厨二系邦ロックバンドでワイ好みの10選を紹介する話【2021年に向けて来そうな若手編】
ラブ厨二ソング!!!
突然だが、おれは厨二なことを歌っているバンドが好きだ!
そう、青臭くて青春を拗らせてて、もっさり黒髪ボブで目を隠した状態で「何も見えない真っ暗な道を行く!」とか歌ってるバンドが好きだ!
まず髪を切れと言いたくなったのは、君がすでに大人になってしまったからだろう!
最善の回答を知れば知るほど、生きることが上手になればなるほど、俺たちは死へと近づいていってしまうんだ!
ヤングっていうのはな!時折不条理と思えるその矛盾の中に息をするんだ!いつだってナウにヴギヴギしていたいもんなんだ!!!
もくじ
厨二ロックは僕らの原点。
たぶん、ここで紹介するバンドを耳の超えた音楽通なみなさんが聴くと、
「まだまだ青いね!」
「ポスト〇〇意識しすぎだろwww」
とか嘲笑われるかもしれないんですがね。
そんな皆様におれは言う。
うっせぇぇぇ引っ込んでろ!!!!!!!
と!!
ちゃうんや!
彼らは!彼らこそはあの日のおれら(30代独身低所得)の原点なんだ!きっとそれこそが真実なんや!!
お前も初めてバンプ聴いた時、ハートに巻いた包帯をゆっくり解こうとしただろ!?ブリッジでとったスライドは君が生きてるって証拠だっただろ!??ところでブリッジでとったスライドってなんなんだ!
そんなこともあいまいなまま、世間知らずで無知で身の程知らずで、それでも今の現状の最先端を突き刺してくる音楽に、心震えたはずだろ!??
この世界はもう終わったなんて空を仰ぎながら、それでもやっぱりおれだけは世界を変えられるんじゃないかって息巻いたシンガーの大袈裟に吐く呼吸のリズムに、履きつぶしたコンバースのかかとを慣らしていたいんだ!!
たとえそれが資本主義のハリボテに踊らされているだけだったとしてモォォォォ!!!!ふぉぉぉぉ!!!!
おれ氏が好きな厨二邦ロックバンド10選【2021年にむけて来そうな若手編】
若手じゃなくね!?とかもう売れてね!?とかって話はまた来世しよう!さぁ耳を突きだせ!おまいらの金と女に汚れ切った心にイヤフォンを突き刺してやるんだ!!うぉぉぉぉ!!!
2(ツー)
我らがサラバーズ、古舘のアニキが今やってるバンドだ。この人の明治の文学青年が青春ロックやったらこんな感じって言葉選びや歌い方が好き。いつまでも屁理屈をこね繰り回したり天邪鬼な事を呟きながら自転車を漕いでいてほしい、そんなバンド。Youth recordsはまじ外れないっす。
とにかくこのMVかっこよすぎるからとりあえず見て。
ハンブレッターズ
この歌が好きすぎる。
”終業のベルで一目散、牢獄を抜け出した 一緒に帰る友達がいなくてよかったな。”
って!まんまおれやんけ!!難しい事言わずにとにかくストレートなロックが多い。きっと彼らは音楽がないと何もかもまるでダメな、そんなやつらだ。おまえらと一緒だな。仲良くしようぜ。
mol_74
mol_74と書いてモルカルと読む、もうなんかこの時点ですっごい厨二!!
「え?知らないの?今年来るバンドだから、知っておくといいよ。」
とかって厨二が初見にイキってそう。自身のブログで紹介してマウントとったりしてそう。
最近知ったので若手かと思ったんだけど、もう10年も活動しているらしい。このバンドで歌われる、”青春時代の別れ”の切り取り方が好きすぎる。情緒に震えて眠れ。
酸欠少女さユり
いやバンドじゃねぇしすでに超人気だし!とか言わずにとにかくこのトレーラーを見てくれ!!!
最近出た弾き語りの曲がすげーいい。自分はすごいんだってナルシズムと、誰もに見放された絶望感、自暴自棄、自傷行為みたいな音楽。でも熱い。すごい熱い、生命力あるシンガーだ。
”氷は自分以外には溶かせないって事 知ってるけど 気づいてるけど”
おれも、中学生の時こんなこと考えて生きてたなって、そんな気分になる曲ばかり。かっこいい。
Kotori
おれは知ってるんだ!エルレガーデンが好きだった奴らはみんなKotori(コトリ)を好きになるんだ!!
爽快な爆音で今を歌うバンド。一度偶然ライブを見て、「19歳」って曲をやってて、惚れた。
”19歳の僕を見て18歳の僕が笑う。”
よくある歌詞だね、大人になればわかるよ、なんて、おれは言いたくないね!ティーンのころってのは自分の目の前が0.1秒ごとに絶望だったり絶頂だったりするんだ!
そのストロボの日々の瞬間瞬間に、いちいち胸をかき乱していろ!!そんな様こそが美しいんだって打ちのめされるバンド。
ちなみに僕はエルレはスターフィッシュくらいしか知らないですごめんなさい。
みるきーうぇい
ボーカルのかおりさんの歌声が好きだ。たまにひっくり返るし、腹式呼吸がまだまだだね!とかアンチされそうな細い声なんだけど、それが好き。そして、
”君が僕を守るため不良にかけた熱湯を、魔法瓶に入れ首にかけ いつもいつも持ち歩いてる”
という歌詞を初めて聴いた時の衝撃を僕は今も持ち歩いてる。あの日の全いじめられっ子にお勧めしたいバンド。
時速36km
うるせぇー!! “ポストandymori“だとか!!知るか!!うるせぇ!!ミーハーっていうな!!
たしかにおれはandymori大好きで、[andymori好きにオススメのバンド]って検索した経験は3万回ほど有り、そこから知ったのは確かだが!!そんなに近い感じはしない。個人的にBachoとかmorohaに通ずる、武骨な歌詞への執念があるバンドだと思ってる。その熱いメッセージ性から夏フェスで死人が出そうな音楽だ。
この曲は友達に教えてもらったやつだが、やはりかっこいい!
サニーカーウォッシュ
ごめん。やっぱおれ”ポストandymoriって言われてる系バンド”例外なく好きだわ…。
めっちゃ好き。突き抜ける青い空の下で心地よい風に吹かれて、ダメダメなさえない人生をゲラゲラ声あげて笑うようなバンドなんだ。超絶ポップな曲調の「それだけ」って曲の、
”会えなかったあいつらに会いたかったフリして”
ってフレーズが愛しすぎる好き愛しかないとか思っちゃうヤバイ。抱きしめてると死んでもいい!とか、キルミーベイベーしちゃう。この裏返るような、へっぽこ中学生みたいな声がまた好きなんだ。
Mr.seaside
風をきって進むオルタナ!轟音のギター、ぶちこむベースで力を込めて頭を振りながらソーダフロートみたいな中性的な声で歌われるタバコの話。素敵。「声が受け付けないww」とせせら笑う陽キャどもにはクリープハイプの社会の窓でも聴かせておけ!
初めて聴いたとき、ART-SCHOOLから麻薬と媚薬と自傷気味の女の子を抜いた感じの音楽に感じたんだけど、影響受けているのだろうか。なんかさわやかなんだけれどズキズキ重い感じ。
唯一気がかりなのは群馬出身のバンドなのにバンド名がMr.Seasideとはいったいどういうことだ!説明してくれ!
LEODRAT
2019年、HAIR MONEY KIDS主催の秋フェス、yamasemiフェスで見て、この曲がかっこよすぎて即CD買っちゃった。
「BUMPはTHE LIVING DEADで終わったから。」
とか往年の邦ロックファン気取るおまいらに聴かせたい。それがLEODRAT(レオドラット)。
ギラギラしていたあの頃を思い出せよ!!バンドかっけー!!って振り上げたコブシにイヤフォン引っかかって吹っ飛んだあの時のMDプレイヤーの事を思い出せよはやく!!!出来ないならおまえがALREADY DEADだと言わざるを得ない!なんか横文字多っ!
新しいアルバムの「riding the wind 」って曲もマジかっこいいから聴いてみて。
まとめ
はぁ、はぁ…
息つく暇もなくお勧めの好きな若手バンドたちをお勧めしたけどどうでしたでしょうか。
あぁ、言っちゃったな…秘密の若手バンドたち…ずっと胸に秘めておきたかったのに。。
これでどのバンドも明日にはZeppを埋めちゃうよ…
「いや!全バンドすでに超有名だから!全部知ってた。見て損したわ。」
って唇を尖らせる邦ロック通つぶら女子のみなさんは連絡ください…。下北でスープカレーでも食べながらそのドクターマーチンのスニーカーで僕を踏みにじってくれてもいい…。いや、むしろお願いします。
しかし、なんか書いていくと無意識に、あのバンドに似てる、とか、あのバンドの影響受けてる、とか書いちゃいがちなことに気づく。
昔苦手だった音楽通のあいつみたいになってないかな…。
まぁブログの記事にする場合、文章だけで伝える力が必要なのでそれでも書くんだけれど。
昔はもっと、「ここのギターの感じがグワってしてていい!」「歌詞がヤバい!」とか、感覚的な事を語彙力皆無でも熱く語れてたんだ。
それがだんだん、うまく理論武装しなければ自身の考えを表明できなくなっていく。
もしかしたら僕らは、大人になればなるほどに、臆病になっていくのかもしれない…。
ここに書いたバンドもそうだけど、おれが好きな音楽って結局は、
「なんかようわからんけどグッとくる。好き。」
なんだよな。
理論武装なしに、感性で好きになれる存在。
それこそが音楽なんだ。
そういう感覚を忘れずにいるためにも、
好きなものを好きでいるためにも、
おれはこれからも厨二ロックを愛し続けるのだと思う!!
なんかよぅわからんけど、そういう事なんだと思う!!!
そんなところです。
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