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親友の結婚式だったので、彼との思い出や式で感じた事を書き残しておく話

2023年7月26日

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ぼっちシンガー
ぼっちシンガー

なんがでっきょんな!ぼっちシンガーです。
路上ライブで世界一周の旅などを経験し、現在は東京で音楽活動中。
好きな事を鼻息荒く語るだけのブログだよ!

今、香川から成田に向かう飛行機の中で、この記事を書いている。

昨日は地元香川で友達の結婚式だった。

朝の9時に地元の奴らと集合してから終電ギリギリまで、ひたすらに飲んで語って笑い合った。

誰かと過ごしててここまで楽しいと感じたのは、ここ数年で一番だったかもしれない。

結婚式動画の依頼をされたり、いろいろ相談をしてもらっていたから、ただ受け身で出席する感覚じゃなかったのもあるかも。

「絶対成功させるんだ」って、勝手に主催者気分のひとりな気分でいたから、みんながほんとに楽しそうにしてくれてて、個人的にも嬉しかったのだ。

式が終わって今一人地元香川を離れるのがすこし寂しい、熱狂が後を引く、 そんな式だったと思う。

今、飛行機の中でいろんな感情がぶり返してきて、収拾がつかなくなってきている。

どうか昨日の事を、そして今のこんな気持ちも忘れたくなくて、ちゃんと文章にして書き残しておきたくなった。

ちょっと個人的な内容過ぎると思うので興味ない人はスルーしてください(笑)

まずは彼との思い出を語りたい

高校生のとき、おれは根暗陰キャだった。

教室の中心で盛り上がるクラスの雰囲気に付いていけず、 追い出されるように教室の外、ベランダに追いやられては、昼休みを過ごしていた。

そのベランダには、同じような境遇でクラスから逃げ出してきたやつらが自然と集まってきていて、いつしかそんな彼らと一緒に、昼休みの弁当の時間を過ごすようになっていた。

そのグループの中の一人が彼だった。

彼は陰キャとは思えないハイスペックなギャグセンスとノリの良さでおれ達を笑わせてくれた。

毎日ベランダに集まって、音楽やゲームの話、担任のモノマネ、とにかく何を話してもどちゃくそに大笑いして盛り上がった。

きっとどこかで、教室の中ですました笑顔振りまいて女の子達と弁当食べてるやつら、カースト上位の奴らには負けたくないって気持ちがあった。

そんな反骨精神から、最初は無理やりに盛り上がってた気がする。

しかし、一緒に体育祭抜け出して遊んだり、卒業制作だ!とか盛り上がってRPGツクールってソフトでみんなで放課後ゲーム作りをしたりするなかで、今まで一度も感じた事が無かった感覚に気付いた。

「あぁ、学校楽しい。卒業したくねぇ。」

そんな風に思えるくらい、カースト上位の奴らなんてどうでもいいくらいに、おれにとって、彼らと過ごすベランダでの時間は大切なものになってた。

クラスからはじかれたやつらの寄せ集めだったはずの「ベランダ飯仲間」は、気付けば世界一の仲間になっていたんだ。

高校を卒業して実家を出てからも、香川に帰省した際には当たり前のようにみんなで集まった。

青春18きっぷで鈍行だけで東京に行ったり、大学卒業旅行で九州を縦断して屋久島を目指したり、山口の角島にタイムカプセルを埋めに行ったり…

どれも馬鹿らしい旅ばかりだけれど、いつだって最高だった。

そんなたくさんの思い出の中で、彼とは数えきれないくらい語り、飲み明かしてきた。

おれは彼の、「ちょっとした幸せに敏感に気付ける、ハッピーを見つける才能を持ってるところ」が本当に大好きだ。

彼は、生きるうえでの、人生の味わい方を知っている。

「偶然入った飲み屋の店員さんが親切にしてくれた」とかっていう、ほんのちょっとした旅先でのエピソードを、彼は大切な大切な宝物のように語ることがよくある。

おれ達からしたら、「旅先で出会った人がちょっと優しかった」、ただそれだけの事。

しかし、そんな出会いがあった時の、自分の中のささいな感情の揺れに、繊細に気付けて、それを自分なりに咀嚼して、思いっきり感謝できたり、落ち込んだり、大袈裟なくらいに熱くなったり出来るところ。

それこそが彼の最大の魅力だと思ってる。

そして、彼のそういう人間臭い感受性には、おれもたくさん影響を受けた。

そもそも、俺がこうして日々のどうでもいいことなんでもないことをブログに書き連ねるようになったのも、彼の存在があったからなんだ。

おれが脱サラして世界一周の旅に出る前に、彼は一冊の日記帳をくれた。

”「夢日記をつけ続けると精神崩壊する」って噂は本当か?”

というのを実験するため、何か夢を見たらそれをメモしておいてお互いに語り合う、なんて遊びが当時おれ達の間で流行っていて。

「今日からはこれに日記を書いていってくれ!夢日記に限らず、旅の中で感じた事考えた事、汚い部分も恥ずかしい部分も全部!いつか日本に帰国したら、お互い交換して笑い合おうぜ!」

中学生カップルか!って感じだけれど、こういうイタい暑苦しいところが、おれ達が気が合う理由なんだろうな。

日々のちょっとしたことに味わいを見つけることが、人生を楽しむ術であることをよく知る、彼らしい餞別品だと思った。

旅に持って行った日記は、途中まで持ち歩いて毎日書き続けていたが、カバンの荷物を減らすためにオーストラリアにいる時に日本に送った。

代わりに、と始めたのがこの旅ブログだったのだ。

おれがブログ記事内で、些細な出来事や感情にいちいち感動したりして、

大袈裟に語ったりしちゃうのは、彼の感性に間近で触れて来たことが原因だと思う。

そんな風に、彼の味わい深い生き方に触れてきたことで、おれ自身、生き方がポジティブになったと思う。

中学まではいじめられてたのもあって、人間なんて誰も信じれないと思ってた。

愛情も友情も全部操り人形、みんなテレビドラマの俳優を気取って、面白おかしく、人生楽しんでるフリをしているだけだと思ってた。

結局は道化師の精いっぱいの演技。

心の奥の奥では、決して誰とも分かり合う事なんて無いのだと、そう思っていた。

しかし、あのベランダで初めて感じた、「だれかと一緒にいる事が楽しいって感覚」。

ずっと学校や社会の雰囲気に違和感を感じて、避けて目をつむってきたおれが、

本気で笑って人生楽しめるようになったのは、「ベランダ飯仲間」に出会えたからだと思う。

そして、その高校生活のなかで彼に出会えて、気付かなかったすぐそこの幸せや、人生の楽しみの見つけ方を

教えてもらえたからだと、いまでもずっと思ってる。

スピーチでは、そんな彼への感謝と、いつまでもその純粋でまっすぐな感性を失わずに、奥さんと幸せになってほしいって思いを語った。

なかなかこういう時でないと、照れくさくて言えないだろうし。

おれたちも、気付けば35歳。どんどん歳とっていくけど、「あの頃は良かった」なんて卑屈にならずに、飾らずに人生を楽しむ君が好きだ、とね。

いつか子供も出来て、白髪も生えてじいさんになっても、またいつものように公園で缶ビール飲もう。

退職後、もし余裕があったら、家族みんなでピースボートで世界一周や、無人島貸し切って夜通しBBQとかも楽しそうじゃない?

そんな夢をかなえるためにも、お互い、奥さんを世界一大切にしよう。

気張り過ぎずに、二人のペースで、幸せな人生を見つけてほしいなぁって思うんだ。


結婚式で感じた事、今の感情を書き残しておきたい。

そんな大親友の結婚式。

まず、無事に成功してホッとした。

前述のとおり、式ではスピーチと披露宴動画を任せてもらっていた。

4カ月前に彼から

「どんな形でもいい。ガモさんの世界を作品として存分に表現してほしい。」

と依頼された時は、受けないほうが良いだろう、と思った。

めちゃ手間がかかるから間に合わないと思ったし、本当に俺のやりたい事だけ詰め込んだ動画なんて結婚式で流しても誰も興味ないだろうし。

その場では「厳しいかもな…」と濁して回答の明言を避けた。

しかし、やっぱり後になってみて「大親友の晴れ舞台。少しでも協力して一緒に式を盛り上げたい」って思いが沸き起こってきた。

とりあえず走りだそう。間に合うかどうか、いいモノが作れるかどうかなんて後から考えよう。やるかやらんか迷ったらやれ。

そう思って手を付けてからは一瞬だった。

好きにやって、と言われつつ不安視していた「おれの自己満足にしてはいけない」って思い。

地元に帰った時にベランダ飯仲間二人に協力を仰いだり、東京で新婦側のお友達を撮影させてもらったりした。

全部順調にいったわけでもなかった。

撮影スケジュールがなかなか決まらず焦燥感にかられたし、納期も大幅に過ぎてしまって迷惑もかけた。

ベランダ飯仲間のやつと動画のコンセプトでもめて、明け方までラインで喧嘩したりもした。

でも、おかげで、「あいつを見返す最高の動画仕上げてやる」って燃えた。

出席者みんなに写真をもらって、全員が参加してる式だって感覚を感じてもらいたい、そんな動画コンセプトにした。

おれが全面に出しゃばらないよう注意して、個人的な想いはBGMで流す新曲に込めた。

珍しく素直な、率直な気持ちを歌えた、いい曲になった。

彼の奥さんも共鳴してくれて、出席者紹介に歌詞を載せてくれたりして、うれしかった。

当初の予定を大幅に遅れてしまい、式一週間前ギリギリに完成した、みんなで作り上げた動画。

喧嘩したあいつも「ええ動画やった」と言ってくれて、その場では照れ隠しで茶化したが、地味にうれしかった。

曲作りからレコーディング、撮影に編集と、4カ月間休日のすべてを注ぎ込んだ労力も、ぜんぶ報われた気がした。

完成した瞬間はまるで、夏の甲子園、最後の一球を投げ終わったような、そんな清々しさと達成感、そしてこれで終わりっていう一抹の寂しさを感じた。

なんだか、遅れてきた青春を取り返した感じだった。


式当日。

梅雨明けした高松は最高気温35度の猛暑日で、くそ暑いスーツに身を包んで、しかし式場は浮足立っていた。

待合室では、友達繋がりで座ったテーブルのはずが、知らず知らずのうちにいろんなところで会話が始まり、

式が始まるころには、気付けばほぼ全員と挨拶していた。

ベランダ飯仲間と撮影でお世話になった新婦側の友達以外、知らない人ばかりだったのに。

共通の友人がいるだけあって、みんなどっかで同じような感性や、似通った性格をしている部分があって、

どこか馴染みやすかった。

静粛な雰囲気のなか、式が始まった。しかし、始まった瞬間、なんだかアットホームな雰囲気に包まれる。

彼がおどけた表情でアイコンタクトをくれたり、新婦のベールがうまく外れないというハプニングで笑いがおきたり、終始、いい意味でやさしいゆるさが心地いい、そんな式だった。

乾杯の挨拶でベランダ飯仲間のあいつが調子に乗ってヒヤヒヤしたり、おれの友人代表スピーチも語り過ぎてグダったりしたが、まぁ全部、新婦友人スピーチの前座みたいなもんだ。

新婦スピーチの涙や、彼女のお父さんお母さんとのメッセージは、いつだって感動してしまう。

披露宴の最後に流れる、結婚式お決まりの今日のハイライトMOVIEを眺める。

「これMP4データでくれんかな…」

とぼそっとこぼした高校時代の陰キャ仲間のあいつ。

普段は「愛」とか「友情」とか、そういう人間愛的なものをいちばん毛嫌いするタイプのこじらせ男なのだが、

今日ばっかりはよっぽど楽しかったのか、終始すごい笑顔でひょうきんにノリツッコミしたりしてた。

いつものキャラと違いすぎて笑う。

あいつの、自分を守るために何十にも層を作ってしまった心のバリアも、あったかい感情で溶かしてしまうような、不思議な魔法をかけられたような空間だった。

二次会、三次会と終電ギリギリまでもつれ込んで、いろんな人といろんな話が出来てよかった。

大学の時に一度だけ話したことがある、彼の友達。

あのころ夢だって言ってた中学校の教師になっていた。

「毎日遅くまで授業の資料作り大変だし、土日も部活動の引率でプライベートなんてほぼゼロよ…おれも彼女ほしいのに!」

って、教師の大変さをネタにおどけていたけれど、

「初めて受け持った生徒と成人式で一緒に酒飲んだ時、この仕事しててよかったって思った」

とそんなことを語る表情はやりがいに満ちていた。

あのころ、夢に向かって一直線だった彼の、あの時の輝きや熱量が、働き続けてる今もそのまま宿っていて、

なんかまぶしくて、同じ世代の一人として、なんか誇らしかった。

きっとたくさんしんどい思いもしてきたんだろうけれど、それを一瞬で忘れさせてくれるだけのやりがいが、

彼を突き動かしているんだろうなぁ。

純粋に素敵だな、って思ったし、なんか、おれもがんばろって思った。

でも、なにに?だろうか?

みんな人生をそれなりに謳歌して努力して必死に生きてる。

おれは、なにに頑張ってる?胸張って言える生き方なのか?

にぎやかな三次会会場、少しだけ、一人ゾーンに入ってぼーっとしてみる。

ちょっとナイーブな気持ちになる。

それと同時に、おれはおれだ。って考え直す。

誰もおれ以上に、おれを見てくれる人なんていない。所詮みんな、自分を生きるのに精いっぱいだ。

気にすんな。人目なんて。自分にとって何が幸せかを決める権利は、いつだって自分にしか、ない。

俺の仕事は、お世辞にも大好きでやってる仕事では、ない。

生活の為、プライベートを生きがいにするための仕事だ。

自分の好きが仕事になったらそりゃ素晴らしい。

でも、好きが仕事になると、いつかそれに追われて好きなものが怖くなってしまう感覚を、

路上ライブの稼ぎで世界一周してた時に感じた。

純粋に仕事が一番楽しいって思えるのは、素敵だけれど、

しかし、誰かの生き方を「うらやましい」ってねたむような気持は悲しい。

周りの奴らはほんと自分勝手だ。

責任なんて取れやしないのに、どいつもこいつも

「好きなら仕事なんてやめて飛び込んじゃえよ」とか「もっと大衆ウケする作品を作れよ」とか言ってくる。

こういう活動をやっていると「好きを仕事に!」って、いろいろと口出ししたがるやつが多い。

もちろんおれの幸せを願ってアドバイスしてくれているのは分かるんだけれど、

おれはおれの好きなものを一つでも多くこの世界に残しておきたい、ただそれだけが創作活動を続ける意味なのだ。

それをただ垂れ流して無様に生きていく中で、世界中で一人でも「なんかわかるな、その気持ち」って寄り添ってもらえたならうれしいだけ。

有名になりたいわけでも、お金稼ぎに没頭したいわけでも、ないんだよね。

そんな愚痴を、同じく創作活動をされている新婦側の友達と語ってたら、

「日常生活の中にこそ創作すべきものは隠れている」って話をしてくれて、うれしかった。

おれは平凡に、安定した仕事をしながら、生活の基盤を整えつつ休日に、

音楽や映像やブログや、やりたいことに思いっきりのめり込める、

そんな今の自分の現状が好きだ。

仕事でミスして人間不信になってどうしようもない気持ちになった時にしか書けない曲がある。

クラスの中心の陽キャがいくら「君は一人じゃない」とか歌っても、寒いのと同じで。

日常生活に必死に迎合しようとしてやっぱちょっとズレてて不格好で、でも生きていくために普通に平凡に一般人に成りすまして血反吐吐きながらスマイルばら撒いて暮らしていくしかなくて、

その軋轢のなかで嘔吐してしまうような感情の廃棄物こそ、おれ達が描くべきものなんだ。

彼女たちと話してて、個人的にはそんなことを思った。

身の回りには似たような活動をしている人が少ないから、彼が結婚して芸術家の奥さん周りの人たちとも出会えて、こういう話が出来るようになったのもうれしい。

うん、夜が深まっていって、飲んだ酒がじっとりと体に滞留していくにつれて、

こういうネガティブな思いを愚痴ってしまったりしがちだ。

みんなどんどん大人になっていってしまうなーなんて、寂しい思いもしたからだ。

しばらく会わないうちに、少し変わってしまった友達もいた。

仕事ができて家庭ができて、背負うものが増えるにつれて、プライドが邪魔してしまうやつがいる。

核心をつく話は避けるように、沈黙を怖がるように大声で話し続けるやつもいる。

ほんとうは違うんだろ。

弱くて惨めな部分も全部含めて俺たちなんだ。全部見せろよ。あの時みたいに。かっこつけんな。

「多めに払っとくから」とかいってお金やステイタスや、そんなんで自分を表現しようとするなよ。

おれたちは、「あの頃に戻りたい」なんていいながら、ほんとうはもう少し、もう少しだけ君にそばにいて欲しいだけなんだ。

いつまでも好きな音楽にほだされて大人になれない自分と、形式や肩書きで語りたがる久しぶりに会う昔の友達。

その間に広がる、もう、飛び越えるには少し勇気がいるな…ってくらいの深さの溝に、ちょっとした寂しさも感じながら。

それでも向かうべき道は人それぞれだから。

好きなことをやるために仕事をするのも、

好きを仕事にするのも、

ステータスで自分を表現する為に仕事をするのも、

好きな人のために仕事するのも。

全てそれぞれの人の人生。誰にも口出しなんて出来ない。

本当にまっすぐに歩くなら、きっとずっと昔に曲がったカーブで、

みんなとはすでに離れ離れだったのかもしれない。

どの道もその人にとって正解で、必死に自分の幸せを探し求めた結果でしかないのなら、

せめてその生き方を無理に否定したりはせず、頑張ってるねって肯定してあげられる人でありたい。

たまーに偶然街で出会ったら、「そっちの道の調子はどう?」なんてちょっと飲みに行って話聞く、

チェーンの居酒屋のハイボールくらいの、薄い関係性を維持しておくくらいでいいのかもしれない。

そんな、冷めてしまった昔の友達とは対照的に、高校時代からずっと腐れ縁だった奴らとは、

帰りみち久しぶりに喧嘩、まではいかないけど言い合いをした。

香川に住むべきか東京に住むべきか、とか、議題は何だったかさえもあいまいな、どうでもいい言い合いだった。

やり合ってるうちに、おたがい「まじどうでもいいー」ってなってきて笑えてきて。

最後はなんやかんや、「ここまで言い合えるのが俺たちだよな」って変な充実感も感じたりして。

結局最後は、「次はお前の番だぞ」なんて言い合ったりしながら、「次はいつ会えるんだろうか?」なんて考えながら皆と別れた。

いろんな感情が渦巻いて、でもやっぱり結局、おれはみんなが好きなのだ。


まとめ

いつか昨日の結婚式のことも、感じたこんな気持ちも、全部風化して忘れてしまうかもしれない。

そんな不安から、感情の整理として記事を書いてみました。

こんな個人的な話、自分の日記帳にでも書いておけ!って話なんだけれど、どっかで、同じような感情を持った人が見てくれるんじゃないか?なんて希望を持ちつつ公開することにしました。

「なんか、わかるわ~」って親近感感じてもらって、ちょっとでも自分を肯定してもらえたなら、少しでも社会にとって価値があるものなのかなーなんて思って。

まぁいないと思うけれど、もしここまで読んでくれた物好きな人がいるのなら、ありがとう。

最後に、動画のために書き下ろした、彼に送った新曲の歌詞を載せておきます。ApplemusicやSpotifyなど各種サブスクサービスで配信中なので、良かったら聴いてね。

『枯れない花束』

例えば南のバスに乗っかって
世界が止まるその日まで
終わらない旅に出かけようぜ
たまに将来について頭抱えたりしながら

それでも生きてるっていうことは
誰かに「おりこうね」って言われるためじゃないしな。
模範解答コピペして作ったハリボテは捨てて
2人にとっての幸せ、探すためにあるんだよ。

ラッシュアワーの渋滞にくたびれちまって
勘違いも甚だしい夢希望も馬鹿らしい
そんな毎日にふとよぎるよ深夜の瀬戸大橋
ロックンロールを掻き鳴らす君のあの日の眼差し

今日のことがいつか化石になっちまう前に
こんな曲が枯れない花束だぜって大袈裟か

ラッシュアワーの渋滞にくたびれちまって
勘違いも甚だしい夢希望も馬鹿らしい
そんな毎日にふとよぎるよ深夜の瀬戸大橋
愛がなんだって泣き叫んだ俺たちの冴えない青春も全部、
今日のためにあったんだって

バックミラーの君の寝顔に西日が刺して
きっと世界の全ても今ここにある気がしてる。
明日、誤魔化しきれないくらいの絶望でもね
「君となら」って思えるならきっと愛せるぜ

この気持ちがいつか化石になっちまう前に
こんな曲が枯れない花束であってほしくて
昨日までの2人を縛る不安も痛みも悲しみも
その全てが俺たちだぜってなんか今は思うんだ。

例えば南のバスに乗っかって
世界が止まるその日まで
終わらない旅に出かけようぜ
たまに喧嘩して全部嫌になる事もあるけど

そんな時は昔話もいいぜ
屋久島を目指した果てに見つめたハイブリッドレインボウ
でも君はあの頃は良かったなんてきっと言わないんだ
希望の船はいつだってその目の前にあるんだぜ
場違いでもいい。俺たちらしく生きてこうぜ。



そんなところです!





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