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【シャシャマネ~アルバミンチ】アルバミンチ到着とへらへら街歩きの話

2020年4月29日

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シャシャマネからバスに乗った俺!

目指すは南部エチオピアの拠点となる街、アルバミンチ!

アフリカ北上組(他誰がおるんか知らんけど)のおれは、本来北へと進んでいかねばならぬところなんだが、飛行機でアジスアベバに入ったがばっかりに、エチオピアをひたすらに南下していくことに!

これマリオカートならカメのやつが逆走だよってボード持って付きまとってくるやつやし、マラソン大会なら「おいおいあいつついに狂ったか?ってかあんなやつクラスにいたっけ?」というやつなんだが、

これはエチオピアの南西の果て、秘境・ツルミを目指すロードトリップなのだ!!!

バスの中からは、とんでもなくただっぴろい荒野がひたすらに続いていて、空はどこまでも晴れてて、時々ドングリみたいな家の風景がすごい速さで通り過ぎていく!

….いや、これ、もしかしたら家みたいな巨大ドングリかもしれん!

なんたってアフリカ、これまでもアリやサボテン、道に落ちてたブラジャーなど、なんでもかんでも規格外の大きさなのだ・・!

昨日泊まったシャシャマネのホテルの庭にも、こんなのがいた・・!!

なにこの鳥!!
くそう、写真じゃ大きさが伝わらん!!

例えるなら、腰の曲がったおばあちゃんをイメージしてもらったらええかな!

ほんま間違えて挨拶したもんおれ!

「おばあちゃんこんにちわ」

と。

んで、いつもそうしているように

「よかったら荷物持ちましょうか?横断歩道一緒に渡りますよ!」

と近寄ったのよ!いつもそうしてるから。

そしたら・・おばあちゃんが・・

子牛の大腿骨みたいなのを・・ガツガツと・・!!

ひぇぇぇぇえ!!!!!

そんな、虚像癖系サイコパスのおれを乗せたバスは、乾燥した風に吹かれながら、ひたすらに続く一本道をかけて行った!

5時間後!

南部主要アルバミンチ到着!!!!!!!!

バスを出ると、暖かく湿った空気がもわりと体にまとわりついてくる!

あっつ!!!!!

あっついでこれ!!!!

高地のアジスアベバから南下してきたおれ。

アジスアベバはかなり涼しく、夜なんてかわいい女の子と肌を寄せ合って眠らないと寝付けないくらい寒かったが、元々エチオピアは赤道のほんのちょっと上の国。

平地のアルバミンチは、南国そのまんまの、あつくるしい太陽光が降り注ぐ田舎町であった!

こりゃ夜も暑苦しくて、かわいい女の子に抱きつかれて

おれ「こら、暑いから離れてよ!」

「やだ!離したくなーいー!」

おれ「もう、寝られないよー」

「じゃ、キスしてくれたら離してあげる!」

おれ「ほんとだな?約束だぞ!」

「うん。はやく!」

おれ「仕方ないなぁ。じゃ、目、閉じて。」

とか言ってないと寝れたもんじゃないな….

そういうわけでとりあえず、おれは代官山や青山付近で女子大の近くの安宿はないかと探したが見つからず、かわりにサングラスがいかつい、いかにもEXILEぱねぇよな!系の客引きのにいちゃんに、安宿あるぜ!と連れられていく・・

「ここだ!」と紹介された宿は、築数ヶ月と新しいが、すでにおしっこのにおいが一面に漂うアロマな雰囲気!!

うむ、たしかに安いしいいや!とチェックイン!

….したはいいが・・

いや、まじくせぇ!!!!!

本当に、下水処理場の敷地内にスペースが余ってるから、副業でゲストハウス始めました、みたいな、そんな感じで、敷地内全てをおしっこの臭いが立ち込めている・・

まぁもうチェックインしてしまったから仕方がない!口呼吸とえら呼吸を交互に使い分けながら宿でダラダラしていたが限界で、おれは街に出てみた。

ほんま、南西部の中心地というわりにはびっくりするぐらい小さな町である。

ガモウバーバリー。

おれの生き別れの弟がこんなところで床屋をやっていたなんてな。。

ガモウゴファゾーン。

おれの腹違いの兄がこんなところでゴファゾーンを・・!!

いやぁ、これくらいの地方になってくると、英語も何も通じないところばっかりで、ご飯にありつくのに5軒ぐらい食堂まわったからな・・

ご飯なんかありますか!?と聞いて回るんやけど、

まず、「フード」が通じない!

んでやっとこさジェスチャーで伝えても、行った時間が3時ごろだったのもあったのかな?

どの店も、

「今はビールかコーヒーか、ドリンクしかないわ」

みたいなことを言われていたのか、はたまた、

「あんたのような雑菌のかたまりは店に入れられないわ!」

と言われていたのか、真相は確かではないが、どの店でも除菌スプレーを吹きかけられながら何か言われて追い返されたおれ。

多分ランチタイム外しちゃったからだろな。

吹き付けられ続けたスプレーでずぶ濡れになって雑菌率0パーセントのパーフェクトボディが完成した頃、ついに、

「ビーフだったらあるわよ!」

と言われた!

やったー!!!!!ビーフシチューかな?ビーフストロガノフかな!!??すき焼きもいいなぁぁ!うわぁぉあい!!

と、まつこと数分・・

でた!!!
インジェラ(レモン汁に浸したぞうきん)!!!

うぐ。。うぐぐ。。。

全然慣れんわー。。。きついわー。。。

なんか聞く話によると、田舎に行けば行くほど、レストランのメニューの数が限られてきて、本当の田舎になるとメニューはインジェラだけになる、みたいな恐ろしい都市伝説を聞いたんやけど、本当やろか??

きつい、きつすぎるぞエチオピア。。。

しかし、エチオピア、ご飯は最強においしくないのだが、ビールが安い!

なんとジョッキ一杯10ブル(60円)!!!

不思議な国で、ビンでビール飲むより、ジョッキの方が安いのだ・・。

これはたまらんな・・!!

この値段の安さからか、道端のいたるところに汚い軒先のバーが並んでて、みんな昼間っからジョッキで乾杯している。

ほんまに、インドでいうちょっとチャイでも飲もかって雰囲気で飲んでいる。

うーんエチオピア。

ほんま謎多き国である。

日が暮れていく。

この、遠くの山に太陽が隠れていく感じ、香川の地元の風景に似ててなんか懐かしい。


帰りにおれの好きなエチオピアンサモサを買って帰る。

歯折れるんちゃうかと言うほどカリカリに揚げられた包みの中は、カエルの卵みたいな豆がギッシリ詰まってて、素朴な味でおいしいのだ。

そんなおれの食レポがあまりにも下手くそというかむしろ営業妨害レベルなのが気に食わなかったのか、店のねぇちゃんが言う。

「一個4ブル(24円)よ!」

む!高い!だいたいどこでも2ブルだったのに!

まぁもう受け取っちゃったし、買うしかない、と五ブル札を渡すと、それを受け取ったお手伝い中なのかな?小さな男の子が、お釣りを渡してくれた。

ん?3ブル返ってきてるぞ?

不思議に手のひらを見つめるおれに、ねえちゃんの方が気づいたのか?

「外人なんだから騙しときゃいいのよ!なんで馬鹿正直に返してんの!」

みたいなこと言われてる。

彼は、恥ずかしそうに、でも間違ってない!と小声で反論してて、かわいかった。

そうだ!君が正しい!と親指を立ててアイコンタクトしあった。

夜。

部屋にこもってレッチリを練習していたけれど、もうどうにもこうにも暑くて暑くてたまらなくなり外にでた。

外も大して変わらんなまぬるい空気に包まれていたけれど、見上げると星が綺麗だった。

夜も10時を過ぎればかなり静かなもんで、田舎の街っぽく遠くでカエルや虫の鳴き声が聞こえる。

宿の入り口あたりでぷらぷらしてると、向かいに住んでるというにいちゃんが話しかけてきた。

「ニホンジンデスカ?」

と話しかけてくる。

うわ、めんどくせー!!せっかく星空見ながら浸ってたのに!!

大概ちょっとした日本語を知ってて話しかけてくるのはガイドの勧誘だ。

話していくと、案の定彼もガイドだって、サファリツアーに参加しないか?とか言うてくる。

おれはお金ないし、サファリはタンザニアで行った、と言ってもう寝るわおやすみーと逃げようとするが、

「まぁまて、おれは日本人が好きなんだ!ちょっと話そう!」

なんて言ってきて、ほんまかいな、と疑ってたんだが、そこから実際仕事の話は無しにして、いろいろ話を聞かせてくれた。

「2011年のツナミアタックは、本当は地震のせいじゃなくてアメリカが引き起こした陰謀だって、本当か!??」

突然何を言いだすんだこいつはと思ったが、なにやら前にここに来た日本人がそんな事を話していたらしい。

その日本人は、アメリカは地震も天候も全部操れる力を持ってて、自国の経済が悪くなると、他国に災害を与えてエコノミーを調節してるんだ!とか訳の分からんことを言ってたらしい。

「だから、日本人はみんなアメリカが嫌いで、みんなアメリカと戦争をしたいそうじゃないか!どんなことがあっても、武器を取っちゃダメだ!」

と、彼は真剣に日本の行く末を心配してくれていた。

大丈夫、その彼はかなりとがった意見を持つ人だよ、誰もそんなこと信じてはいない。

と言うと、安心していた。

「あと、ツナミアタックといえば、君は”チヒロ”を知ってるか?10年前、エチオピアに何年も滞在してて仲が良かったんだけれど、連絡先を無くしてしまって。彼はエチオピアにすぐ帰ってくると言ってたけど、そんな時ツナミアタックがあって、会えていないんだ。」

なにやら、10年前、エチオピアで学校に通ったり、ラスタとして音楽活動をしたりと、この辺じゃわりと有名だった日本人の男性らしい。

彼は津波でチヒロさんが死んでしまったんじゃないかと心配していた。

チヒロさんについて、もし!誰か知ってる人いたら、ムルというガイドマンが連絡とりたがってたので、教えてください!

おれは全然知らない人だけれど、おれの知らないところで誰かと誰かの世界が今日も出来上がってははぐれていく。

空を見上げると、透明感のある星が田舎町の夜を優しく照らしてた。

アルバミンチの静かな夜が過ぎていく。

ゆっくりとした時間の中で、タバコを一本吸って、眠った。

そんなところです。

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終了

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