MCとは何だ?ライブで歌詞を聴いてもらうためのMCの話


ナマステ!ぼっちシンガーです。
路上ライブで世界一周や東京での音楽活動を終え、地元の香川にUターン移住。
旅や音楽、香港人妻氏との日常について語るブログだよ!
MCとは何だ?
3ヶ月くらい前のライブで、来てくれた人からこう言われた。
「ガモユウキは、曲に入る前のMCが一番よかった」
その瞬間、俺の頭に最初に浮かんだのは、「うそやん!意外!」だった。
え、マジで? そっち? なのである。
なぜなら、おれはもともとMCが超苦手だという意識があったから。
というか、会話の中で感情を文章で即座に構成してはラッピングして手渡すことが、昔から得意くっそ苦手なタイプだった。
だからこそ、言葉で伝えられない自分自身を、音楽に落とし込んで生き延びてきた部分がある。
曲や歌詞に押し込めて、ようやく「自分の言いたいこと」っぽいものが形になる。
そういうタイプなのである。
そんなおれが「MCがよかった」と言われた。単純にうれしかった。
いや曲はどうなんだ!などとまた疑心暗鬼になりつつも、せっかくだしより良いMCを目指すためにも、今日はそんなMCについて考えてみたい。
もくじ
ちゃんとMCの練習も大事やな~ってこと

冷静に振り返ってみると、思い当たる節はある。
その日のライブ、俺は久々だったこともあって、MCについてちゃんと準備をしていた。
何を話すかを事前に整理し、曲に入る前に伝えたいポイントを決め、長くなりすぎないよう構成も意識した。
決して上手なMCだったとは思っていない。
しかし「何も考えずに喋る」状態ではなかったことは確かである。
MCはセンスや才能の問題だと思い込んでいたが、最低限の準備をするだけで、伝わり方は変わる。
この感覚は、俺にとって意外な発見だったのだ。
そんなで、良いMCをするには、まずは練習。事前構成を練るだけでも全然違うということが分かった。
いいMCとは?

そこからさらに、より良いMCをしていくために、どういった伝え方やテクニックがあるのかを、少し調べてみた。
まず、いろんな記事やインタビュー動画を見ていると、ライブMCを「単なるおしゃべりではない」と語る声がよく見られる。
たとえばライブMCの解説では、MCは演奏以外の人柄や考えを知る機会であり、ライブ全体の流れや空気をつくる役割も担うとされているのである (vanishing-nagoya.com より) 。
多くの人が言っているのは、MCは目立つための時間ではないということだ。
笑いを取りにいくMCや、自分をよく見せるためのMCは、その場では盛り上がるかもしれない。
しかしそのぶん、曲に入った瞬間、集中が一度切れてしまう。
良いMCとは、観客の注意を自分に集めるものではなく、次に鳴る音楽へ静かに向け直すものだ、という考え方である。
次に大切なのは、語りすぎないことだ。
曲が生まれた背景や、込めた感情をすべて説明したくなる気持ちはわかる。
しかし、多くの一流アーティストは、MCで語る情報をあえて絞っている。
伝えるのは一つだけ。
あとは歌詞と音に委ねる。
その余白があるからこそ、聴く側は自分なりの受け取り方ができるのかもしれない。
こうしたMC論を踏まえると、良いMCとは単に「喋りがうまい」ことではなく、次の音楽へ聴く側の気持ちをシフトさせる機能をもった時間であることに気づく。
具体的には次のような点が、MCの質を高める要素として語られている。
- 聴く側と“対話”するような意識を持つこと
これは「観客が自分のステージ体験の一部だと感じられるように話すべきだ」という海外論とも共通する感覚である。
こうした対話的な話し方は、邦楽ロックの現場でも、MCが単なる曲紹介から観客の心象に関わる瞬間だとされる場合がある。 - 話しすぎない/押し付けすぎない
曲の背景や感情は大切だが、すべて説明しないこともコツだ。余白を残しておくことで、曲本体のメッセージが聴き手の中で自由に膨らむ可能性があるのかもしれない。 - 感謝や文脈を短く共有すること
ライブMCの例では、自己紹介や曲の紹介、感謝の言葉を「短めに・明るく」伝えることが推奨されている。これは、次の曲へスムーズにつなぐことを意識した構成なのである。 - 準備できるスキルであると捉えること
MCは即興だと思われがちだが、実際にはタイミングや内容を整理し、どこで何を話すかを考えておくことで、グダグダにならずに済むという考えもある。これは、曲順やライブ全体の流れとMCをセットで考えるべきだという指摘である。
こんなところである。
MCがシーンの文脈や人柄をほんの少しだけ共有することで、曲と曲の間の空気がより濃くなるのかもしれないな。
今回のライブで意識していること

そんなで、今日のライブで俺が意識していることは、実はとてもシンプルである。
歌詞をちゃんと聴いてもらうこと。
自分の音楽は、どちらかと言えば歌詞に重心がある。
歌詞を聴いてもらえなければ、特に何のこだわりもない音と音楽性のおれの曲、大事な部分は全然伝わらないと思うのだ。
たとえば、今日演奏する曲のひとつに「卒業」という曲がある。
時期的には卒業シーズンで、いかにも感動を誘うような曲に一見されるかもしれない。
しかし、この曲は「卒業おめでとう」という祝福の歌ではなく、昔いじめられていたおれが卒業式前に感じてた、周囲のみんなの
「みんなに出会えてよかった」
「夢と希望に向かって旅立とう」
といった、あの浮き足立った空気感に対する、嫌悪感と絶望感を歌った音楽である。
どうやって、あの感じを伝えよう。吐き気がするような真っ暗闇の中で迎えたあのハレの日の、
あのアンバランスな感じを。
完璧な伝え方なんて、たぶん一生見つからない。
だから日々、トライするしかないのだ。
MCがその助走につながるのであれば、いいんだけれど。
うまくいくかどうかは、終わってみないとわからない。
まぁ、あまり気負わず、やれるだけやってみようと思う。
そんなところです。
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