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原曲がバンドなJリーグチームのチャントを調べてみる話【サッカーとロックは似ていると思う】

2023年1月27日

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ぼっちシンガー
ぼっちシンガー

あなたのハートに1ミリアシスト!ぼっちシンガーです。
路上ライブで世界一周の旅などを経験し、現在は東京で音楽活動中。
好きな事を鼻息荒く語るだけのブログだよ!

一回、チャントをちゃんと勉強せな、あかんなぁ…






近頃冷え込む日が多いですが、皆様いかがおすごしでしょうか?

いやぁ最近、チャント(※)を考えているのだ。

実は現在、おれ押しの地元のJリーグチーム「カマタマーレ讃岐」のサポーター団体の方たちが、2023年のチャントを一般公募してて、

「自分の考えたチャントが試合で実際に歌われるなんて、夢みたいやんけっ!!!」

とテンション上がって、いろいろと妄想を繰り広げている今日この頃なわけである。

どんな歌詞にするか?リズムはどうするか?などなどいろいろ考えているのだが、

一番悩ましいのは、原曲を何にするか?ってところなんよな~。

※チャントとは、サッカーの応援でサポーターたちが歌う応援歌の事である。

ロックンロールとフットボールは似た者同士だと思う

そんなことを考えながら、冒頭の氷河期を経て、Youtubeでいろんなチームのチャントを見たりして勉強してたんだけれど。

おれ、あることに気付いた。

サッカーのチャントって、ロックバンドの曲が原曲の場合が多い。

そう、フットボールとロックンロールはどこか相性がいい!ということに!

その理由は、ロックもサッカーも反骨精神を伴っているところではなかろうか?

どちらもイギリスの労働階級の若者から支持されて世界に広がった歴史があり、

日々の鬱屈した感情を発散し、自分たちの存在の証明方法として用いられてきた部分がある。

経済危機でズタボロのアルゼンチンがW杯を優勝し、貧困と差別にあえいでいたアイルランド系移民がセルティックを作ってスコットランドで確固たる地位を築き、

経済的に後れを取っていた韓国が「サッカーだけは日本に負けるな!」と日韓戦で圧巻の強さを見せていたように(今となっては立場が逆転してしまったが)!

サッカーとはサポーターにとってただのスポーツではなく、民族や個人のアイデンティティそのものなのだ!

日本国内でも(最近はだいぶ変わってきたが)野球の影の存在として、反骨精神を伴ってサッカーが存在していた背景がある。

浦和などの主要都市都近郊のクラブのサポーターがアツいのは、「サッカーでだけは東京には負けたくない!これがおれ達の街!」っていう対抗意識が強い事がひとつ要因なんじゃなかろうか?

職場で学校で、アイデンティティを見つけられず陰キャと化したおれ達が最後にすがったロックンロールと、通ずる部分があると思うのはこういう部分な気がしている。

そうか、おれがロックが好きでサッカーも愛しているのは、必然だったんだ…!!

オアシスのリアム兄弟やミスチル桜井などサッカー好きアーティストも多いし、きっとそういう事だよ…!!

うぉぉやべぇこれは世紀の発見だ!すぐに次の学会で発表しなければっ!


バンド音楽が原曲のJリーグチームのチャントを紹介する。

そんなで、自分の好きな分野に無理やり結び付けては、根拠不明のなんとなーくな感覚でモノを言う系ブロガーのおれ。

今日も読者の皆様から

「それってあなたの感想ですよね?」

「なんかそういうデータあるんすか?」

などの応援メッセージを受け取りながら、ロックとサッカーの潜在的結びつきについて鼻息荒く語ってみた。

それではここからは、Jリーグ各チームの試合を見ている時によく耳にするチャントの中から、

実際にロックバンドの音楽が原曲で使われているものついて、紹介していこう!

各Jリーグチーム / ブルーハーツ・ハイロウズが人気過ぎる件

まずJリーグチームのチャントを聴いてて感じた事はこれ!

甲本ヒロト、人気過ぎぃぃぃぃ!!!

横浜Fマリノスベガルタ仙台川崎フロンターレ、そしてヒロトの出身であるファジアーノ岡山などなどなど…

Jリーグの半数近いチームが、甲本ヒロト・真島昌利のバンドであるブルーハーツやハイロウズ、クロマニョンズの曲を原曲にしていた!

特に松本山雅は3曲も、甲本ヒロトバンド原曲のチャントがあるようだ。サポーター内に絶対大ファンおるやろ!

ブルーハーツやハイロウズの曲は、シンプルで馴染みの良いメロディ、飛び跳ねたくなる軽快なリズムが特徴のロックンロールだ。

みんなどっかでいいた事ある名曲ばかりだし、確かにチャントで使うには最適なのかも!!

名古屋グランパス / OASISの「don’t look back in anger」

オアシスいいっすよね~オアシス!

バンドの核となるリアム兄弟がマンCの大ファンという事もあり、イギリスでは「フットボールソング=オアシス」みたいになってるらしい。

日本でも名古屋グランパスがアンセムとして歌っているんだそう。

名曲中の名曲「Don’t look back in anger」、一度スタジアムで聴いてみたいな。鳥肌止まんなそう。

京都サンガFC / BRAHMANの「BED SPACE REQUIEM」

選曲シブすぎっ!!

アンダーグラウンドハードコアの大御所、ブラフマンのギターメロをチャントに採用しているのは、京都サンガFC

いや、このチャントかっこいいわー!!

みんな知ってる曲でキャッチーにするのも大事だけど、POPに媚びない感じも痺れるよね。

特に真ん中でヘドバンしてる狂信的サポーターのお兄さん!あんた絶対ブラフマン好きだろ!

試合の主役をかっさらうかっこよさ。本当の闘いは客席で起きている!最高にロックンロール!

川崎フロンターレ / SHISHAMOの「明日も」

地元のバンドがクラブのテーマソングになって、チャントにもなったパターン!

メンバーが川崎の高校出身・その軽音楽部で結成されたガールズバンド、 SHISHAMOだ。

世間的にはキュートでPOPなイメージが強いかもしれないが、Vo.宮崎 朝子がThe ピーズ(※)好き、人間不信エピソード多数で、曲を聴き込んでいくとめちゃくちゃひねくれたロックンロールやってて、個人的に好きなんだよなー。

キャッチーでテーマソング的な立ち位置の曲だと、みんなで歌えるから楽しそうだよね。

ししゃもの他の曲、「恋する」とか「バンドマン」とかもチャントに合いそうだな。

※The ピーズ…赤羽で酒飲んで路上でくたばってるダメダメだけど、愛すべきおじさんバンド

追記…川崎フロンターレにはGREEN DAYのチャントもあるそうだ。パンクスじゃん!気になるやん!



浦和レッズ / Grupa JNAの「U mislima mojim」

逆にキャッチーさの欠片も無い選曲しているのが浦和レッズ

浦和が攻めに転じている時なんかに良く歌われる聞きなれたあのチャント「仕掛けろ浦和」なんだけれど…

いや、全然知らんわ!

セルビアのゴリゴリのパンクバンドらしい。Youtubeの再生数見ても、セルビアでもマイナーな部類のようだ。こりゃ相当なパンク好きがおるな…浦和サポのなかに…

ただ、アナーキーでアングラ、狂信的なほどのサッカー愛が伝わってくるバンドで、めっちゃ浦和レッズっぽくて好き。

横浜Fマリノス / GOING STEDYの「BABYBABY」

ブルハやハイロウズがチャントで人気なら、ゴイステも使われてないのかな?

などと思って調べてみたら!あった!横浜Fマリノス!!

やべぇぇぇ!!!この一体感、めっちゃかっこええな。これは是非日産スタジアムで聴きたいチャント。

やっぱ青春パンクは、思い切り叫び歌うチャントに最適な気がするね。

ガイナーレ鳥取 / andymoriの「MONEY MONEY MONEY」

選手個人チャントだけど、andymori好きとしては見逃せなかった、個人的に激熱のヤツ。

andymoriいいわー!小山田壮平のメロディは極上の耳馴染みの良さだからな。

どの曲も一発で覚えられるからチャントにするには最適かもしれん!

「Follow me 」や「すごい速さ」や「シンガー」などなど、メロディアスで合唱しやすそうな有名曲はたくさんある中で、「MONEY MONEY MONEY」を選曲する嗅覚…!

鳥取サポさん、やるな…!

(ちなみに小山選手は2022年夏よりMIOびわこ滋賀に移籍したそうです)

まとめ

このほか松本山雅FCがミッシェルの「リボルバジャンキース」を使ってたり、我らがカマタマーレ讃岐は昔イナズマ戦隊の「手を打ち鳴らせ」を使ってたりで、調べると多数出てくるバンド原曲のチャント!

海外だと、やっぱBeatlesが超有名どころ、オアシスやラテン系バンドが良く採用されてる印象。

日本語ロックだと、やっぱ青春パンクやストレートなロックンロールが、大声で歌うにはちょうどいいな。

うむうむ、イメージ膨らんできたで…

早速チャント作りに取り掛かってみようと思います!!

また完成したらブログでも紹介しようと思うので、みんなうどんすすって待っててねっ!!


そんなところです。

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