!!どうせこのブログなんて誰も見てないんだから心の叫びぐらい書かせろ!

だってローカルの人のお家にお邪魔するってことは、お母さんや近所の人たちにも丁寧に挨拶しなきゃならないし、変な料理でてきても美味しい!って笑わなきゃいけんだろうが!

シャワー使うのもいちいち気を使うし、「あ、ベッド使わせてくれるの!?いいよいいよ!おれソファで全然寝られるから!!」とか言わないかんのも面倒くさいだろうが!

いやもちろんウィット自体はすごくいい人で信頼の置けるおにいさんだから好きだけど、おれは過度な人と人との付き合いとかが苦手なんだよ!!!!!!

一晩飲みに行って、「また機会があればぜひご一緒させてください!!」ぐらいの部長に対する新入社員のノリぐらいが丁度いいんだよ!

と、脳内で社会不適合者具合を大露呈しながらも、しかししつこく遊びにおいで!!と誘う彼の熱意を断りきれずに、仕方なく遊びに行くことを決めたのであった。

しかし!!

いつものことだけれど。

行ってよかったーーー!!!!!

超楽しかったよ!!!!!!!

彼の家はバンコクから国鉄に揺られて一時間半の田舎町だった。

着いた頃にはもう夜だったんだけど、もちろん外国人なんておれ一人、超ローカルのマーケットの値段の安さなんかに驚愕しながら、その駅から出るミニバスに揺られてさらに20分。




あたりに広がるのはバナナ畑とぽつぽつと広がる民家、空を見上げれば満天の星空。

空気が美味しい!

その涼く透き通る空気はおれの好きなマカロニグラタン味でもなければ、イモケンピ味でもないのだけれど、なんか美味しく感じた。ご飯三杯はいける。

少し歩いた近くの商店はもう閉店してて、それでも勝手に扉を開けて真っ暗な敷地内に入っていくウィット。
冷蔵庫を勝手に開けてビールを持ち出してきてくれた。

「この村は小さな村。誰もがお互いの事を信じあっているんだ。だからこのビールのお金も、明日正直に払いに行けばなにも問題ないんだ。」

まぁなんて素敵なんでしょう。
もしこれが日本なら今頃セコムが鳴って、かけつけた吉田沙保里にボコボコにされているところだろう。

その後2人で川沿いを散歩していると、ホタルが!!ホタルがいる!!!!


うーん写真には写らない美しさというやつです、それをウイットが捕まえて、部屋まで持って帰ってきた。

電気を消した部屋に放たれたホタルは、小さな羽を精一杯羽ばたかせながら舞い、柔らかな緑色の光を見せてくれていた。
僕らの表情を写す事すらままならない小さな小さな光。
しかし、キラキラのシャンデリアでは写す事ができない、優しいぬくもりがあった。

なんてロメンティックなんだ。

とてもじゃないがアラサーの男二人が小さな部屋で行う所業ではない。

もしこれがウィットではなく、夏ポテトのCM収録終わりの浴衣姿の多部未華子なら、はたりと羽を休めるために彼女のお団子に結った髪に止まるホタルを「素敵な髪飾りだね」と言って笑っただろう。

1週間の命の儚さに僕らの恋を重ねて、「夏しか・・会えないの?」と涙ぐむ彼女に、「夏しか・・会えない。カルビー、夏ポテト。」と言って優しくその震える肩を抱いただろう。

しかし彼は残念ながら多部未華子でもなければ、森公美子でもないわけで、男二人でそんなロマンティックにも約30秒で飽き、電気をつけた。

そういえばあの後買ってきたビールで乾杯してから、そのまま寝ちゃったんだけれど、あのホタルまだ部屋の中かもしれん。今頃立派な発光ダイオードとして活躍しているに違いない。

朝、朝ごはんをご馳走になる。
お家にお邪魔して美味しくない料理出されたらどうしようー!とか偉そうな事をうたうだ言っていたが、めちゃめちゃ、もうめちゃめちゃうまかった。

ありがとうウィットのお母さん。
タケノコのハーブ炒めにトウフのスープ、タイ風オムレツに、なんかよう分からん幼虫のサナギ。笑

まぁサナギだけは一粒食べてもう二度と手を出すことは無かったけれど、他の料理のうまいことうまいこと!

タイ料理の香草をたくさん使った味が好きだ!

そしてお腹も膨れた事でウィットが釣りに誘ってくれた。

おれ、釣りとか、カブトムシ採りとか、大自然の遊びが大好きなので、めちゃめちゃうれしい!!

これが家で、近所の人も呼んでWiiでもしようぜ!とかだと、おれは居場所をなくして気付けばゴミ虫のように消えて無くなっていただろう。

ウィット、なんていい趣味をしているんだ!

しかもこーんな、シンプルな手作り竹竿に、庭で撮ってきたミミズを付けて釣るのである。

釣り竿や道具なんか、今まで近所の釣具屋のビッグウェーブで買った事しかなかったおれは、正直
「こんなんで釣れるんか!?」
と疑心暗鬼であった。

今時釣りキチ三平みたいに竹竿にミミズだなんて、江戸時代の遊女を描いた浮世絵版画でナウい中学生を釣るようなものである。

いくら三次元なんてクソだなんてほざいている若手2ちゃんネラーでもさすがに浮世絵では・・・

などと不安だったが!


釣れた!!!

しかも、爆釣!!!!!

恐るべし浮世絵の力!もう入れたら釣れる!まさしく入れ食いというやつである!!!

公立中学2~3クラス分ぐらいは釣り上げただろうか。

結局、浮世絵ミミズがなくなって終了!!

そして魚を家に帰ってすぐ捌いて、



炭火で焼く!!!

正直、あんな泥沼から釣り上げたブルーギルみたいなよく分からん魚を食べるなんて最初は恐ろしかったのだけど、もうここまで来ると見た目はタイの塩焼きのようである。

そして、味もウマイィィィィイ!!!!

なんかもっと泥臭いのかと思ったけど、淡白な白身はプリップリで新鮮で、臭いも全然なく美味しい!!!

いやぁ、先入観とは怖いものである。

おれは日本でも釣りをするので、よくブラックバスやブルーギルや長ぐつなんか釣れるんだけど、まず食べられないだろうともちろんそのままリリースしてるんだけど、案外美味しく食べられるんじゃないか!?

今度釣ったらタイだと言って弟に食べさしてみようと思う。長ぐつが釣れたらスルメだと言おう。

あっという間にナコンパトンを去る時間になってしまった。



無人駅で電車を待つ。田舎を走る国鉄線路は、どこまでも続いていた。
あぁ、こんなことならもうちょっと日にちを取って、遊びに行かせて貰えばよかった。
カブトムシ採りも、フルーツ収穫、長老の娘との疑似結納なんかも、体験してみたかったな。

「こんなによくしてもらって、本当にありがとう!」
と伝えると、ウィットは
「僕らは何もしてないよ!僕らはただいつもと同じような生活をしただけさ」
と言っていた。

ウィットの、自然との暮らし方を生活の一部にしている生き方が、素敵だった。

彼は、自分の畑にある大きな木の上に、お手製バンガローを作ってゲストハウスにするのが夢だそうだ。

もしまたタイに行くことがあれば、絶対に泊まらせてもらうよ!

そんなところです!!!!!!

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