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ヨハネスブルグはちょっと歩いただけで動物がすごい話

2021年2月4日

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リアルタイムではただいまザンビアにいます。
WiFiが皆無や!日記更新どころではない、、、、!

入国後わずか二時間で一番大切な全財産の入ったキャッシュカードを盗まれたおれ。

途方に暮れて、一度は、誰にも見つからないサバンナの奥地で、ライオンの美メスかチーターのコスプレをした肉食系美女とひっそりと暮らそうかと妄想までしたが、結局親に相談していくらか借りて送金してもらう事とした。

ここまで来て、日本に帰っちゃうのは勿体無さすぎる。

一回帰ったら、もう旅はいいやって気もするし。

ほんと親には迷惑かけっぱなしだ。

ありがとうちゃん、ハエが母ちゃん。

そして、チーターのコスプレを用意しシマウマの内蔵のスープを作って待っててくれていたサバンナ美女に、「ごめん今夜は先方と会食なんだ」とメールを入れ、六本木のクラブナイトよりも熱く激しい旅への再出発の扉を開いたおれ。

ゲストハウスの周りは閑静な高級住宅街といった感じで、超安全という話だ。

ずっと宿の中にいてもインスタでちなみちゃんの写真を眺めるだけなので、街全体が見渡せるという近くの小高い丘まで散歩してみる事とした。

市街地に比べると住宅街は静かで危険な雰囲気は全然ないなぁ、とは思って外に出たけれど。

すぎる家々全ては刑務所みたいな有刺鉄線と電熱線、そして高い壁で武装されており、

オープンにお客さんを迎え入れるべきレストランやショップも鉄の柵ごうしで完全に守られていて、入り口のガードマンが扉を開けて客を通すといった感じ。

もう開いてるのか閉まってるのかわけわからん状態である。

そしてほとんどの家で防犯のために犬を飼ってるようなんだけれど、もうビックリするぐらいでかくて凶暴なのだ。

おれが家の前を通るだけで、今にも柵を食い破って外に出てきそうな勢い。
キバを向けて吠えまくってくる。

しかも市内のさらに治安の悪いエリアでは、防犯のためにハイエナを飼っている人達もいるというぐらいである。

就職難と言われて随分経つが、ハローワークで「高月給、新聞勧誘の営業!月給30万円から!主な勤務地はヨハネスブルグ市内です」などとあっても、絶対に受けてはならない。

ともあれ見た目は物騒極まりないが、晴れてポカポカ陽気の街を歩くのは気持ちがよく、すれ違う人達も大変フレンドリーに「ハローちょうしはどう?」と声をかけてくれたり、「ハローモンキー、腹減ったろう」と笑顔でバナナの皮を投げられたりしながら、おれはピクニック気分で丘を登って行った。

登るにつれて、家々が少なくなり、だんだんと緑が多くなる。

それにともない野生動物たちを目にするようになる。

舗装道路を渡る巨大なトカゲ、見た事もない鮮やかなグリーンや黄色の小鳥たち、へんてこな形の昆虫!

スゲェェェエ!!!


みんな恥ずかしがり屋さんなのかしらんが、うまく写真を撮らせてもらえず、エミューみたいなブッサイクな飛ばない鳥しか撮れなかったが、とにかくすごいのだ!

動物の種類が半端ない!

小学生の頃から動物奇想天外や動物地球紀行のハードウォッチャーで、みんながモー娘や嵐にキャーキャー言っている頃、憧れの有名人は爬虫類研究家の千石先生(60歳)だったほどの生き物好きのおれ。

初めて見るアフリカの生き物たちに興奮しきりである。

植物もすごいのだ!

まつぼっくりでかっ!!!!

ドングリもでっか!!!!

緑のあの、アレもでっか!!!!

ってなんやこれ!見た事ないわこんな使徒みたいな形の実!な、なんか、ヒラヒラしててエロいな。

アロエもビックリするぐらいでかい!!

子供の頃、よく蚊に刺されたら、ばあちゃんが庭のアロエをちぎってきて、「これ付けときまい!すぐに治るわな!」と汁を塗ってくれていたけれど、アフリカでそれやられたら、もう塗るとかいうレベルちゃうな。
ばあちゃん!どっから取ってきたんそんなでかいの!塗られんわ!浴びるやわこれ!アロエのシャワー!うわぁぁぁごめんなさいぃぃぃ!!!

ん!?次はなんや、普通のトゲのある、ひっつき虫みたいなやつやな。よくあるやつや。

ってトゲでかっ!!!!!!

シャレんならん!!

なんやこれアイスピックやん!!!
ジーコが前にW杯への道はイバラの道や言うてたけど!!2010年に出場した南アフリカ代表、このイバラ乗り越えてきたん!!???ヤバイやろ!!!W杯着くまでに絶対何人か死んどるでこれ!!!

いやっ!!!

こんなまんまな形のサボテン、自生する!??!??ガラパゴス島で大リクガメがかじっとるやつやん!!

うそやん!!

なんかもう!!!!

「アフリカかっ!!!!!」

とトシなら突っ込んどるやろけども!!!

「はい、そうですけど?」

としか言えん!!!

それしか言えんでこらぁぁぁぁぁあ!!!!!!!!

そしてアフリカの大自然に生きる動植物に魅了されたまくったおれは、丘からの素晴らしい景色の写真を撮ることも忘れて、大満足で丘を後にする。

いやあ。すごいな。

街から20分歩いた程度でこれなんだから、きっとサファリツアーなんて参加した時には失禁必須だろうな。替えのパンツ用意しとこ。

遠くサバンナの大地に想いを馳せながら、ホクホクした気持ちで丘を降りるおれであった。

そんなところです。

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