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【チンボテ/ペルー‐グアヤキル‐キト/エクアドル】エクアドル入国と首都キトでスラムに迷い込んでお母さんと叫ぶ話

2020年2月28日

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今日の旅の一曲!andymoriの “peace"!
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………………..

ペルーチンボテから、エクアドル、グアヤキル行きの深夜バスに乗り込んだおれ。

チンボテでは一泊して、路上に出て歌った。

ストリートを覆う様に街路樹が生い茂ってて、そこに止まった小鳥たちの大群からウンコの爆撃をくらったりしたが、リマでは歌えなかった分、思う存分やれて嬉しい。

チップは合計3時間くらいで40ソル、1200円くらい。宿2泊分だ!ありがとう!

急ぎ足で飛行機の出るコロンビア、ボゴタを目指すため、次の日には再びバスステーションに向かったのだ!

国際バスだからか、立派なバスしかなくて、しぶしぶ25ドル出してチケットを買った!

しかしながら、さすが高級バスである、ご飯はつくわふかふかシートのリクライニングはこれでもかと大車輪回転するわで、それはそれはゴージャスなバスであった。

そんなで一分間に120回の高速回転を見せながら、贅沢の限りをつくしたおれ。

そのままうとうと、バスの優しい揺れに包まれて、眠りについてしまった。

バスは深夜1時に"マンコラ"という、ブログなんかに書いたら強制閉鎖されそうな名前の街で謎の停車。

警察官が何人もいたので、ここが国境が!?と寝ぼけ眼に思ったり、寝ぼけてうっかり放送禁止用語をブログに書いたりしてしまったが、ただの荷物チェックだけでそのまま再発車。

一体なんなんだ…!?

30分後には本当の国境に到着した。

バコンバコン!!と軽快にスタンプをもらい、何の問題もなくエクアドルへ!!!

よっしゃぁぁ29カ国目、エクアドル入国じゃぁぁ!!!と喜びの花火を打ち上げたおれ。

「さっきのいやらしい名前の街の下り、いるのっ!??絶対言いたかっただけぢゃん!!もう最低!!」

と責め立てる委員長系女子のみなさんのお便りにお返事を書く暇もなく、おれは再び蝋人形のように眠った。

目をさますとすでに外は明るくなっていて、なにやら近代的に舗装された橋を渡っている。

少し遠くに高いビル街が見えている。

「グアヤキル!グアヤキル!」

バスは大きなバスターミナルへと吸い込まれていく!

おおぉ、ちょうどいいタイミングで目覚める男!
おれは中学の時も疲れて眠っているフリして寡黙な青年を押し通しつつも、帰りの会が始まる直前には「ふぁぁ、あれ、もう帰りの会?」とちょうどいいタイミングで目覚めるフリをするのが得意だったからな。まぁ誰も見てはなかったが。

あのとき培った能力が、今こうして生かされて、おれを旅人マスターへとのし上げたわけだな。

ふっ。人生に無駄なことなんて何一つないんだぜ、ぼうず。

そして、さっそうとマントを羽織り、いにしえよりの青龍のつるぎを腰に差した俺は、旅人マスターの到来にざわつくグアヤキルのバスターミナルへと足を踏み入れた!

きっと街では、国を挙げての歓迎の催しなど用意されていることであろうが、すまないグアヤキルよ。

今おれは、日本行き飛行機の出るボゴタに、期日までに向かわねばならぬという急ぎの身。

今日はこのまま、長距離移動に疲れた体にムチ打って、さらに北の都市、首都のキトを目指すのだ!

そんなで、

「もう!これくらいの移動で何言ってんのよっ!?しかも、自分を旅人マスターだなんて、ばっかみたい!!このばかっ!!(ピシッ!)意気地なし!!(ピシッ!)」

とムチを振り下ろす心の中の生徒会長に励まされつつ、おれは国内線のバスチケット売り場へ!

「あんっ!!…キトまでの…っあっ!!チケットをっあんっ!!」

「あと5分後に出るぞ!10ダラーだ!」

慌ててチケットを購入し、バスに飛び乗る!!

よっしゃ!!これで7時間後には首都、キトだ!!

うむ、万事快調、板東英二!いやぁ、南米滞在も1ヶ月を過ぎると、なんの不自由もなく旅できるものだ!スペイン語も胎盤の中の赤ちゃんレベルくらいには喋れるようになったしな!がはは!旅マスターに"不安"などという文字はないのだ!あぁ、私ゆで卵食べたい!

「キエロ・コメド・ウェボ~♫クアント?ドンデ?タンビエン~!♬」
(卵食べたい スペイン語ver)

そんなで、知っているスペイン語のほぼすべてのボキャブラリーを駆使して、渾身のオリジナルソングなど口ずさみながら、キトへ向かうバスに揺られるご機嫌のおれ。

しかしこの時のおれは、このあと襲い来る困難を知る由もなかったのだ…


エクアドルに入ってからのバスからの景色は、ペルーまでの、一面の砂漠の荒野とは打って変わって、ずいぶんと緑が増えた。

ジャングルみたいな森の中やバナナプランテーションを抜け、午後4時。

山々に囲まれた街が遠くに見え始めた。

バスが大きなバスステーションに止まる。

グーグルマップでみてみると、キトから10数キロ離れた郊外のバスステーションのようだ。

(む。到着…??いやしかし、キトまではまだ少し距離がある。多分隣町まで来たのだろう。)

このあと、そのままキト市内まで行くものだと確信したおれは、そのままバスにとどまる。

しかし、なんか知らんが、このなにがあるでも無さそうな郊外のバスステーションなのに、たくさんの人が降りて行って、バスに残されたのはおれと他数人の地元民のみ。

(え、なんで?ここがまさかキトのバスステーションなの…?いやいや、こんなに離れているんだ。そんなはずはない。)

と、少し焦りながらも自分を落ち着かせるおれ。

時計を見てみる。

…ふむ。きっかりキトに到着予定の時刻。

なんだが、まぁ海外でバスが遅れる事なんて、おれがパンツをはき忘れる事ぐらいよくある事だ。

いわば日常茶飯事。逆に履いてる方が奇跡というものだ。

焦るこたないぜ子猫ちゃん。

そんなで、今日も元気にノーパンのおれは、そのままガラガラになったバスに残っていた。

30分くらいの停車のあと、再び走り出したバス。

このままキトのセンター市街地へと向かっていくのだろうと思っていたが…

あら?

なぜか、市街地とは逆の、山の方に登って行って、高速みたいな幹線道に乗り入れ出すバス。

ぐんぐんとスピードを上げながら、キトの街を見下ろす丘の上を走り去っていく。

不安になって、GPSを確認してみると…

すでにキトの市街地を通り過ぎ、北へ北へと向かうバス。

えっ、、? えっえっ、、??

ど、どこ行くの!!???

そう!あとで知った事なんだが、おれが降りるべき、キトの市街に一番近いバス停と言うのは、さっき止まってた郊外の、"キトゥンベ"というターミナルだったらしいのだ!!

そこから市バスに乗り換えて街に行くのが一般的なキトへの行き方らしいんだが……!

知るか!遠すぎだろ!!?せめて「キトだよ!!!」ってアナウンスしてくれよ!!?旅行者が初めて来て、知るわけねぇだろうがっっっ!!!!!

しかし、この真実を知りもせぬこの時のおれは、なぜバスが一向に止まらないのか、まったく謎のまま、恐怖に凍りついた表情でケータイのGPSを眺めていた…!!

(えっ!?なんで!??もしかしておれキト行きとは違うバス乗ったの!?どこ行くの!??どんどんと山を登って…いやぁぁ止まって!!うぉぉそしておしっこ行きたい!!!)

急激な緊張で猛烈な尿意を感じたおれ!とりあえずバス後部のトイレに行こうとするんだが、

((((うそやん!!扉あかねぇぇぇ!!!))))

なぜかロックされてて開かない!!!

と、とりあえず次バスが止まったら、そこで降ろしてもらわなきゃ!!漏らす!!漏らして、それを未来のおれにニヤニヤしながら書かれて、末代までの笑いものだ…!!ひ、ひぃぃぃごめんセワシくんっっっ!!!

鬼の形相でボコパン(膀胱がパンパン)に耐えつつ、バスに揺られる事さらに30分!

ブルルン!!

止まったぁぁ!!

すぐさま荷物をまとめて外に出る!出る間際に運転手に、

「キト!?キト!?」

と聞くと、

「は!??キトとかさっき、1時間前に止まってたやん!?バカじゃねぇの!?」

みたいな雰囲気の事を言われ、驚愕の表情を向けられる!

(知るかそんなもん!!あんたの常識が旅行者のおれに通じる訳なかろうがぁぁ!!!)

という思いをぐっとごっくん少女しつつ、むしろ多く乗ったんだから追加料金払え!とか言われそうな気がして逃げるように下車!!

すぐさまトイレに駆け込む。

シヤァァァァァァ…

はぁ…死ぬかと思った…。はぁ…はぁ…。

無事膀胱を破裂の危機から解放し終えたおれ。

GPSを確認してみると、キト市外から20キロほど離れた、山の中のバスターミナルに降ろされている事が判明。

マジどこだよここ…

と泣きそうになる。

が、どうやらこのターミナルには何本かキトへの市バスも発着している事が判明!

それぞれ、発着所に行き先の看板が出ている。

“SUN JUAN"

一番近くにあった看板に書かれていた地名に、何か心当たりがあったおれ。

えー、Jはスペイン語だとハ行になるから…

サンファン!?あ!ここ、キト市街で目当て付けてる宿のある通りじゃねぇかっ!!!!

なんだ!ここからでも市バス一本で行けるんじゃねぇか!!なんだよ!

勝った!!ははは!バスをおり間違えようとも、この旅人マスターには何の問題もないわ!

いやぁね、焦っても仕方ないからね。こういう時は。トラブルを楽しめるくらいじゃなくちゃね。トラブるを。あぁ真中になりたい。

そんなで、20代のジャンプ系元エロ男子中学生しかわからないような事を口走りつつ、元気を取り戻したおれは意気揚々と、やってきたサンファン行きのバスに飛び乗った!!

なんか、不思議と周りの乗客が、なんでこんなバスに観光客のアジア人が!!??みたいな驚愕の目で見てる気がする…

そして、20キロもあるのにバス代がたった25センターボ(25円)とか恐ろしく安い…

気もするが、

…ガッハッハ!!
何も心配などいらん!ちゃんと乗る前に運転手のにいちゃんにケータイ地図見せて、

「ここいくよね!?」

って確認したもんね!

「あぁ、サンフアンね!オッケーオッケー!!」

と能天気そうに親指立ててくれてたもんね!!問題ないぜ!!なんかGPS見ると完全市街地とは逆方向、さらに山の上の方へと登っていってるけど、多分こっちが近道なんだよね!!!いやぁ全く問題ない!!いざキトへ!!!アウイェェェェエイ!!!!!

30分後。

「おい!サンフアンだ!!もう終点だ!!降りろ!!!」

……………。

どこここ…

ぜんっぜん市街地じゃぁねぇぇぇぇ!!!!!!!!!

地図を見ると、あろう事かさっきのバス停からさらに山の上、崩れた石造りの家がならんだ団地みたいなエリアに出てた。

たしかに、グーグルマップ上のそのエリアの名前は、SUN JUANとなってますけども!!!!!涙

「嘘だろ!?絶対ここじゃないやん!!さっき地図見せたやん!!ここじゃないの!??」

もう一度ケータイの地図を見せると、

「ちょ、お前これキトの中心部の方のサンフアンやんwwwなんなのウケる!それなら別のバスに乗らないと行けないよwww」

だからさっき見せた時に言ってくれればj¥:@8&3&ふじこ&:@……..

俺氏、絶望…。

そんなで、華麗に布石の回収を行ったおれは、無駄にさらに遠くまで来てしまった。

キト市外へのバスを探してあたりをうろつくんだが…。

あたりの家々は半分崩れたようにボロボロ、通り過ぎる人たちもなんだかひどく薄汚れた身なりをしてる。あたり一面に鼻をつくアンモニア臭が立ち込めてて、野良犬達がドス黒い肉片みたいななにかを奪いあって喧嘩してる…。

うん、多分スラム街。そう、こういう高地の山間の町は、山側になればなるほど低所得者がスラムを作って住む傾向があるって聞いたな…。

時刻は午後6時を過ぎて、太陽は山の向こうに消えてしまって、残酷な時の流れとともに夜の闇がゆっくりと忍び寄ってくる。

南米の中でも指折りの治安の悪さと言われるキトの街、しかも怪しいエリアに一人ぼっちで投げ出され、夜が来ようとしてる…

たずげでください…!!!

もう恐怖のあまりこれはいいネタだ!なんでブログ用に写真をパシャパシャやる余裕もみじんこほどもなく、溺れかけの心でしばし立ち尽くしたおれ。

もう目の前暗黒世界で半泣きで、しかし突っ立っててもしゃぁないので、キトへ向かうバスがないかと、とにかく歩いた!!

子供とおばあちゃんを見つけ、キトのセントロ行きのバスはどこで乗れる!??とわずかなボキャブラリーとジェスチャーで質問し、言われた方向にしばらく歩く。

ポツポツとあかりの灯った商店が並ぶ、舗装された道に出た!

そこでまた人に聞きながら、数十分後、なんとかバス停を発見!!!

ひ、ひぇぇぇ…

バスを待つ周りの人たちは皆、破れかぶれの作業着に、人2、3人は殺ってそうな人相の、いかにもな人たちばかり…。

いや、低所得の人達が怖いとか危険だとか、そういう決めつけはいけないんだけれど、もうこの時の俺は別府温泉のワニ温泉に放たれた一匹の震える子羊のような気分である。

もう誰も彼も皆、おれの全財産とヴァージンを狙ってるようにしか見えない…!!

半分白眼になりながら、労働者のおっちゃん達の中超不自然に1人混じってバスを待つおれ。

(おい、なんなんだあいつ?なんでこんなところに旅行者のアジアンが?)

(しらねぇよ、金もってんじゃねぇのか?)

(そうかもな!ぐへへ、おまえら、ちょっと強盗してこいよ!)

言葉には出さないが、こんなことを言ってるんじゃないかという強烈な視線を感じる自意識過剰大臣のおれ。

ひぇぇ!!

その異様なまでの雰囲気に、しばし誰とも目を合わせず押し黙って立っていたおれ。

しかし、次から次とバスは来るんだが、どれがキト市街生きなのか全くわからん!

意を決してあたりのおっちゃんらに聞いてみる。

「キトの!セントロ!サンフアンに!行きたい!」

大げさなジェスチャーで白眼になりながら、なんか聞いてくる謎のアジアンに、しかしボロ着のおっちゃん達は優しかった。

「キトかい?それなら、ここから一本じゃいけないよ!オフェリアだ!オフェリアでチェンジだ!」

みたいなことを丹念に説明してくれてる。

それでもよくわからんおれだったが、

一台のバスがバス停に止まって、1人のアフリカンのおっちゃんが手招きする。

「このバスがオフェリアにいく!オフェリアってとこに着いたら、メトロだ!メトロってバスに乗って、セントロへ行けるぞ!」

「おおおお、グラシアス!!!」

白い歯をニコッと見せて、おっちゃんは親指を立てた。

絶望してただけに、ほんと暖かさが身にしみた!ありがとう!!

もう完全に日の暮れてしまった夜道。

街のあかりの強い南の方角へガコンガコン!と大げさに揺れながら進むバス。

また変なとこ連れて行かれるんちゃうかと恐ろしかったおれは、運転手に何度も「オフェリア!?オフェリア!?」とかまってちゃんして、怯えていたが。

30分くらい走って、たくさんの路線バスが止まってるバスターミナルに到着!

ここがオフェリアらしい!

アフリカンのおっちゃんの言葉に忠実に、メトロというバスを探して、キトのセントロに行くと言うのを三万回ほど確認して、乗り込む!

ぎゅうぎゅうの車内でスリと痴漢に気をつけ、お尻をぎゅっとしながら耐えること40分…!!

セントロにある、マリーンという駅に、ついに!ついに到着だ!!

どの店も閉店して、静まり返った中心街を競歩日本代表みたいな速さで強盗に怯えながら15分ほど歩き…!!!

つ、ついた…!!!!

よれよれの酢こんぶみたいな表情で、なんとかおめあての宿に到着!!ベッドにバタン!と倒れこんだ。

はぁ…マジで…マジで疲れた…!!!!
もうダメかと思った…

否。やはり旅マスターである。こんなピンチでもちょっとしか泣かずに切り抜けることができた。

この経験はみんなにシェアして、他の旅人子猫ちゃん達を迷子にさせないようアドバイスを送るのも、旅マスターのつとめさ。

みんな、初めての街、しかも治安の悪いエリアに全財産持って夜に到着する怖さったらない。

とにかく、事前の下調べは丹念に!

そして一番大切なことは、自分は大丈夫、なんて過信を絶対持っちゃいけないということだ。

自分だけは特別、自分は旅マスターだ、なんてバカな勘違いは、今すぐ捨ててほしい。

旅マスターからアドバイス出来るのはこれくらいさ、それでは安全で良い旅を!

ボンボヤージュ!

そんなところです。


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エクアドル

Posted by gamoyuki