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【恐妻家虐げられ夫の幸福論】「犬とリーダーシップ」から考える、夫婦の力関係と心理的安定の話

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ぼっちシンガー
ぼっちシンガー

ナマステ!ぼっちシンガーです。
路上ライブで世界一周の旅などを経験し、現在は東京で音楽活動中。
旅と音楽、香港人妻氏との日常などを語るブログだよ!

「ウチの犬、俺の言うこと全然聞かんのよな~」

「いや、それお前がナメられてるだけやで」

犬を飼ったことがある人なら、一度は聞いたことがあるであろうこの会話。

そう、犬は「誰がボスか?」をめちゃくちゃ気にする生き物だ。

厳しいしつけを受けて主従関係がしっかりしているほど、犬自身も安心感を持って生活できる、という話もあるというではないか。

ここで、ふとおれは考えた。

「これ、夫婦関係も一緒じゃね?」

このブログでもたびたび紹介してきたが、おれのパートナー、香港人妻氏ようちゃんは圧倒的にボスだ。

おれが指示された家事を終わらせていなかった時、意見が食い違ったときなどはこぶしで黙らせる。

ダメ旦那を罵り、調教し、罵倒してお尻を叩き、力で言うことを聞かせる。

みんなは言う。そんな力関係で絶対服従を強いられて、君は幸せなのか?と。

答えはYES。この関係性、実はめちゃくちゃ居心地がいいのだ。

今回は、犬の行動心理学を参考にしながら、「恐妻家夫がなぜか幸せになってしまう理由」を全力で解説する。

犬は「誰がリーダーか」を見極める生き物

まず、犬はリーダーシップを求める生き物だ。

世界的なドッグトレーナー、シーザー・ミランはこう語る。

「犬はルールが曖昧だと不安になる。リーダーが明確であることが、犬の精神的安定に繋がる」

Cesar Millan, Cesar’s Way

つまり、犬は「従うべき相手が誰なのか?」を本能的に探り、リーダーを明確にしたがる生き物であるということ。

力のある頼れるリーダーの存在があることで、安心して暮らすことが出来るということなのだ。

今回提唱したいのは、これがそのまま人間の夫婦感の関係性にも当てはまるのではないか、という仮説である。

一般的に夫婦関係は「対等な関係」が理想とされているとは思うのだが、実際にはリーダーシップがはっきりしている方が楽な場面が多い。

真理学者Barry Schwartz氏の著書「The Paradox of Choice」でも、「選択肢が多いと人はストレスを感じる」と紹介されている。

例えば、こんなやりとりがあったとしよう。

👩「今日どこ行く?」

👨「えっ…えっと…(どうしよう、選択肢が多すぎる)」

👩「夫君が決めてよ~」

👨「う~ん…(自分の意見がないようで、俺が純粋に行きたいところに決めたら不機嫌になるし、かと言って妻の行きたいところも決めてくれないし、いつもいつも決めてってプレッシャーなんだよ…)」

こんな風に、数多くの選択肢があったとしても、選択する自由には常に「選択する責任」が付きまとう。

明確な力関係のない夫婦関係であれば、お互いの意見を尊重しようと考えすぎるがあまり、その責任をプレッシャーに感じてしまうシーンも少なくないのではないだろうか?

これが、絶対的な力関係のある夫婦であればどうだろう?

👩「おい、週末はJOJO展行くぞ。」

👨「は、はい!」

これで済む。何この快適さ。

おれJoJo全然知らないけど、とかそういう個人的な意見はフルスイングでこの世の果てまで投げ捨てて、おれたちはただ妻氏の命令に従ってさえいればいいのだ。

「対等な関係」の落とし穴

もちろん、対等な夫婦関係が悪いわけじゃない。

意思決定を行う上で、対等な関係のまま意見をすり合わせて上手に結論を導き出せる人たちにとっては、それが最良であるといえるだろう。

しかし、優柔不断で決断力がなく、かつ時間をかけて決断した答えにも後になって後悔を垂れるような陰湿体質で自己肯定感皆無な夫の場合、何が起きるか?

👩「晩ご飯どうする?」
👨「うーん、おうちで自炊もいいですけど焼肉も食べたい気が、でも節約もしないといけないし…」
👩「じゃあ私も焼肉食べたいから外食しようか!」
👨「うん、でも焼肉は高いから節約しないといけないのに・・・」
👩「じゃ家でなんか作る?」
👨「え~でもせっかくのお休みですから外食もしたい気が…」

結果、微妙な空気が流れ、一時間は平行線をたどった挙句、決められない夫に業を煮やした妻の鬱憤が大爆発することになる。

一方、恐妻家の世界ではこうなる。

👩「おい、今日はカレー。」
👨「はい!カレーにします!」
👩「はよ作れ」

即決!!気持ちいい!!なんと気楽な事だろう!!

何も考えずに、妻氏の指示通りに家事をこなしてさえいればよいのだ!!

自我なんていらない!家事ロボット万歳!!ストレスフリーな社会は自身の機械化から!!

これぞ幸福論なのだ(涙)!!

結論:「恐妻こそが夫の幸福を生む」

ここで、「恐妻家の夫がなぜか幸せになれる理由」を整理してみる。

意思決定のストレスがない
明確なルールがある
リーダーが頼れる存在

実際、アメリカの心理学者ジョン・ゴットマン博士は「夫婦関係は役割分担がはっきりしている方が長続きしやすい」と述べている(Gottman, The Seven Principles for Making Marriage Work)。

要は、「夫婦の力関係がはっきりしている方が、夫は無駄なストレスを感じなくて済む」ってこと。

そう、おれはもう悟ってしまったのだ。幸福の境地を。

人間も、適度に上下関係があった方が安心する生き物なのだ。

特に、決定回避のパラドックスに弱い男たちは、迷うより「妻という最強リーダーに従うことで、余計な悩みを払しょくする!」ことで、己の幸せをつかめるってわけである。

犬が飼い主を信頼して安心するように、おれも妻氏を信じている。だから、しばかれようが怒られようが、心は平和なのだ。

しかしここまで説明しても、優しい読者の皆様はおれのことを気遣ってくれるかもしれない。

「犬はリーダーがいると安心するってのは理解できたけど、ぼっちは人間だぞ!」
「犬同然の扱いを受けて、お前はそれでいいの?」


何度でも言おう。いいのだ。むしろ最高なのだワン

「恐妻家=ボスのいる幸せ」の法則、ぜひ皆さんも一度、考えてみてほしい。



そんなところです。




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