このボケてがクソつまんなすぎてわろた話
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な、なんて先進的な街並みなんだ…!!!
張り巡らされたメトロの改札を抜ければ、ピカピカのビル達が青い空と太陽の光を照り返して、ギラギラと輝く!
これまで、比較的田舎と言われてる南ドイツを渡り歩いてきたおれには、ニョキニョキと高層ビルが連なる、東京や大阪のような雰囲気の街の風景がとんでもない異世界のように感じた…!
駅前でたむろする刺青だらけの若者たちが、持参のスピーカーでパンクミュージックを爆音で鳴らしながら、ビール片手に座り込んでる。
学校帰りかな?女子高校生たちの服装や髪型も、これまでの街に比べてもかなりハイセンスでセクシー。
数メートルおきに虚ろな目でカップを手に持つ物乞いたちが陣取ってて、その脇を高そうな革靴を小気味よく鳴らしながら、サラリーマン達が急ぎ足に通り過ぎる。
アフリカンの観光客が陽気に笑いながら大きな団体で歩いて行って、丸いサングラスにパンチパーマのアジアンのおばちゃん達がセルフィースティックで何度も自撮りにチャレンジしてる!
いろんな世界、いろんな世代、それぞれの常識が入り混じる!西ドイツの経済都市、フランクフルトに到着したのだ!!
街のど真ん中のスクエアには服やワイン、ソーセージをぶら下げた屋台が連なるマーケットがあった。
一際長蛇の列を作っている屋台があった。列の先では、もくもくと煙を上げて肉の焼けるうまそうな匂い。
ひ、ひゃぁぁ、そう、これぞ本場のフランクフルトである!!一個2ユーロ、240円!び、びゃぁぁうまぃぃぃ!!
昨日夜、カールスルーエを立ったバスはフランクフルト郊外の空港に到着し、そのまま近くの、高速道路の茂みの中にテントを張って一夜を過ごし、今日街までやってきたおれ。
おっしゃ、歌うで歌うで!!
今日は土曜日!!物価がいくらか安くなるスペインに行く前に少しでも貯金をしておきたいおれは、ずかずかとメインストリートを歩き回るんだけれど…
だめだ!!
ここも…あそこも…
めぼしい場所にはどこも物乞いや、パフォーマーがすでに陣取って、大音量でミュージックを鳴らしてる…
ホットドッグマンに心ときめいて、本日2本目…
いかんいかん!消費するばかりで稼がねば!!
とりあえず、人通りは少ないがマーケット奥の通りで歌ってみる!
うぬ、通り過ぎる人は少ないんだけれど、マーケットでビールやワインを買った人たちが段差に腰掛けてのんびり聞いてくれて嬉しい!
一時間半ほどやってみて、20ユーロ!あんまりいかんかったけど、聴いてくれてる人がいるとテンション上がる!楽しかった!ありがとう!!
その後、
「ちょっと!!雨漏り修理しますってあんたから売り込んで来たんでしょうが!!もっとひどくなってるやないんね!!!」
と怒り狂う奥さんの像の胸など眺めつつ、
マックの脇で2本目をやるも、うーーーーぬ、上手くいかん!!
道幅が広すぎて、声が全然ひびかねぇ!
一時間ほど歌って、8ユーロほど…
すごいじいさん。
一人で、ギター(バンジョー?)にドラムにカスタネットに鉄琴ラッパに、わけのわからん楽器多数を操る全身楽器人間…!
これで、誰にも理解できんような難解な変拍子の、しかしサウンズライカPOPな曲をやってた…!
ぶ、ぶっとんだスタイルに一ユーロを。
この後も一時間ほど歩き回って場所を探したけれど、どこもなくてこの日は、若干敗北感を味わいつつテントを張ってる空港まで戻ってくる。
そして朝が来て、今日は日曜日!!
今日はお店もどこも閉まって街は静まり返るので、電車に乗って郊外の街、マインツへとお出かけしてみた。
なんか、こじんまりとした街!
今日は全部閉まってるけど、小さなお店が軒を連ねてて歩くのが楽しい場所だな。
そして、街のいたるところに銅像が…!!ちくしょう!!銅像を見るとぼけてをやらないと気が済まないおれをからかってんのか!!??
「うぇーい!!取れるもんなら取ってみろよぉ??ぁぁあ??」
「あぁ、それいらないからあげるよ。じゃ。」
「え…。」
と取り残されたDQNや
子供の頃から何度注意されても箸の持ち方が直らなかったおじいちゃん、
ビールを飲みすぎると肥満の原因になる事を身をもって力説するドクターなど、
日常の些細な瞬間を捉えた様々な銅像が街のいたるところに隠れミッキーのように配置されているのだ!ディズニーランド行った事ないけど!
そんなで、佳作レベルの程度の低いボケてを披露してしまい、"このボケてがクソつまんなすぎてわろた"などというスレに書かれたりしながら、ぶらぶら次なる銅像を探していたのだけれど…
ごめん無理!!笑
どういう状況!!?
なんか、ヨーロッパ歩いてるとよく、こういうブラックジョーク的な銅像やペイントが、割とデカデカとされてて、日本人的感覚からしたらやり過ぎ、というか悪趣味に感じてしまうものまである。(でっかいゴキブリの絵が壁一面に書かれてたり、突然巨大なちんこが道端に生えてたり。写真撮り忘れたけど。)
本当に表現に寛容で、なんでも受け入れる文化があるんだろうな。
規律が取れている分、形式からはみ出したものはとことん攻撃する日本の文化とは正反対で、面白い。
路上ライブの似合う空気があって、街中に人が歩いてたら歌ったら気持ちいいだろうなぁ何て思ったけれど、日曜で誰も歩いてないので、ケバブだけ食べて、次の駅まで少し歩いた。
道中に巨大な教会を見つけた。
これが日曜日のミサなんかな?聖歌隊みたいなかしこまった服装の人たちが、しんと冷えた薄暗い室内に、伸びやかな歌声を響かせてて、心地良い気分にさせた。
ステンドグラスから差し込む赤や黄色、緑色の光が優しい。
その後急な夕立があって、しかし30分もすれば止んだので、また歩き出す。
大きな川をかける橋を渡ってると、薄日が差してきて、向こう岸から湿気の絡んだ生ぬるい風が吹いてきた。
なんだか、日本での夏を思い出した。
雨でどこにも行けない閉塞感や、それに甘えて怠惰に飲まれる感じ、めくるマンガのページ、おやすみプンプン、最終兵器彼女、カタカタなる扇風機、差し込む曇れ陽、水の滴るひまわり、水やりする手間がはぶけたわぁと笑う母親、濡れた飼い犬を散歩に連れ出す時の、リードをかける時に感じる生臭い匂い、ぬかるんだあぜ道、どこまでも伸びる電線、電線…
なんだか、いろいろと嫌な事も多かったし、上手くいかない事ばっかりだった気もするけれど、こうして思い出になってパッケージングされた記憶はいつも、全部美しく見えるんだ。
正直、昨日もあまりうまくいかなかったし、今日も路上ができなかった。これはこれで仕方ないって割り切るようになってから、前みたいに地の果てまで落ち込む事は無くなったけど、晴れやかな気持ちではないのだ。
でも、こんなもやついた影のような時間も、時間が美しく変える時が来るのだろうか。
往生際の悪い入道雲が未だ、向こうの空にもくもくと残ってて、まるでくさい青春映画かなんかのワンシーンみたいな空。
ぬかるむ道を一駅分歩いて、フランクフルトに帰る長い電車に乗った。
そんなところです。
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