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民俗村でおいでシャンプーと、いつも最低、最高、最低な話

2019年8月1日

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ファッキン詐欺団の運営する乗り合いバンで最終目的地のツルミまで行く予定が、手前の田舎町、リマカで放り出されたおれ!

車内では詐欺団だけでなく、乗客からも笑い者にされての集団いじめをうけ、あまりの悔しさから、復讐のために学生時代全くを持って不良ではなかったこのおれでも、ガチンコファイトクラブのボクシング塾入門を決めてしまいそうであった。

クソ野郎どもが!

それとなく威勢はって入ジムを果たして、痛いのは嫌やから竹原さんと殴り合いまではいかんように口論で済ましてすぐに退ジムして、それでも「あいつ、ガチンコ出てたらしいぜ!」という噂が学校中に広まりを見せる中、あいつらの前に立ってやるんだ!

詐欺団「よぉ?なんだよお前、あの時の貧乏人じゃねぇか!」

詐「おいやめろ!あいつ、ガチンコ出てたらしいぜ!なんでもプロテストなんてくだらねぇおままごと受けるくらいなら辞めてやるって、竹原さんとケンカして辞めたって!」

詐「お、おいその話マジかよ!じゃあなんのためにガチンコ入ジムしたってんだ!くっ!こいつただものじゃねぇ!」

おれ「おい。なんかいったか?」

詐「い、いえ!!この間は、本当に失礼しました!が、ガモさんにあんな無礼を・・」

おれ「ワシはなぁ、終わったことをぐちぐち言うのがでぇれぇ嫌いなんじゃ。うじうじしようたらお好み焼き冷めるけんなぁ。ブチのめされとうなかったらさっさと失せろコラァア!!!」

詐「ひぇぇぇキャラ作りのために急に広島弁になるなんて、やっぱこいつただものじゃねぇ!!にげろっ!!」

酢「あぁ!!でも6年住んでた岡山弁の影響も出てる気もするから広島県民の読者がいたらアンチコメント書かれそうだが、正味他県の人が聞いたら全部一緒だうわぁぁにげろっ!!!」

そして、力を持ちながらもザコに手は出さないボクシングの流儀を守っているフリを決め込みながら、後でこっそりあいつらの下駄箱の上履きの中に酢酸カーミンいれてやる!そしてあいつらを不登校に追い詰めてやるんだ!!

う、あう、うわぁぁん!!

といまにも泣き出しそうな面持ちで村で一軒だけみつけたテルホーに駆け込むおれ!

「どうしたの!ゆうきくんそんな赤い目をしてっ!なにがあったの?」

「うわぁぁんちなみちゃん、実は、バンのやつらがわるいやつらでぇぇぇ!!!!」

とすぐにでも受付のおねぇさんの胸に泣きついたり吸い付いたりしたいところだったが、受付の人はちなみちゃんでもなければおねぇさんですらなく、趣味は筋トレとランニング、みたいな屈強なマイクタイソンだった。

「ヘイハウアーユ!?チェックインかい!?」

「ヘイアイムファッキンサッド、一泊頼むよ」

「グッド!こっちだ!」

と、
(どうせみんなハウアーユなんて形式に流されて聞いているだけで、おれがどんな気分かなんて本当は興味なんてないんだ。おれはどうせ誰からも愛されてないんだ!)
などと、もうエヴァに乗れそうな勢いで葛藤を繰り返しながら部屋に入る。

予定外に立ち寄ることとなったこのリマカという村。Googleアースにも名前が出てこんほどの小さな村ではあるが、なんと偶然にも今日、周辺の民族の皆さんが集まってマーケットを行っているらしい。

だからなんだってんだ!おれはいま傷心してんだ!マーケットだかプーケットだかおいでシャンプーだか知らんがな!おれはバンのやつらにいじめられていまエチオピアに絶望してんだよ!そんなもん行くかっ!!絶対行かないぞ!

と1人体育座りで部屋にこもっているおれ。

……….であったが、10分待っても20分待っても、

「いつまでイジイジしてるの?そんなに湿っぽかったら、体からキノコ生えちゃうぞ!?おいで!気晴らしにマーケットでも行こっ!」

とか誘ってくれる世話好きなお姉さんもやってこなければ、ピンポンが鳴って、だれか来た!と思ってワクワクして外に出てみると

「こんにちわ!私たちファッション雑誌アンアンの取材者なんですけどっ!今「春企画!こんな男は彼氏にするなvol.2、激キモ!かまってちゃん男の実態!」って内容で取材をしてるんです!こちらにキモオタで汚物なかまってさんがいるとお伺いしたのですが・・」

と、ウワー変な人たち来たー・・と泣きそうになりながら、湿り気味の脇から生えてきているナメタケをコリコリちぎってかじっていると、

「わっ!すごーい!!!やっぱりキモオタかまってさんぐらいになると、本当に脇からキノコ、生えるんだぁー初めて見ました!私、感動しちゃう!」

「え、え、そうですか(ポッ)、、??あ、よ、よかったら一本、食べますか?」

「ううん、絶対いらなーい☆」

「そ、そうですか。。バター炒めにするとあんがいイケるんすけど・・」

「やばーいもうキノコのバター炒め食べられなくなっちゃう☆キモいからやめてー。」

とか、また新たな傷を負ってしまいそうである。

今頃マーケットではみんなで水着になってバブルを掛け合っておいでシャンプーしているんだろうか。

…..

ちょ、ちょっとだけ、覗いてみようかな・・。べ、別にちょっと、ちょっと覗きに行くだけなんだ・・!!
別に気になってるわけじゃない!

そんなで、いつものようにギターを背負って、べっ、別にちょっと見たらすぐ帰るんだ!と思いつつもズボンの下には水泳パンツと、バッグにはシャンプーハットと水鉄砲を忍ばせるチャーミングなおれだ。

そんなで繰り出したマーケットは、予想に反してギャル達もいなければチャラいバブルパーティでもなかったが、牛の皮の前掛けや貝殻の飾りで着飾った民族の皆さんを見ることが出来た。

しかし、この前のカヤファールでのマーケットと、今日のでは、なんか参加している民族の種類が全然違うらしいんやけど、まったくわからん!なにが違うんかまったく分からん!

まずいな・・こんなんでは、民族系ファッションにはまってる女の子と付き合ったりしたら、、

「ねぇ、ゆうきくん!?今日、いい天気だね!」

なぜか首元を強調するように空を見上げるジョシ子。

「(え!えなに!なになに!!この感じ!なんか変わったのに気づいて欲しいこの感じ!え!なに!?) う、うん!晴れてて気持ちいいね!」

「………………うん。すっごいいいデート日和!おしゃれしてきて、よかったー!」

「(うわー!!やっぱり!なんか、なんか変わってんだよ!なんだ!?髪か!?髪きったとか!?) う、うん!確かに今日じょし子ちゃんかわいいもん!あの、か、髪かな!?髪があの・・ねっ!!」

「え?…..髪とか、3日間会った時と一緒だけど?」

「(ウワァァァ外した!!)あ、だよね!だよだよ!いや、そのみ、みみずみたいなやつ、良いよね、おれ好きだなーと思って、また褒めちゃった!」

「みみずって・・ハマル風の編み込みボブをみみずとか、なんかひどくない?…..もっと他に、すっごく変わってるところ、あるんだけど。ゆうきくん、気付かないんだね…..。」

「そ!!そんな事ない!そんなことないよ!!あの、あ!お化粧だ!目の周りの、あの、く、黒いきな粉みたいなやつ、今日多いよね!セクシー!今日すっごいセクシーだよ!」

「え?…….違うよ。…..全然違う!なんで分かってくれないの!?イヤリングじゃん!イヤリング全然違うじゃん!いつもはムルシ族の貝殻のやつじゃん!でも今日は、晴れてて、じょしこ、ゆうきくん気にいるかなって思って、タメル族の、ピンクの石のイヤピンにしてみたのにっ!ゆうきくん、この前ピンクのワンピ、かわいいって言ってたから、好きかなって思ってたのにっ!!それをっ!きな粉だなんてっ!!…ひどいよ!」

「あっ!!ほ、ほんとだ!ちがう!気付いてた!かわいいなって思ってたもん!ほんと、会った時から、ごはんつぶみたいにちっちゃくていいなぁって・・」

「ごはんつぶって!なんなのその言い方!?…..もういいよ!ゆうきくんは結局、私の事なんて全っ然見てなかったんじゃん!どうでもいいって事じゃん!…もういいよ。……たびおくんなら、こういうのすぐ気付いてくれたっ!」

「えっ?誰、た、たびおって?」

「そんなのゆうきくんには関係ないじゃん!」

「あ、そうだね・・ごめん・・」

「そうだねってなに!?誰だよ!って問いたださないのっ!??ほんっと信じられないよ!

「(えぇーー!????)…ご、ごめん・・。」

…..みたいに、なにが悪いのかもわからんままごめんを繰り返すだけの人生が待っているもん・・!!

おれ、おしゃれなかわいい系の女子好きやけど、やっぱ付き合うとなるとちょっとおおざっぱでおれを放し飼いにしてくれるような、放牧系女子、もしくはマサイステイックで牛たちを統率する、マサイ系女子の方がええんかもしれんな。

うーぬ、、

いやーでもデートで、素足に牛皮の前掛けだけでこられたら、ちょっとさすがにひくなーおれ。

絶対、一緒にレストランとか入りづらいもん。

せっかく夜景の見えるレストランとか予約してても、

「えっ!なんでここ車の駐車場はあるのに、牛の係留場ないの?信じられねぇんだけど。」

とかいちいちキレそうやもん。

んで、結局、

「もう面倒くさいからその辺の野犬でもハントして食おうぜ?」

とかなるんやろな。。

ちょーーーっと、大変かなー、、

などと、彼女もいなければここ数ヶ月お母さん以外の女性とLINEもしていないが考えていると、

「ヘイユーキー!!!!ハウアーユー!!おれの事覚えてるかい!?ほら、前のカヤファールのマーケットの時!ギターを弾いてくれてたあの時さ!!」

「(誰だこいつ全然覚えてねぇ)おお君はっ!!元気してたかい!?カヤファールの!マーケットのときの!おれはウルトラファインだ!」

そこにはサッカーエチオピア代表のユニフォーム姿のボンバーヘッドの男。

横浜マリノスの中澤から身長を取ってキムタク感を取って、ただボンバーヘッドを残しただけのような、ボンバーヘッドだ。

なにやら彼の地元はこのリマカらしく、この間のカヤファールでのマーケットには出稼ぎボンバーだったらしい。

彼は見てくれこそのび太くんに慶応大の入試過去問を解かせた後のようなボンバーヘッドだが、実はれっきとしたなんとか族らしく、木の実や牛のツノで作ったネックレスやブレスレットやウンコを置いていた。

・・いや、ギャグではない。

ほんまに店先に、ネックレスやブレスレットにならんで、ウンコが置かれているのだ!

ホイップクリームのようにこう、先を、キュッとさせた、元は結構べちょべちょだったろうなめらかな形状の、石鹸くらいの大きさのウンコが、カチカチに乾燥させられて縄で縛られて売られているのだ!

普段から下ネタや小学生レベルの稚拙な単語を好んで用いており、世界一周ブログ村から世界のトイレ事情ブログ村へと移設を検討されている事でも有名なこのブログであるが、今回ばかりは本当に店先にウンコが並んでいるんだから仕方がない!

世界一周ブログ、それは日本では体験できない様々な経験をブログでシェアする、そこにおおきな価値がある!

おれは、この、店先でウンコが売られているというありえない状況を、日本の皆さんに発信せねばならぬという大きな使命感を持って、ここにウンコを紹介する!

そして、おれは教科書の朗読で「ちんすこう」や「お満月」というワードが出ると急に元気になる小学生のごとく低俗な盛り上がりを見せながら、ボンバーヘッドのにいちゃんに尋ねた!

「ちょ!!にいちゃん!!!こんなとこにウンコがっ!!ウンコが落ちてますやん!!!
こんなウンコ固めたやつ何に使うんー!!」

「おい!そんなに下品な言葉を何度も叫ぶな!店の品が下がるだろう!これはな、この縄をこう、家の前なんかに引っ掛けて、消臭剤として使うんだ!!」

えっ!ええええええ!!!??

なんということか!

あろうことかこの縄縛りウンコ、本来悪臭の原因となるウンコを、お部屋の匂い取りとして使うというのだ!!

えええええ!!??

なんという発想の転換!

果たしてほんとに、うんこに消臭効果があるのかは疑問がのこるというか、9割方気のせいやろというのがおれの中では払しょくできないが、これは実に興味深い!

たぶんエチオピアの年頃の青年がいる家庭なんかでは、

「たかしー!あんた今日彼女遊びに来るってほんとかい!??」

「う、うるせぇよばばぁ!悪りぃのかよ!」

「ウン子ちゃんって言うんだって?結構可愛い子じゃないの!あんた!変なことするんじゃないよ!」

「うるせぇな!用すんだら早く出て行けよ!」

「あと、あんたのこの部屋、なんか大便器みたいな臭いがするよ!あんた気付いてないかもしれないけど!」

「えっ、え!?」

「ほら!母ちゃんこの前、タメル族のマーケットで”縄縛りうんこ”買ってきたから、つけときなよ!ここ置いとくよ!」

「う、うっせぇ!そんなもん誰が使うかよ!」

数時間後

「うわぁ!たけしくんの部屋こんな感じなんだー、案外綺麗にしてるんだね!」

「あ、あぁ、まぁね、こんなのたいしたことねぇよ!」

「しかも、なにか芳香剤とか使ってるの?いい香り!」

「え!ほんと?あ、いや、別にこんなの普通だよ!」

「そっか、私、この香りなんだか好きだな!なんだか、落ち着くっていうか、ずっとここにいたくなっちゃう!」

「え!まぁ、べ、別にいいぜ、ずっといても・・」

「ふふ、優しいんだね、たけしくん!」

「ば、ばか!そんなんじゃねぇよ!(か、母ちゃん、…ありがとう。)」

扉のむこうでで聞き耳を立てていた母ちゃん、(ふふふ。)とほほ笑みながらゆっくりと部屋の前から去る。

….みたいな光景が見られるのだろうな。

縄ウンコにアフリカの家族愛を感じ、少し感傷気味になっていると、

「おい、ウンコを手にとって動かねぇと思ったら、なにを感極まってるんだ!?」

「いやぁ、母ちゃん、、愛だなぁなんて思ってさ・・」

「なんだ?母ちゃんにお土産か?ウンコもいいが、これなんてどうだ?茶色と黒の下品な色使いがお前のイメージにピッタリだぜ!」

「そ、そうか・・?」

「似合う!似合うよ!きったねぇ!これで日本に帰ってみろ!ガールフレンド300人は出来るぞ!よし!お前は友達だ!この木の実のブレスレットもつけて・・!!」

「お、おう、そうかい!?」

そして!

し、しまった!物欲枯渇少年として有名なおれとしたことが!

まぁ、せっかくだしいいか!

と50ブル(300円)で牛の皮のネックレスと、ラスタカラーのブレスレットを買ってしまった!!!

そして、この後、恐怖の金欠地獄を味わう事になるとも知らずに、久々のお買い物に気分は上々まわせパーリナイなおれは、同じく、観光客をちょっと口車に乗せたら調子に乗ってホイホイと食いついてきて、すぐに壊れる粗悪なブレスレットを売りつけることに成功し気分のいいボンバーヘッドにうながされ、第二回民族マーケットライブを開催!


パーティは、つくれるっ!



最初の方、気分が落ちてて写真全然撮ってなかったから、ここぞとばかりに貼りまくるぜ!!



そうなんだ!ついさっきまでおれの気持ちはこの世の底辺をさまよっていたが、腹の底から歌って、やってくるそこらの姉ちゃんやにいちゃんに民族のおやじとリズムを噛み締めたら、いつの間にか、忘れてた!

まぁいいや、なんて思わされるんだ。

大好きなアンディモリの歌に、クレイジークレイマーという歌がある。

いつも最低、いつも最低、最高、最低!

クレイジークレイマーそんな目しないで!

世界で一番お前が正しいんだって、おれが歌ってやる!

みんなの前で!

心が急降下したぶん、急上昇の心地よさったらない!

そうなんだ、落ちていく事を、失敗を恐れて平坦生きる事を望むくらいなら、旅なんてやめてしまえ!

おれの中のもう一人のおれが、間違ってないぜって語りかけてくれてるような、優しい時間だった!

それから、宿に戻っても、飯を食いに外に出ても、ギターマン!もう一回弾いてよ!とちびっこ達がやってくる。

小さい村なので、変なアジアンがギターを弾いてたぞ!という大事件は村の隅々まで伝わっていた。

最初は「疲れてんだどっかいけガキども!」などと決してブログでは公表できない卑劣な言葉で彼らを追い払っていたおれであったが、ほんまどこにいても声かけられるので、
宿の前のバーで、もう一回がきんちょにギターを弾いてやった。

バンの中でバカにされてたおれを、次は子供たちがスターを見るようなキラキラした目で見ていってくれる。

おれを救うのは音楽しかないんだ!

本当はその力で誰かの人生をいい方向に変えてあげたい。

だけれどまだまだ自分よがりで自分の感情であれやこれやと流されて生きていくだけのおれだ。

この旅の中で、いつか歌えるだろうか?お前が正しいんだよって、言ってあげられる優しい歌を。

今日ほんまはツルミまで、行ける予定だったのが一日のびた。

明日、ツルミまで行って、多分バスも毎日ないような秘境なんだけど、お金は持つだろうか?

ポケットの中には500ブル、約3,000円。

両替できる銀行があるアルバミンチまでのバス代なんか考えると、持って2日ってところか?

戻るなら今しかない。

ここからならまだ、アルバミンチまでのちゃんとした道がある。

引きかえすなら、今しかないんだけれど・・

んー!

まぁなんとかなるやろ!

いざとなったら、路上で稼ごう!

とりあえず、明日ここの村から、ヒッチハイクで車を捕まえて、この旅の目的地、ツルミを目指すことにした!

そんなところです!

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