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【台湾前総統の蔡英文氏も注目!】香川・琴平で開催中の琴平山博覧会に行ってみた話

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ぼっちシンガー
ぼっちシンガー

なんがでっきょんな。ぼっちシンガーです。
路上ライブで世界一周や東京での音楽活動を終え、地元の香川にUターン移住。
旅や音楽、香港人妻氏との日常について語るブログだよ!

え・・・!!?これってもしかして・・・!!?

いつものようにだらだらとSNSを眺めていたおれは、一瞬時が止まってしまった!

台湾前総統で世界的に超有名な女性政治家・蔡英文(Tsai Ing-wen)氏が日本語を交えてXのポストをしていたから、

なんかな~と思って見てみると!!なんとそこには、四国・琴平(ことひら)の文字がっ!!!

地元香川が世界の注目を浴びること自体うれし驚きなのであるが、さらにびっくりしたことが!

「こ、これっ!!妻氏がここ数日仕事で関わってたやつや!!」

実は最近、四国の観光推進事業的な仕事をしている香港人妻氏が連日琴平に出張で出向いていたのだが。

まさしくそのイベントこそが、こちらの「琴平山博覧会」なのであるっ!

琴平山博覧会とは?

「琴平山博覧会(ことひらやまはくらんかい)」は、「こんぴらさん」で有名な香川県の古くからの観光地・琴平町で開催中のアートイベントである!

金刀比羅宮のお膝元をまるごと舞台にした、町ぐるみの芸術博覧会なのだ。

1877年(明治10年)に実際に金刀比羅宮で開かれた「博覧会」の復刻でもあり、約150年ぶりの再演として、2025年10月〜12月にかけて町内各地で作品展示が行われてるとのこと。

なんやとんでもない歴史のあるイベントなんやな…!!

「地域文化・観光・芸術の融合を目的とした展示が町中で展開されている」
👉 iwafu.com イベント紹介ページ

このプロジェクトの狙いは、”観光地・琴平を“アートで再定義する”こと、らしい。

「観光地から滞在地へ」「信仰の山から創造の山へ」というテーマのもと、町民・アーティスト・旅行者が混ざりあう場所を目指し、

国内外の作家による現代アートや映像、書など様々なジャンルのイベントが展開されるらしいのだ。

蔡英文氏にPRされている「金與銀與墨」とは?

そして今回一番話題になっとるのが、台湾総統・蔡英文(Tsai Ing-wen)氏がX(旧Twitter)やFacebookで紹介した展示、「金與銀與墨(きんとぎんとぼく)」

蔡氏の投稿はこちら👇

この作品は、蔡氏自身の写真をもとにしたシリーズ「辣台妹寫真輯」をベースに、書芸家・詩人の何景窗(Ho King-chuang)、アーティストの**林育良(Viga)**らによって構成されたコラボ展示とのこと。

写真・墨・詩・映像が交錯するインスタレーションで、“政治家としての蔡英文”というより、“蔡英文という一人の女性の普段着の姿”を映しだした作品として、台湾の現地メディアからも多く紹介されるなど話題になっているのだ。

「蔡氏の写真に書と詩を重ね、金刀比羅の町の風景に溶け込む展示」
👉 idshow.com.tw 記事
「展示場所は琴平駅前や金陵の郷、松尾寺など町全域」
👉 Yahoo台湾ニュース

蔡氏のコメントでは、「この展示の写真は、台湾の人々とともに理想を追い、歩んできた記録です」と語られてて、政治メッセージというより、“自分の時間をアートとして見せる”ような試みに見える。

琴平の町に、異国のリーダーの姿が墨とともに現れる。

なんかすごく現代的で、不思議な縁を感じる展示なのだ…!!

実際に琴平に行ってみた。

高松からことでん(私鉄)で一時間の小さな町、琴平。

到着した瞬間、意外に街がにぎわってるのが新鮮だった!

四国を代表する観光地・金比羅山ではあるものの、「地元民が初詣のときにたまーに行くとこ」ぐらいの印象で、そんなに観光客が来てるようなイメージもなかった。

京都とかに比べたら空いてるんだろうけど、寂れてるわけでもなく観光しやすそうな程度の人通りはあって、

参道や商店街はなんかおしゃれな小物屋さんやゲストハウスも立ち並んでて、地元を再発見した気分である。

参道のあたりをふらふら歩いていると、あった!!

妻氏に教えられてた、「金と銀と墨」の展示スペースの目印である、のぼり!

今回の展示はお寺やカフェ、雑居ビルの空きテナントを使ってなど、町中のいろんな場所で展開されていて、どこも入場無料!

街を巡りながら、宝探し感覚で展示を探すのも楽しいのである!

ビルの二階の空間を活かした展示では、映像と写真と書道で台湾の時代の変動を振り返るような展示。

お寺の茶室?に並べられた書道の展示では、さわやかな風が吹き抜けるお寺の畳の匂いに癒される。

駅前にも大きく展示が出てて、蔡総統の飾らない人間的な姿をうかがうことが出来る。

こういう庶民的な一面を包み隠さない素朴さが、この人の魅力でもあるんだろうなぁ。

いいすねぇ。なんか街歩きが楽しくなるような展示である!

天気もいいしお散歩ついでに展示を回り、道端のお花屋さんの看板猫を愛し、

妻氏いきつけのかしわ天がうまいうどん屋「いわのや」さんで〆うどん。

ふっ…!!いい休日が過ぎるぜ…!!



まとめ

そんなで、香川で台湾文化と伝統的なアートに触れられた良い休日でした。

「こんなにすごい人が来てやってるイベントやのに日本人に伝わってなさすぎる!」

今回の仕事を終えて妻氏が言っていた言葉だ。

日本での知名度とか言語の違いもあるんかもしれんけれど、確かにおれもこんな世界的に有名な人がやるイベントが琴平で開催中なんて全く知らんかったもんな。

妻氏いわく、これをPR材料に香川・琴平を台湾に強くPRしていけばめちゃくちゃ経済効果ありそうなのにもったいない!とのことであった。高松空港は台湾との直行便もあるし。

まだまだここ香川には、地元民のおれ達が気づいてない魅力とかもあるのかもしれん。

まずはおれたち地元民が四国の魅力を再認識し、うまく有効活用していこうとする姿勢が、地方創生につながるんかもしれないな~とか、そんなことを感じたのであった。



そんなところです。

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