【うどん過激派】香川県民が四国の地図を作りかえるとこうなるって話


なんがでっきょんな。ぼっちシンガーです。
香川県発、路上ライブで世界一周の旅を終え、現在は東京で音楽活動中。
旅や音楽、香港人妻氏との日常について語るブログだよ!
なんでこんなにちっちゃいんや!!!!!
幼少期から地図帳を眺めるたび、いつもそのあまりにも不公平に引かれた県境に憤怒していた。
なぜ我らが愛する地元・香川県の面積はこんなに小さいのかっ!!!
高知の4分の1の大きさって明らかにおかしいやろ!!きれいに四等分せぇや!!
誰やねんこの県境引いたやつ!絶対お前にだけはお誕生日会でケーキカットさせたらんからな!まずお前なんて絶対呼んだらん!絶対招待してやらんからな!!!きぃぃぃぃぃ!!!!
そんなで、実際はお誕生日会なんて開いたことも誘われたこともなければ、一人で地図帳を眺めるだけの幼少期だったことにはひとまず目をつぶりながら!!号泣
この記事では、そんな鬱屈した青春時代からうどん過激派思想に染まった男が主張する、
香川県の真の県境を記した「新四国地図」について、演説していきたいと思うっっ!!!!
もくじ
過激派うどん県民が主張する「香川県」の真の国境とは?

香川県。そこは我が地元にして、いりこダシ香る麗しの都。
「唯一うどん神」をたたえ「この世に麺類はうどんだけ」を世界に発信する讃岐うどん原理主義国家である。
「え?香川?どこ?小さすぎて見えへん!」
「は?麵と言えば徳島ラーメンだろ?」
などと抜かす、まだこの世界の秩序を知らぬぴっぴ(坊や)たちのために、
まずは我らが香川県の、うどんだけにとどまらない華々しい国家概要を説明しておこう。
まずはその驚異の経済力について。
その国の経済規模を表す世界的指標である県民一人当たりのGDU(Gross Domestic Udon国民総うどん消費量)において、
香川県はなんと全国平均の2倍以上の金額で全国一位!(参照:うどん県統計情報コーナー)(参照:うどん県統計情報コーナー)!
さらに、都市成熟度を測るうえで有効な指標とされる「県民10万人当たりのうどん屋出店軒数」においても、10万人あたり50店舗という驚異の数字で、全国一位!
このデータが示す通り、香川県が四国、いや世界を代表する経済大国メガシティであることに、もはや疑いの余地はないだろう。


これを実現するのは、教育水準の高さから。
香川県では初等教育から讃岐うどん第一主義を徹底して学び、金毘羅うどん学校の厳しい受験戦争を乗り越え、
朝踏みうどんの通過儀礼を乗り越えたもののみが、真のうどん県民として認められるのだ。
この独自の教育システムこそが、我々の文化と経済力を支える原動力というわけである。
経済面だけでなく、暮らしの面でも香川県には語りつくせないほどのたくさんの魅力が溢れている。
例えば、人民の生活の基盤となる重要な要素、「うどん屋への交通アクセスの良さ」もさることながら、
蛇口から出るいりこ出汁など各種インフラ設備も充実、
そして休日はうどん屋巡りにうどんがモチーフのサッカーチームの応援にと娯楽も豊富で、
「うどん好きに聞いた!住みたい県ランキング」でも10年連続一位を獲得する圧倒的人気を誇る県なのである!!

まさに名実ともに四国の覇権国家と言ってもいい、わがうどん県ではあるが、唯一の欠点がひとつ。
それは、日本一小さい県面積!!!
そう、香川県はなぜか、めちゃくちゃ領土が狭いのだ!!
くっ…!!!こんなにも素晴らしい県だというのに、なぜ…!!!

いや・・・でもまてよ・・・??おいおいまじかよ・・・!??
なんかよくよく地図を眺めていると、本来香川県であるべき土地が、
愛媛、高知、徳島の隣県に不当に支配されているように感じられる地域があるな…!!??
くっ!!!これはやつらの陰謀だ!!県境の歪曲だ!!
愛媛、高知、徳島の身勝手な口実での実効支配を許すなっっ!!!!!
うどん神の名のもとに、ここに我々香川県の真の国境を描き、不当支配に苦しむ人民を開放しするのでありますっ!!!!!
主張①四国中央市ってもう香川県じゃね??

四国中央市、通称しこちゅー。
朝になると一面に霧が立ちこめて、ファンタジーの世界のような美しさで人気の「霧の森」や、
春になったら桜が一気に咲き乱れて壮観な景色となる景勝地「三島公園」、
そして紙の街として古くから栄えてきた三島・川之江エリアの工場風景が有名な、
その名の通り四国の中央に位置する海沿いの工業都市である。
現在、この四国中央市という街は国際社会からは「愛媛県である」と定義されているようなのだが…
説明するまでもなく、四国の中央とはすなわち四国を代表する県・香川のことであり、
その名を冠する街とはそれすなわち、香川県である!
という揺るがぬ真理から、この街は香川県の固有の領土であるという事実が最新の研究で判明しつつあるのだ!
しかし愛媛県側は
「いやいやww四国の覇権は愛媛やろwww人口も面積も下のくせに出しゃばんなカスwww」
などの不可解な主張をふりかざしては実効支配を強めており、緊迫した情勢が続いている。
この四国の覇権をめぐる二国間対立の動向は世界中からも注視されており、他県からも
「極小地方都市同士の醜い争いワロタww」
などと心配の声が寄せられるほどである。

Google社に対して愛媛当局が圧力をかけているものとみられる。
この領土問題の概要を把握するためにも、まずは今一度、四国中央市を地理的に見てみよう。
なんということだ!山に阻まれて、愛媛本体とは完全に分断されているではないか!
実際、四国中央市から松山までの距離が90キロなのに対して、香川県高松市までは70キロ。
交通網も香川とがっつり直結してて、買い物行くにも遊びに行くにも、自然と高松向くやないか!
しかもだ、歴史的に見てもこのエリアは昔から「讃岐文化圏」の影響を受けまくっている。
しこちゅー人民たちはいにしえの時代から、伊吹島から漂ういりこダシ香る空気を吸い、観音寺まで讃岐うどんを食べに通い、金毘羅参りをして育ってきたわけである。
伝統の製紙産業の力強さも、讃岐うどんと精通しているからこそ生まれた文化であるしな。
うどんも紙も、地道な手間暇を惜しまぬ職人気質から生まれたものだし、どっちも白いという点まで一緒である!
国連人権団体が行った調査によると、四国中央市に住む住人の実に98%もの人々が、
「これまでにうどんを食べたことがある」と回答したとされているし、
これ、実質ほぼすべての四国中央市民が香川県への編入を求めているといっても過言ではないってことや!
こんなにも讃岐文化圏に属した生活を送る彼らを愛媛県民と呼ぶのは、あまりにも無理があるんちゃうやろか!??

そもそも「四国中央市」っていう名前も、中立みたいなポジションでどことなく言わされてる感があるではないか!
本音では「香川県寄りです」って言いたい親香川派しこちゅー人民の反発を恐れた愛媛県側による、悪質な印象操作が感じ取れるよね・・・
これもうすでに、「四国中央市は香川県です」って愛媛当局も暗に認めてることに他ならんやろ!?
結論。今の四国中央市の状況は、みかん当局による明らかに不当な実効支配や。
本来なら、うどん県民としてうどん文化を謳歌してるはずの同志たちが、みかんによる弾圧に無理やり取り込まれて、苦しんどるんや・・・。
くっ……!!許せるかそんなもん!!!!愛媛よ!四国中央市をうどん県に解放せよ!!
うどん神の名のもとに、今こそ四国の中心でうどん県を叫ぶのであるっ!!!
主張②今こそ早明浦ダムを解放せよ!

何かにつけて「嫌なら水を止めるぞ」と交渉カードに早明浦ダムを政治利用する高知県の圧政に、屈してはならない。
四国の水資源を守るため、そしてうどん県民の命とアイデンティティを守るために!
我々は今こそ立ち上がらなければならない!
そう、今日ここに宣言する――早明浦ダムは香川県のものだ!!
讃岐うどんを愛し、讃岐うどんに命を懸ける我々が、ついにこの問題に立ち向かう時が来た!!
香川県民の生命線とも言える「うどん」を茹でるために必要不可欠な水。
その水が、高知当局の民間人の命を人質にした恐怖政治によって、脅かされ続けている!
そんな歴史を振り返れば、高知からの早明浦ダム奪還がいかに重要であるかを痛感せずにはいられない!
思い起こせば、平成6年の香川大干ばつ。
高知側が実施した人道無視な早明浦ダム取水制限の影響で、香川県内では大規模な水不足が発生したのだ!
生活用水の確保もままならない中、人々は干上がった土器川の泥水をすすりながら節水し、
わずかに残された水道水でうどんを茹で続けたのである…!
「命に代えても釜湯を止めるな!」
当時の先人たちの、民族のプライドを守る闘争がなければ、こんにちの我々の暮らしはなかっただろう。

次は我々世代の番だ!いまこそ讃岐うどんの文化を未来に繋げるために、
我々の悲願である早明浦ダムの解放を成し遂げるのである!!
まず最初に、なにも我々は何の根拠もなく早明浦ダムの領有権を主張しているわけではない、ということを説明しておきたい!
早明浦ダムの公式発表にもある通り、香川県は高知県のおよそ6倍の水を早明浦ダムより利用している。
この数字が示すように、高知県は早明浦ダムのほかにも豊かな水資源に恵まれた大国であり、
香川県は必死にその水を必要としているという不公平で不条理な現実が見て取れる。
心理学者フリッツハイダーの唱えた「帰属主義」を軸にこの現状を考えれば、
早明浦ダムが香川県に帰属すべき水源であるということは誰の目にも明らかではないだろうか!?
むしろその高知が不当にダムの領有権を主張し、香川県民を困難に追い込むことは、重大な国際人道法違反であると言えよう!
さぁ、手に入れるのだ!我々の手で自由を!
ダムの貯水量をそわそわしながら毎朝チェックする必要のない、安心して暮らせるうどん県の夏を!!
今こそ土讃戦に勝利し、香川県民の悲願である早明浦ダムの奪還を、
ついでに、最高峰の味と品質の土佐あかうしとぶんたんの産地で有名な清流の街、土佐郡と長岡郡の一部香川併合を!!
これは、うどん県民の悲願を果たす聖戦なのであるっ!!!

主張③吉野川を県境にした方が自然だと思う。
ここまでは、愛媛県、高知県への徹底抗戦の構えで新四国地図を提言してきた我々であるが、
こと徳島県の皆様におかれましては、あくまで平和的に、お互いWIN-WINの関係で領土問題を解決していきたいと思っている。
四国地図を見てて、いつも不可解な県境やな~って思てたんよ。
現在の香川県と徳島の県境は、よくわからん山の中。
これでは、どこからが香川で、どこからが徳島なのかわかりづらいよね。
しかし、その南方を見てみると…
あるある!あるやん!めっちゃ良いボーダーラインが!!!

それがこの、吉野川流域!
ドイツとフランス、タイとラオス、そしてセネガルとモーリタニア…
世界中の有名な国々を見渡してみても、国境っていうもんはだいたい川で区切られとるもんなんよ。
その方が目に見える明確な形で県境を管理できるわけやし、徳島平野が広がる吉野川沿いを県境にすれば見晴らしもよく、そば派スパイや密入国者の摘発もしやすそうだしね!
そこで、徳島の皆さんへの提案だ。
徳島の和平のため、そして四国の輝く未来のために!吉野川北域は香川県ってことでいかがだろうか?
徳島平野――いや、ここはもう「香川・徳島平野」と呼ばせてもらおう!
香川・徳島平野の平和的分割統治について、ぜひ前向きに検討していただきたいのである!!
だって、徳島側からしても、川を挟んで街を管理するのって、正味しんどくないっすか?
ほら正直、吉野川北域の鳴門市側と、南域の徳島市側って、徳島の勢力を二分するライバル的な感じないっすか?
もともと吉野川北域というのは、四国の文化と自然遺産がぎゅうぎゅうに詰まった、世界に誇れるエリアなんよ。
大歩危・小歩危渓谷、祖谷のかずら橋、米津玄師が歌った美術館、鳴門の渦潮……
上げ出したらキリがない観光名所に、世界の大塚製薬や阿波踊り、明石海峡大橋で関西と直結しとる地政学的要所でもあるよね。
そんな輝かしい地域が、南の徳島市と吉野川をはさんで勢力争いしとる姿を見ると…四国民として、ほんま心が痛むんや。

そこで、先ほどの吉野川北域香川編入案や!
川に沿って本来あるべき形で県境を設けることこそ、不毛な勢力争いから皆様を解放する唯一の方法やと思わんか?
吉野川北域に暮らす皆様にとっても、メリットのめちゃくちゃ大きな話なんやで!
晴れて名誉香川県民となったあかつきには、お金を払うだけで讃岐うどん食べ放題!
これからは兵庫大阪だけじゃなく、瀬戸大橋で大都会岡山にも遊びに行けるで!!
冷ぶっかけに徳島産すだちの噴射や、ポカリスウェットの摂取、香川本土では禁止されているうどん以外の麺類の販売(徳島ラーメンなど)も特例的に認めよう!(年一回程度なら)
カマタマーレ讃岐と徳島ヴォルティスの「讃岐ダービー」も出来るわけやし、
サッカーも観光も盛り上がり、地域全体の経済効果も爆増間違いなしや!!

そもそもの話、たぶんやけど、これ県境最初に引いたやつ、かなりの老眼やったんちゃうかな~。
本当は吉野川沿いに県境を引きたかったのに、よー見えんから大体この辺にひいといたろって適当に引いた県境がズレまくってて、香川寄りに食い込んでしもたんちゃうやろか。
ほんでおれらも悪かった。
「いやいや県境ズレまくってるで!」ってその場で指摘すればよかったんやけれど、
おれらも廃藩置県後の処理で忙しかったからさ、吉野川北域を徳島さんに押し付ける格好になってしもてたわ。
そのせいで、徳島に川を挟んでの不毛な勢力争いまで展開させてしまって…
徳島さん、ほんまごめんね。いままで吉野川北域を預かってくれてて、どうもありがとう。
そう、今高らかに宣言しよう!吉野川北域は香川県!!
ついに念願の”香川返還”の時が来たっちゅうことや!
徳島さん、あとはこっちでまかせてくれ!今こそ手を取り合って、四国全体をもっと輝かせようや!
吉野川北域のみんな!おかえり!これからうどん県民として、明るい未来を作ろうで!!!
過激派うどんは夢を見る【さぬきの夢】

ふぅ…!!作ったった。既成事実をしっかり作ったったで!
ほら、竹島も尖閣諸島も外国に言われるがままにしてたら気づけば盗られかけてるし、結局こういうのは言うたもん勝ちやからな(社会的ジレンマ)
すべてはうどん国の未来永劫繁栄のため。そして我々が四国の覇権を得るための使命なのだよ…!!
そんなで、
「必死に何か主張しててワロタww全てにおいて愛媛の方が上だろwww」
「また水止められてーのかww」
「ざれごとはJ2に上がってきてから言えやwww」
などの四国全県からの緊急合同批判声明を受けつつも、もりうどんのあなご天のごとき凛とした姿勢で主張を貫き通したおれ氏。
全方位を敵に回して宣戦布告したつもりが、結局隣県の見どころをPRしただけになってしまっていることにも気づかず、
過激派うどん県民の夢物語は続くのであった。
そんなところです。
Tweets by gamoyou
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